1. ノンアルコールとは?運転はしても大丈夫?

まずはノンアルコール飲料の定義や、飲んで運転しても飲酒運転にならないのかなどについて紹介しよう。
ノンアルコール飲料とは
ノンアルコール飲料はその名の通り、お酒の味ではあるがアルコールが入っていない、もしくはかなり少ない飲料を指す。日本の法律では1%未満のアルコールを含む飲料をノンアルコール飲料と定義している。実はソフトドリンクなどの砂糖の入った飲料は少しだけ発酵しているため、厳密に言えばアルコールが入っている。ただ飲酒運転になるほどアルコール分がないため運転中に飲んでも大丈夫だとされているのである。
基本的には大丈夫?
近年のノンアルコール飲料は、メーカーがアルコール成分をほとんど除去している場合が多い。中には00.00%といった商品もある。そのため基本的にはノンアルコール飲料を飲んでも運転が可能だ。もし飲み会などに参加する際に、車を運転しなければならない人でも安心して飲むことができる。
ノンアルコール飲料で飲酒運転になる場合とは?
実はノンアルコール飲料の中でもアルコール成分が0.8%程度のものがある。ホッピーなどが代表的なもので、大量に飲むと飲酒運転とされるアルコール量を摂取する場合がある。もちろん少しならば法律違反にはならないのだが、大量に飲むことは控けたほうがよいだろう。
2. ノンアルコールは健康に良い?体への影響は?

ノンアルコール飲料はなんとなく体にいいイメージもあるが、実際はどうなのだろうか?ノンアルコールの健康志向について紹介しよう。
体にやさしいノンアルコールとは
近年ではノンアルコールビールにコラーゲンやそのほか体によい成分を添加した商品が発売されている。またカロリーを低くしたり、プリン体を少なくした商品も販売されている。このように、ノンアルコール飲料には飲んで体によい効果を見込めそうな成分を含有してある商品もあるので、必要に応じて選択してみるとよい。
ノンアルコール=アルコール分0...ではない!
先述したが、アルコール分が含まれているノンアルコール飲料もある。アルコールは大量に摂取すると二日酔いの原因になるだけでなく、肝臓に被害を及ぼす可能性もあるのだ。もちろんノンアルコール飲料は普通のお酒と比較してアルコール分がかなり抑えられているが、ゼロではないということを覚えておこう。
3. ノンアルコールにはどんな種類がある?

ノンアルコール飲料にはさまざまな種類があるが、ここではそのうち3つを紹介しよう。
ノンアルコールビール
最近ではコンビニエンスストアなどでもノンアルコールビールが販売されるようになった。これらのノンアルコールビールは、ビールからアルコール成分だけを取り除いたものやビール味に似せた飲料であることが多い。中にはきちんと麦芽を使い、ほぼビールと変わらない味わいのものもある。
ノンアルコールカクテル
ノンアルコールカクテルは近年イギリスを中心に世界でトレンドとなっている。近年ではノンアルコールのスピリッツやリキュールなども販売されている。またシャーリーテンプルなどの古典的なノンアルコールカクテルもレシピとして考案されているため、ノンアルコールのカクテルは1つのジャンルとして成立している。
ノンアルコールワイン
ワインからアルコール分だけを取り除いたノンアルコールワインや、ジュースなのにワインのような濃厚なぶどうの味わいが楽しめる飲料が販売されている。最近ではぶどうを使ったワインだけでなく、りんごを使ったシードルやそのほかのフルーツワインなども販売されている。
4. ノンアルコールのおすすめは?

最後に、ノンアルコール飲料のおすすめを3つ紹介する。ぜひ家でも飲んでみよう。
ノンアルコールカクテルのおすすめ
まずは家で簡単に作ることができるノンアルコールカクテルを紹介しよう。サラトガクーラーは有名かつすっきりと飲むことができるノンアルカクテルである。作り方は以下の通りだ。
材料
ライムジュース 20ml
シュガーシロップ 5ml
ジンジャーエール 100ml
カットライム 1切れ
作り方
ライムジュース、シュガーシロップ、ジンジャーエールの順に、氷の入ったロンググラスに入れ、軽くかき混ぜる。最後にライムを飾れば完成だ。
材料
ライムジュース 20ml
シュガーシロップ 5ml
ジンジャーエール 100ml
カットライム 1切れ
作り方
ライムジュース、シュガーシロップ、ジンジャーエールの順に、氷の入ったロンググラスに入れ、軽くかき混ぜる。最後にライムを飾れば完成だ。
ノンアルコールビールのおすすめ
ノンアルコールビールはメーカーの努力により、ほとんどビールと言っても過言ではないノンアルコールビールが作られている。その中でもキリンビール「零ICHI ゼロイチ」はかなりビールに近い味わいになっており、ビールが飲みたいがアルコールをあまり飲みたくない人にとくにおすすめだ。さらに麦芽やホップを利用し、人工甘味料などを使っていない。100mlあたりは9kcalなので、350ml缶だと1缶飲んでも31.5kcalとカロリーが抑えられているのも嬉しいポイントである。
ノンアルコールワインのおすすめ
ワインが飲みたいがアルコールがどうしても苦手な人には「ピュアポム」のノンアルコールスパークリングワインがおすすめだ。この商品はカルディなどでも取り扱いがあり、瓶に入れられてコルクで栓がしてある。またパッケージもおしゃれで、一見するとワインと何ら変わらない。味わいもぶどうジュースというよりはワインに近く、イベントなどで子どもと飲んでもよい味わいである。果汁100%なのも嬉しいポイントだ。大人も子供も楽しむことができるため、クリスマスや誕生日などに開けても楽しいだろう。
結論
ノンアルコール商品はとくに近年進歩が目覚ましいジャンルである。これはアルコールをあまり取りたくない人や、近年の健康志向ブームが影響していると考えられる。さらに技術の進歩でお酒と味の変わらない飲料が多く開発できるようになったことも人気の理由のひとつだ。いつも晩酌はお酒という人も、たまには休肝日の意味も込めてノンアルコール飲料を飲んでみるのもよいだろう。