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アペリティフをもっと気軽に楽しもう!フランス発の楽しい習慣とは

アペリティフをもっと気軽に楽しもう!フランス発の楽しい習慣とは

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

監修者:管理栄養士 水島知美

2020年11月30日

アペリティフというと、本格的なフランス料理の前菜として出てくるイメージはないだろうか。しかしアペリティフという言葉には、カジュアルな側面がある。仕事後、夕食前までの時間にオフモードに切り替えて夕食を楽しむ、リラックスの習慣という面だ。お酒を飲むだけではない、食とコミュニケーションとリラックスの素敵な関係性を紹介しよう。

  
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1. アペリティフとは?言葉の意味など基本的な特徴についてご紹介

フランスなど、ヨーロッパ各地に似た習慣のある「アペリティフ」。まずはアペリティフの基本的な情報を紹介しよう。

アペリティフとは

アペリティフはフランス語で書くとAperitf。食前酒を意味する言葉だが、最近ではコース料理の前菜のような堅苦しいものではなく、カジュアルな雰囲気で気軽に楽しむ、夕食前のちょこっと飲みのようなものだ。19世紀フランスが発祥で、当時から会食の出席者の緊張をほぐすために使われてきたといわれている。現代では食前の飲み物と食前の軽いおつまみを指すようだ。

アペリティフの効能

アペリティフはレストランのコース料理などで供されることが多いが、その理由としては少量のお酒で胃を刺激し、食欲を増進させるためである。家でも同じ習慣を行えば、仲間と飲む際や家飲みの際にも楽しく飲めるだろう。本場・フランスなどヨーロッパ諸国では残業などせず、仕事終わりにわいわいと楽しみ、夕食に備えてリラックスモードに入るのが通例のようである。

アペリティフの日

アペリティフの日は毎年6月の第1木曜日で、なんとフランス政府が国内外に広めている習慣である。日本でも「アペしよ?」のキャッチコピーとともに普及が進められている。気軽に飲む習慣であるアペリティフをぜひ実践してみよう。

2. アペリティフにはどんな種類がある?それぞれの特徴を解説

アペリティフについて概要が把握できただろうか。ではアペリティフの種類や分類について紹介しよう。

アペリティフとアペタイザー

アペタイザーという言葉をご存知だろうか。アペタイザーは食前酒であるアペリティフと一緒に楽しむおつまみのことだ。実はオードブルやアンティパストと呼ばれるものも同じものを指している。伝統的なフランス料理ではオードブル、イタリア語ではアンティパスト、そしてカジュアルな場であればアペタイザー、略してアペと呼ぶ。

アペリティフとアペリティーヴォ

アペリティーヴォはイタリアでのアペリティフの習慣を意味する。およそ同じものを指し、イタリアでの仕事終わりの立ち飲みを意味する。最近では夕食までとってしまうこともあるようで、ミラノなどでは「アペリチェーナ」といってアペリティーボと夕食を意味するチェーナをくっつけた造語まで作られているようだ。コミュニケーションもとれるアペリティーヴォは、食べるだけに止まらない楽しみなのである。

3. アペリティフに合うおつまみは?

では、次にアペリティフと相性のいいおつまみのレシピを紹介しよう。基本的に塗るだけ、切るだけ、のせるだけ、混ぜるだけと簡単なものが多いので、ぜひ作ってみよう。

プチトマトのミニサラダ

まずはひと手間で作ることのできる、ミニサラダだ。サントリーホールディングス株式会社がアペリティフ用に公開しているレシピを紹介する。

材料
ミニトマト 8個
ポテトサラダ 適量
セルフィーユ(ハーブ) 適量

作り方
1.ミニトマトを半分に切る。
2.ポテトサラダを1のトマトの上にこんもりと盛りつけ、その上にセルフィーユなど好みでハーブを飾れば完成だ。

白ぶどうとカッテージチーズでつくるタルティーヌ

タルティーヌとはオープンサンドのこと。簡単に作ることのできるタルティーヌは、手軽なアペリティフにぴったりだ。こちらのレシピは株式会社プレジデント社の公表するものを引用した。

材料 
パン・ド・カンパーニュ 2枚
白ぶどう 2粒
レモンの薄切り 1枚
カッテージチーズ 40g
ディル 適量
オリーブオイル 大さじ1
粗塩 適量

作り方
1.薄切りにしたパン2枚はさらに半分に切って、軽く焼く。
2.白ぶどうは4等分、レモンは8等分する。
3.パンにカッテージチーズを塗り、白ぶどうとレモンを2切れずつのせる。
4.ディルやオリーブオイル、粗塩をかければ完成。

海老とアボカドのズッキーニロール

ズッキーニで巻くだけの簡単で華やかなアペリティフ用おつまみだ。ここではエノテカ株式会社が紹介するレシピを引用する。

材料
ズッキーニ 縦に切った1/3本
アボカド 完熟したもの1つ
茹でえび(なければツナ缶・カニ缶でも) 50g
レモン汁小さじ1・塩小さじ1/4・黒胡椒少々を混ぜたドレッシング

作り方
1.ズッキーニをピーラーで薄く削ぐ。
2.皮を剥き種をとったアボカドをフォークの背などで潰し、刻んだ茹でえびとドレッシングを入れて混ぜる。
3.ズッキーニで2を巻く。

4. アペリティフをより楽しむためのおすすめのお酒

では、アペリティフのおつまみができたところでどのようなお酒を合わせるのがよいだろうか。やはり食欲を刺激するという観点で考えると、ほろ苦いカクテルやさっぱりとして爽やかな白ワインなどがいいだろう。最後にアペリティフにおすすめのお酒3種類を紹介しよう。

ドメーヌ ル ルー ブルー「ヴォル ド ニュイ ロゼ 2016」

南仏・プロヴァンス地方で生産されたロゼがこちらの商品だ。一度絞った果汁の、澱の部分を1〜2週間かけて沈澱させてから発酵させることで、美しい色合いのロゼになるのである。甘みが少なく酸味とバランスが取れた味わいで、価格も1本2100円程度とお手頃だ。

キール・ブルトン

キールというカクテルはよくアペリティフに飲まれるカクテルだ。こちらは白ワインとクレーム・ド・カシスというリキュールのカクテルである。キールも美味しいのだが、少しアレンジしたレシピも紹介しよう。白ワインをシードルに変えたキール・ブルトンである。レシピは株式会社トゥエンティーワン コミュニティの公表するものを紹介する。

作り方
冷やしておいた白ワイン用のグラスに、クレーム・ド・カシスをグラスの1/5、冷やしたシードルを4/5注ぎ、最後に軽く混ぜて完成。

アペロール モーニ

最後に、イタリア版アペリティフ・アペリティーヴォで好まれるカクテルを紹介しよう。アペリティーヴォにぴったりのほろ苦カクテルレシピである。アペロールとはアペリティーヴォで飲まれる、カンパリのようなリキュールのこと。レシピは株式会社 主婦と生活社で紹介されていたものを引用した。

作り方
アペロール(リキュール)40ml、100%果汁グレープフルーツジュース40ml、ソーダ40mlを氷とともにグラスに入れ、軽くかき混ぜて完成。

結論

アペリティフとは、カクテルとともに軽食をつまむおしゃれな習慣を指す。仕事終わり、夕食前、そんな時間帯に少しだけ飲むお酒の美味しさは格別である。飲み過ぎず、外でも家でも誰かとコミュニケーションを取りながら仕事モードから家モードに変えるのだ。ゆったりとしたヨーロッパの夕暮れの風を、アペリティフとともに感じてみてほしい。
  

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