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日本酒の賞味期限について徹底解説!保存方法や使い道もチェック

日本酒の賞味期限について徹底解説!保存方法や使い道もチェック

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

2020年11月29日

日本酒は自分で買って飲むという人は消費が早いだろうが、中には贈答品などで日本酒をもらったもののなかなか飲む機会がなく、しばらく置きっぱなしという人もいるのではないだろうか。そこで気になるのが賞味期限である。本記事では日本酒には賞味期限があるのかということや、飲む以外の日本酒の活用法、また日本酒の正しい保存方法などについて、じっくりと解説していこう。

  
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1. 未開封の日本酒の賞味期限

まず、未開封の日本酒の賞味期限について解説していこう。しかしその前に、日本酒自体に賞味期限というものが設定されているのかということも、知っておかなければいけないポイントである。ここではそのあたりの基礎知識も含め、じっくりと解説する。

日本酒に賞味期限はある?

はじめに、日本酒には賞味期限があるのかという疑問だが、実は日本酒には賞味期限はない、が正解である。というのも、アルコール度数が10度以上の食品には賞味期限の表示義務がないからである。アルコールが持つ殺菌作用により、急速な品質劣化は起こりにくいと考えられているのだ。しかし日本酒には賞味期限の記載はないものの、製造年月の記載は義務づけられている。この製造年月の記載こそ、日本酒が美味しく飲める期間、つまり「飲み頃」を示すものなのである。本記事ではこの飲み頃を賞味期限と置き換え、解説していく。

未開封の日本酒の賞味期限とは

未開封の日本酒の場合、賞味期限は製造年月より約1年間とされている。ただしこれは貯蔵前と瓶詰め前に火入れという工程が行われた日本酒に限られており、火入れが行われない生酒になると賞味期限は製造年月より約9ヵ月となることも覚えておきたい。なお、5年から10年を超えるほど長く熟成させた古酒も存在するが、自宅で品質劣化もなくそれだけ長期保存することは、非常に難しいこととされている。なるべく美味しく飲める期間内に飲むようにしたい。

2. 開封後の日本酒の賞味期限

次に開封後の日本酒の賞味期限について解説していこう。開封後の場合は未開封の場合に比べて賞味期限が短く、品質劣化や味落ちも起きやすいので、保存には注意が必要だ。

開封後の日本酒の賞味期限とは

開封後の日本酒は、1週間から2週間以内が美味しく飲める目安とされている。すぐに飲み切れない場合は、常にキャップや瓶の口部分を清潔な状態に保ち、涼しい室内や冷蔵庫で保存すれば品質劣化は起こりにくいと考えられる。また、生酒の場合は冷蔵庫での保存が必須だ。開封後に少しずつ始まる日本酒の熟成による味の変化を楽しむのも通のスタイルといえるが、なるべくなら開封後は賞味期限以内に早く飲み切ってしまおう。

3. 賞味期限切れの日本酒の使い道

いくら賞味期限に気をつけて日本酒を保存していても、どうしても飲み切れなくなって捨ててしまったという経験がある人もいるのではないだろうか。日本酒の賞味期限が切れたとしても飲めなくなるわけではないが、品質劣化が起こった日本酒は美味しく飲むことはできない。そこで、そんなときに覚えておきたい賞味期限切れの日本酒の飲む以外の活用法を紹介しよう。

賞味期限切れの日本酒は料理酒に使おう

煮物や鍋料理をはじめ、さまざまな料理で活用されている料理酒だが、その料理酒に日本酒を使えば料理のグレードがグッと上がる。市販の料理酒では味わえないコクやまろやかさが際立つので、賞味期限切れの日本酒の使い道に悩んだ場合に、ぜひおすすめしたい活用法だ。しかしあまりに日本酒のにおいがよくなかったり、白い濁りが目立つ場合は、料理酒としても使うことはおすすめできない。使う前に日本酒の状態はしっかり確認しておこう。

4. 日本酒の賞味期限を延ばす保存方法

最後に、日本酒の賞味期限をできるだけ延ばすための保存のテクニックについて解説しよう。日本酒はどこで保存していても賞味期限以内であれば美味しく飲めるというわけではない。適切な保存方法を守っていることを前提に、美味しく飲める賞味期限があるということは忘れてはいけないポイントだ。

日本酒の保存で守りたいポイント

日本酒の保存において、まず守りたいポイントは、必ず光を避けて保存するということだ。直射日光はもちろんのこと、室内の蛍光灯などの光も含め、紫外線は日本酒にとって天敵であるとされている。紫外線を浴び続けることで「瓶香」と呼ばれる劣化臭が起こる原因となるので、十分に注意しよう。次に、保存する場所の温度も重要だ。季節によって温度変化が著しい場所で保存することは、品質劣化の大きな原因となる。屋外はもちろんのことだが、風通しが悪く湿気の多い場所や流し台の下などでの保存も避け、なるべくなら20度前後の冷暗所で保存するようにしたい。

保存方法のひと工夫

前述したポイントを守って保存できていれば、長くよい状態で日本酒の品質を保つことができるといえるが、ここにもうひと手間加えてみよう。室内で保存する場合、日本酒をすべての光から避けることは至難の業だが、日本酒を新聞紙で包んでおくことで、光を遮断することができる。また、冷蔵庫で保存する場合は、開け閉めが多くない野菜室で保存すれば、温度変化の影響を受けにくいのでおすすめだ。

結論

本記事では日本酒の賞味期限についてや活用法、保存方法など、さまざまなことを解説した。今後はただ日本酒を飲むだけでなく、蔵元が提唱する美味しく飲める期間があることを意識しながら飲んでみよう。また賞味期限が切れたとしても飲む以外での活用法を考え、日本酒を無駄にすることなく最後まで味わってもらいたい。
  

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