目次
1. マッコリの原料とは?どぶろくとの違いも解説

さっそくマッコリの原料について見てみよう。日本のどぶろくとの違いも交えて解説する。
マッコリの主な原料は米・いも・とうもろこしなど
マッコリの原料には米や麦、豆や小麦粉などが使用されるが、中でもメインとなるのは米である。そのほか、さつまいもやじゃがいも、とうもろこしといった穀物を原料に使うこともある。
どぶろくの原料は?
日本で親しまれているにごり酒「どぶろく」はマッコリに非常によく似た見た目をしている。こちらは原則として米のみを原料に作られる。この点でマッコリとどぶろくはやや異なっていることが分かる。
マッコリもどぶろくも醸造酒という点では同じ
原料こそ若干の違いはあるが、マッコリもどぶろくもいわゆる「醸造酒」である。醸造酒とは、原料を酵母でアルコール発酵させて作る酒のことである。
2. 米が原料のマッコリはカロリーが高い?

せっかくなのでマッコリのカロリーや味わいなどもお伝えしておこう。とくにマッコリは米などを原料としていることから、カロリーが気になる方も多いだろう。
マッコリのカロリー
マッコリのカロリーはグラス1杯(180ml)程度で84kcalである。マッコリの原料で増減するが、同量の日本酒は185kcalなのでそれよりもかなり低い。カロリーを抑えたい方にも嬉しいお酒だ。
マッコリの味わい
旨みや甘み、ほどよい酸味が特徴である。乳酸菌が多く含まれていることから、ヨーグルトのような風味ですっきりと飲みやすい。
マッコリのアルコール度数
マッコリのアルコール度数は6〜8度ほどだ。ビールよりもやや高めだが、焼酎などと比べるとかなり低い。なおどぶろくのアルコール度数は15度ほどなので、およそ倍といったところだ。
マッコリと生マッコリの違いは?
日本酒と同様にマッコリにも「生」が存在する。マッコリと生マッコリで原料は変わらないが、酵母の働きを止めずに出荷されたものが生マッコリで、より強く炭酸や酸味を感じられる。
3. マッコリのおすすめの飲み方は?

マッコリの飲み方に決まりはないが、どうせ飲むなら美味しく楽しみたいところだ。おすすめの飲み方も紹介しておこう。
飲食店で飲むときは「やかん」や「壺」が多い
マッコリを飲食店などで飲むときは、やかんや壺を使うことが多い。これは、かつて韓国でマッコリを販売する際「やかん1杯」など、単位にやかんが使われていたことに起因するといわれている。壺などから柄杓で掬って飲むときは、原料の成分が底に沈んでいるためよく混ぜてから飲むのが基本だ。
ご家庭でのおすすめの飲み方は?
市販のマッコリを購入して飲むときも、原料の成分が沈殿していることが多いため味わいが均等になるよう、やさしく混ぜてから飲むことをおすすめする。ストレートで飲んでも美味しいが、ロックや炭酸割りなどでも原料の風味は残りつつすっきり楽しめる。
4. マッコリのおすすめの銘柄2選!原料の違いも紹介

マッコリのおすすめ銘柄を紹介しよう。韓国で愛されるマッコリは日本でも広く親しまれている。スーパーや酒店などで購入できるので、日本酒好きな方はぜひ、原料や味わいが似ているマッコリにも挑戦してはいかがだろうか。
眞露株式会社「JINROマッコリ」
日本で広く親しまれているマッコリだ。スーパーなどでもリーズナブルな価格で販売されているので入手しやすい。米を主原料とし、小麦麹を加えて製造されている。甘みと酸味のバランスがよく、アルコール度数は6度と控えめなのですっきり楽しめる。
おすすめ商品
商品名:JINRO マッコリ [ 1000ml×5本 ]
株式会社オファード「きぬさら」
絹のようなのどごしと、すっきりした酸味が楽しめる日本のマッコリだ。原料に国産米が使われており、いわば日本の杜氏が仕込んだ「日本酒のようなマッコリ」といえるだろう。和食にもよく合う味わいが特徴だ。
おすすめ商品
商品名:日本のまっこり きぬさら 500ml (4本入)
結論
マッコリは米やいも、とうもろこしなどを原料に作られる韓国が本場のお酒だ。甘みと酸味の絶妙なバランスが特徴である。日本酒よりもアルコール度数が低く、カロリーも抑えられることから女性にも人気だ。いつもと違ったお酒を楽しみたい人は購入してみてはいかがだろうか。