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【今日の晩酌】オレンジワイン×梅酒仕込みのスペアリブをペアリング

【今日の晩酌】オレンジワイン×梅酒仕込みのスペアリブをペアリング

投稿者:ソムリエ 吉川大智(よしかわ だいち)

鉛筆アイコン 2020年12月13日

近年世界中でトレンドになっているオレンジワインを紹介する。今回のオレンジワインは、ニュージーランド産。白ワインらしいスッキリした飲み心地と、赤ワインらしい程よい渋みを合わせ持つバランスのとれたオレンジワインだ。ペアリングには梅酒で仕込んだスペアリブ。梅酒本来の果実味と、醤油とはちみつの芳醇な甘みがオレンジワインと絶妙にマッチしている。

  

1. ニュージーランドのオレンジワイン「スーパーナチュラル スプークライト」

【セレクトワイン】
  • 商品名:スーパーナチュラル スプークライト
  • 原産国:ニュージーランド
  • 生産地区:ホークスベイ
  • 容量:750ML
  • 生産年:2019
  • ぶどう品種:ピノ・グリ
  • タイプ:オレンジワイン
  • 味わい:フルーティな辛口

スーパーナチュラル スプークライトとは?

スーパーナチュラル スプークライトは南半球にあるニュージーランドの北島、ホークスベイで育ったピノ・グリというぶどう品種を使っている。ニュージーランドでオーガニック認証を受けていて、野生酵母を使用して天然発酵させているのが特徴だ。スキンコンタクトを長めにとることによって、果皮の色素がうつり、美しいオレンジ色に仕上がっている。
冷やした状態で飲むと、アプリコットやグレープフルーツのようなさわやかな飲み心地で、紅茶のようなお茶っ葉のフレーバーを感じる。次第に時間が経ってくると柑橘類の果皮のような独特の苦味がやってくる。前菜から主菜まで幅広く対応できそうな汎用性のあるオレンジワインだ。

2. フードペアリングは「梅酒仕込みのスペアリブ」

今回はスーパーナチュラル スプークライトに合わせて、梅酒で仕込んだスペアリブをペアリングした。

【梅酒仕込みのスペアリブ】(2人前 調理時間:40分)

材料

  • 骨付きスペアリブ500g
  • 梅酒150ml
  • 醤油50ml
  • はちみつ適量
  • 塩胡椒適量

作り方

  • 大きめのジップロックに両面塩胡椒したスペアリブを入れ、梅酒、はちみつ、醤油を混ぜた液を流し込み、1時間ほど漬け込む。
  • フライパンに油を引き、スペアリブを焼く。(焼き目をしっかりとつける)
  • スペアリブを鍋にうつし、ジップロックに入った梅酒とはちみつ、醤油を混ぜた液を入れ、圧力鍋で20分ほど弱火で煮込む。
  • 火を止めて10分ほどホールディング(放置)させる。
  • 食べるタイミングでもう一度弱火で温める。

ポイント

梅酒とはちみつを使うことで、スペアリブが柔らかくなり、豚肉の臭みも消してくれる。パイナップルジュースやコーラの酵素を使うレシピもあるが、今回は梅酒の果実味とワインを合わせたかったので梅酒を使った。煮込み続けるのではなく、一度火を止めて温度を下げることによって肉に味が染み込みやすくなる。

3. オレンジワインとのペアリング

スペアリブは醤油と梅酒がベースになっているので、和風の仕上がりになっている。オレンジワインと和食の相性はとても良く、お互いに強すぎない主張で個性をつぶさないやさしさがある。お肉も柔らかく仕上がっていて食感も良い。オレンジワインはきんきんに冷やした状態よりは少し温度を落ち着かせて8度〜10度前後でいただくのがおすすめだ。

結論

今回セレクトしたオレンジワインも、ペアリングの面では汎用性の高い味わいに仕上がっているので、幅広い食事とマッチできそうだ。今回は「スーパーナチュラル スプークライトをスペアリブ」と合わせたが、手巻き寿司や唐揚げ、アジフライなどとの相性も良いだろう。「オレンジワイン×日本の家庭料理」とのペアリングをいろいろと試してみるのも良いかも知れない。
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  • 更新日:

    2020年12月13日

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