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タイガービールとはどんなビール?シンガポールの定番を味わおう

タイガービールとはどんなビール?シンガポールの定番を味わおう

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

鉛筆アイコン 2020年12月20日

ビールには数多くの種類があり、日頃から国産ブランドだけでなく海外のブランドのビールもよく目にするだろう。中でもシンガポールのビール、タイガービールという銘柄をご存じだろうか。普段はあまり聞き馴染みのないビールかもしれないが、タイガービールはアジアを中心に世界中で流通するビールである。本記事では、タイガービールの味わいや歴史、購入方法や、工場見学についてなど、タイガービールについて一挙紹介する。

  

1. タイガービールってどんな味?

タイガービールという名前を知っていても、実際にどのような味わいなのか、またタイガービールの持つ歴史などについては、あまり知る人は多くないだろう。ここでは、タイガービールについての基本的なことを解説する。飲む前にしっかり押さえておいてほしい。

タイガービールの味わいや度数

アジア圏で造られるビールは、味が薄くあまり美味しくないというイメージを持つ人もいるかもしれないが、このタイガービールの味わいは、ホップの苦みや後味のキレ、すっきりとしたのどごしのバランスがとれたものとなっており、日本のビールファンでも違和感なく美味しく楽しめるだろう。アルコール度数は5度と、日本で流通するビールと変わらないことも特徴だ。キメ細かい泡が立つので、ぜひビールグラスに注いで楽しもう。

タイガービールのカロリー

日本で流通するビールのカロリーは、平均して100mlあたり40kcalから45kcalあたりである。では、タイガービールのカロリーは一体どれくらいなのかというと、実は日本のビールと変わらず、100mlあたり42kcalとなっている。

タイガービールの歴史

タイガービールの歴史は深く、1932年までさかのぼる。製造、販売元はアジア・パシフィック・ブリュワリーズ社で、オランダのハイネケン社とシンガポールのフレイザー・アンド・ニーヴ社の合弁企業としてスタートした。熱帯気候に合うさわやかな味わいのビールとして誕生したタイガービール。戦時中にシンガポールに駐留した連合国の軍人からも高い人気を誇っており、これを機に「兵士のビール」として知名度は世界に広がったという。数々の国際的な品評会で受賞実績を重ね、ビールの本場であるドイツ、イギリスのビール市場に参入したのは1981年のこと。その後は知名度、実績ともに一流のビールブランドとして広く知られるようになり、現在でも事業の拡大、醸造所の新設、世界各地でのイベントの開催など、精力的に活動している。

タイガービールの種類

タイガービールには、一般的に流通している種類のほかに、手に入りにくいレアな種類もある。タイガービールにレモネードなどを加えた「タイガー・ラドラー」はチューハイ感覚で楽しめるタイガービールで、シンガポールでは手軽に手に入るものの、日本での流通はない。また、マレーシアでしか手に入らないというタイガービールの限定品、「ホワイト・タイガー」なる種類もある。日本での入手は非常に困難ではあるが、タイガービールファンであれば一度は味わっておきたいビールである。

タイガービールはどの国で飲まれている?

タイガービールは、世界12ヵ国に30ヵ所もの醸造所を持ち、60ヵ国で流通する世界的に大手のビールブランドである。日本をはじめ、マレーシアやベトナム、タイや中国などアジア圏はもちろん、アメリカやイギリスでも親しまれているビールなのだ。

2. タイガービールは日本のスーパーで買える?

ここでは、タイガービールの日本での購入方法について解説していこう。また、タイガービールが主催の国内イベントについても紹介する。

タイガービールの購入方法

タイガービールは日本でも一般的に流通しているビールではあるが、どこのスーパーマーケットでも簡単に手に入るほど流通量の多いビールとはいえない。お酒の品揃えがよい場所や、酒屋であれば置いてある場合もあるが、時間をかけて探し回るのは骨の折れる作業なので、通販で購入することをおすすめしたい。日本で流通するタイガービールは瓶入りのものと缶入りのものがあり、それぞれ1本300円台で販売されている。多くの店舗が通販で販売しているので、確実にタイガービールを手に入れるなら、ぜひ通販を利用しよう。

タイガービールのイベントをチェック

タイガービールが主催となり、日本国内でイベントが開催されることもある。ポップアップバーとして期間限定でバーを貸し切って開催されるこちらのイベントでは、シンガポールをはじめアジアのご当地グルメに舌鼓を打ちながら、タイガービールを楽しめる。ゲストアーティストも多数来場するイベントなので、音楽を楽しみたいという人にもおすすめ。不定期開催だが、興味があったら足を運んでみてはいかがだろうか。イベントでも使用されるタイガービールの限定サーバーはなんと個人でも購入可能。プレミア商品のため入手困難ではあるが、ファンならぜひ手にしたいものである。

3. シンガポールのタイガービール工場は見学ができる

シンガポールにあるタイガービールの工場は、実は観光スポットとしても高い人気を誇っている。ビールファンなら誰もが楽しめること間違いなしなので、機会があったらぜひ大人の社会見学に出かけてみてはいかがだろうか。

工場見学では何ができる?

タイガービールの工場見学ツアーでは、タイガービールをはじめとするシンガポールブランドのビールの製造工程や、タイガービールの歴史が詰まったギャラリーなどを見学できる。ほかにも工場内に数多く用意された撮影スポットでの記念撮影や、美味しいビールの注ぎ方の講習など、まるでテーマパークのように楽しめることが魅力である。しかし何よりビールファンお待ちかねの時間は、工場見学ツアー終了後のビール試飲タイムだ。工場内に用意されたパブ、タイガータバーンでは、8種類ものビールを45分間好きなだけ飲み放題で楽しめるのである。ビールファンなら一度は参加してみたいツアーだ。

オリジナルグッズも買える

タイガービールの工場内に併設しているショップでは、タイガービールに関連したさまざまなオリジナルグッズを購入できる。タイガービールのロゴ入りTシャツなどのアパレル類をはじめ、キーホルダーやペンなどの小物類、オリジナルのUSBドライブまで購入できるので、種類の豊富さに驚くだろう。もちろん定番のビールジョッキやグラスも販売しているので、旅のお土産にもおすすめだ。ここでしか手に入らないレアなグッズもあるので、じっくりと時間をかけてショッピングを楽しもう。

結論

タイガービールとは、誕生した当時はシンガポールのローカルビールだったが、現在では世界中で愛される一流ビールになるまで成長したブランドである。ビールファンの人は、普段飲む銘柄はいくつか決まっているだろうが、ぜひこの機会にタイガービールも選択肢に加えてもらいたい。アジアを代表するタイガービールで、楽しく乾杯しよう。
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  • 更新日:

    2020年12月20日

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