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ビンタンビールを徹底解説!インドネシアを代表するビールを味わおう

ビンタンビールを徹底解説!インドネシアを代表するビールを味わおう

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2020年12月13日

ビンタンビールとは、インドネシアが原産のビールのブランドである。本場インドネシアではもちろんのこと、日本でも広く好まれているビールなので、目にしたことがあるという人も多いだろう。本記事ではビンタンビールについての基本的な知識のほか、種類別の特徴や現地価格、日本で買えるビンタンビールの種類など、ビンタンビールについて詳しく解説をする。

  

1. ビンタンビールはインドネシアのビール!

はじめに、ビンタンビールとは一体どのようなビールなのか、日本のビールと何か違いはあるのかという点などについて解説をする。実際にビンタンビールを飲む前に、基本的な部分は押さえておこう。

ビンタンビールとは

ビンタンビールは、インドネシアでナンバーワンのシェアを誇るビールのブランドである。バリ島をはじめ、インドネシアのほとんどのホテルやレストランでもビンタンビールを見かけるだろう。ビンタンビールの「ビンタン」は、インドネシア語で「星」を意味しており、大きく描かれた赤い星のラベルが印象的だ。意外なことに、インドネシアでのビンタンビールの消費量のほとんどは観光客、もしくはインドネシア在住の外国人によるものだという。インドネシア人は、常日頃から飲酒をする習慣があまりないということが理由である。こちらも豆知識として覚えておこう。

日本のビールとの違いはある?

ビンタンビールと日本のビールの違いだが、実際にはほとんど違いはないといえる。一般的に日本で流通量の多いビールは下面発酵という発酵方法を用いた「ラガービール」であり、上面発酵で作られるドイツビールやベルギービールなどを代表とする「エールビール」の種類は少なく、近年人気は高まっているものの、エールビールの市場はあまり大きくないといえる。ビンタンビールも同じく下面発酵で作られるラガービールなので、日本人の口にも合いやすいのである。あまり冷やさず香りや味わいをゆっくり楽しむエールビールに対して、キリッと冷やしてさわやかな香りとのどごしを楽しむのがラガービールだ。熱帯性気候のインドネシアは年中気温が高いので、夏場の日本のビールの楽しみ方と同じく、ビールにはのどごしを重視しているのである。

2. ビンタンビールは美味しい?種類別の味やアルコール度数

ビンタンビールは日本人の口にも合うと前述したが、実際に美味しく飲めるのかということについて解説する。また、ビンタンビールにはさまざまな種類があるので、種類別の味わいについても触れていこう。

ビンタンビールは美味しい?

ビンタンビールはラガービールの種類の中の、ピルスナーという種類に分けられるビールだ。ビール党の人はピルスナーと聞いてピンとくる人もいるだろうが、実は日本で販売している大手メーカーのビールも、ほとんどがこのピルスナーという種類である。つまりビンタンビールの香りや苦みのバランス、クセのない後味とすっきりとした飲み口は、日本人にとって馴染み深い味わいなので、違和感なく美味しく楽しめるのだ。

さまざまな種類のビンタンビール

通常のビンタンビールのほかに、ビンタンビール・ラドラーという種類もあるので紹介しよう。ビンタンビール・ラドラーはレモン、オレンジなどのフルーツフレーバーが加わった種類で、フルーティーな味わいからチューハイ感覚で楽しめるビンタンビールだ。通常のビンタンビールのアルコール度数は4.8度だが、これらのアルコール度数は低く、2度まで抑えられている。お酒が苦手な人でも飲みやすい種類である。また、ノンアルコールタイプも販売されており、種類が豊富である。

3. ビンタンビールの現地価格

ここではビンタンビールの現地価格について解説する。日本でビンタンビールを購入する際の価格は、330mlのボトルの場合で平均して1本300円前後となっており、国産のビールに比べて高いことが特徴だ。では、現地インドネシアでビンタンビールを購入する際の価格はどれくらいなのだろうか。違いを確認しよう。

ビンタンビールの現地価格とは

現地のスーパーマーケットなどでビンタンビールを購入する場合、価格は平均して620mlのボトルで270円、330mlのボトルで150円あたりとなっている。しかしホテルやレストランになると、店によってビンタンビールの価格に差があることを覚えておこう。ツアーガイドをはじめ、慣れた人ならレストランに入ったときにメニューで620mlのボトルの価格を確認し、そこから利益率をすぐ計算できるそうだ。観光客向けのレストランや、高級ホテルになると2倍から3倍増しの価格設定になることも珍しくないので、現地でビンタンビールを楽しむ際は、この点をしっかり頭に入れておきたい。

4. 日本で買えるビンタンビール

最後に、日本でも買えるビンタンビールの種類を紹介しよう。現地で飲まれているすべての種類のビンタンビールが簡単に購入可能というわけではないが、通販をはじめ、簡単に手に入る種類もある。

自宅でビンタンビールを味わおう

日本で買えるビンタンビールの種類は、通常のビンタンビールの330mlのボトルの種類と、330mlの缶の種類の二つがある。いずれもケース売りが一般的ではあるが、ボトルの場合はバラ売りに対応していることもある。前述したビンタンビール・ラドラーなど、ほかの種類は流通が少なく、稀に取引はあるものの、大手通販サイトでの取引はほとんどないことを覚えておこう。

結論

ビンタンビールという名前は聞いたことがあっても、一体どのようなビールなのか知らなかったという人も少なくないはずだ。実はビンタンビールは日本人の口にも合う、すっきりとしたのどごしが楽しめるビールなのである。普段ビールを好んで飲む人は、ビンタンビールにもトライしてみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2020年12月13日

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