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ビールの銘柄についてじっくり解説!おすすめの銘柄も多数紹介

ビールの銘柄についてじっくり解説!おすすめの銘柄も多数紹介

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

鉛筆アイコン 2021年1月17日

ビールとは、世界中で世代や性別を問わず愛飲されているお酒である。キリッと冷やしたビールののどごしを楽しむもよし、ワインのようにビール本来の風味をゆっくりと味わうもよし。さまざまな種類のビールを、好みのスタイルで楽しめることが魅力だ。本記事では日本国内はもちろん、世界中で数多く存在するビールの銘柄について詳しく解説していこう。

  

1. ビールの銘柄でシェア率が高いものは?

はじめに、数多く存在するビールの銘柄の中でも、とくにシェア率が高い銘柄について解説する。シェア率とはマーケットシェアともいわれ、市場占有率のことを指す言葉である。つまり、特定の市場全体でメーカーの商品がどれだけの売上を占めているのかという数値を表す指標である。では日本、世界それぞれのビール市場のシェア率を確認していこう。

日本のビールのシェア率について

2019年度のデータによると、日本のビールのシェア率は、日本を代表する大手ビールブランド、アサヒ、キリン、サントリー、サッポロ、以上の4社がほとんどを占めていることが特徴だ。とくにアサヒとキリンの間では熾烈なシェア争いが起こっており、長年1位を走るアサヒを、僅差でキリンが追うという形になっている。このシェア争いには業界も注目していたが、残念ながらビールの国内シェア率の公表は2019年以降は取りやめとされ、現在では経営指標を販売数量ベースから金額ベースへと切り替えを始めているメーカーも存在している。

世界のビールのシェア率について

2017年末に発表された最新データから世界のビールのシェア率を見ていくと、なんと上位3位までのメーカーだけで市場全体のシェア率の50%を占めていることが特徴だ。世界のビールのシェア率のトップを走るのはベルギーの「アンハイザー・ブッシュ・インベブ」で、自社の銘柄はもちろんだが、バドワイザーやコロナビールなどの有名銘柄も多く所有している。このように、積極的に多くの企業の合併買収を行うことで、トップを独走しているのだ。2位はオランダの「ハイネケン」。世界中で流通する同名銘柄はもちろん、ハイネケンもまた、企業の合併買収でシェアを拡大、グローバルな活動で世界のビール市場での知名度を高めている。3位には中国の「華潤雪花」がランクイン。中国最大のビールメーカーであり、代表銘柄である雪花ビールは日本ではなじみがないものの、中国では青島ビールとならんで人気の銘柄として知られている。

世界のシェア率から見る日本のビール

日本のビールは世界でも高い評価を受けているが、世界のビールのシェア率から見ると、日本のビールは世界でどれぐらいのシェアがあるのだろうか。実は日本のビールブランドからは、アサヒが7位、キリンが10位にランクインと大健闘であり、今後の展開に期待が持てる結果となっている。

2. ビールの海外・日本銘柄のおすすめは?特徴も合わせてご紹介

ここでは、おすすめしたいビールの銘柄を日本、海外の銘柄に分けて紹介する。ビール党の人であれば、決まって飲む銘柄があることは一般的だろうが、この機会に新たな味わいを見つけてみてはいかがだろうか。

日本のビールのおすすめ銘柄

アサヒ「アサヒスーパードライ」

アサヒスーパードライは、1987年の発売以降、日本のビールを代表する銘柄として多くのビールファンから愛されている。キレがありクリアな味わいと、シャープなのどごしはアサヒスーパードライならではのもの。ビールに爽快感を求める人にはぜひおすすめしたい。

キリン「キリン一番搾り」

キリン一番搾りは、麦本来の美味しさにこだわって造られている、キリンの看板銘柄だ。原料には厳選された素材だけを使用し、製法は最も麦の旨みを引き出す一番搾り製法を採用、コク深く上質な味わいのビールとなっている。

サッポロ「サッポロ生ビール黒ラベル」

サッポロ生ビール黒ラベルは、昔ながらのビールを感じさせる味わいが特徴の銘柄である。長く余韻を感じるコク深さがありながら後味はすっきりとしているので、飲み進めても飽きがこないビールといえるだろう。

海外のビールのおすすめ銘柄

「ハイネケン」

オランダで誕生したプレミアムビールであるハイネケンは、世界190ヵ国以上で流通する銘柄である。緑色の缶やボトルが特徴的で、日本でも目にする機会が多いのではないだろうか。バランスのよい風味とさわやかなのどごしは日本人の口にも合いやすく、海外のビールが初めてという人にもおすすめしたい。

「ラーデベルガー・ピルスナー」

ラーデベルガー・ピルスナーは、ドイツで最も古い歴史を持つピルスナービールの銘柄として知られている。グラスに注ぐと立ち上るホップの香り、そして口に含むとコク深い苦みが広がり、後味はキレがありさわやか。ドイツビールの中でも一度は飲んでおきたい銘柄である。

「ヒューガルデン・ホワイト」

ヒューガルデン・ホワイトは、ベルギーのヒューガルデン村で誕生したホワイトビールの銘柄である。非常に深い歴史を持ち、なんと1445年から製造されていたとされる由緒あるビールだ。コリアンダーシードやオレンジピール由来のスパイシーさや苦みがあることが特徴で、ビールがあまり得意でない人にとっても飲みやすい味わいが特徴である。

3. ビールでも身体によい・飲みやすい缶の銘柄は?

ビールはアルコール飲料のため、健康のためになるとは言い切れないものの、麦芽やホップを含め、健康効果が期待できるものが原料として使用されていることも事実である。現在は糖質、プリン体ゼロを謳う発泡酒や新ジャンルも多く販売されており、ダイエット効果にも期待が持たれているビール市場だが、実際に健康面にスポットを当てると、どのような銘柄がおすすめなのだろうか。

健康面で選ぶなら「IPA」がおすすめ

ビールの苦みが強いほど、麦芽やホップ由来の栄養素が豊富に含まれている証といえる。そこで、健康面でビールを選ぶなら、ぜひIPAをおすすめしたい。IPAとはインディア・ペールエールの略称であり、通常のペールエールに比べて麦芽とホップの使用量が多いことが特徴である。国産の銘柄だけでも数多くの種類が販売されているので、ここでいくつか紹介する。興味があれば味わってみよう。

キリン「グランドキリン・IPA」

グランドキリン・IPAは、キリンがクラフトビールのブランドとして展開している、グランドキリンが製造するIPAの銘柄だ。苦みがあまり強くなく、まろやかで飲みやすい。初めてのIPAにもおすすめだ。

エチゴビール「FLYING IPA」

FLYING IPAは、日本で初めて地ビールを販売したことでも有名な、エチゴビールが製造するIPAの銘柄だ。さわやかな柑橘系の香りと、パンチのきいた苦みが特徴である。

ヤッホーブルーイング「インドの青鬼」

インドの青鬼は、日本のクラフトビールメーカーを代表するヤッホーブルーイングが製造するIPAの銘柄だ。ヤッホーブルーイングといえばアメリカン・ペールエールの「よなよなエール」が有名だが、このインドの青鬼もIPAならではの芳醇な香りと力強い苦みのある味わいで、人気の銘柄である。

結論

ビールには日本国内だけでも多くの種類があるが、世界中で見れば非常に多くの銘柄が存在するのである。日頃飲み慣れたビールだけでなく、ぜひいろいろな銘柄のビールも味わってみてもらいたい。そこで細かく分かれたビールの種類を知ることで、また新たなビールの世界を楽しむことができるだろう。
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  • 更新日:

    2021年1月17日

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