目次
1. ノンアルコールのカクテルワインとは?

ノンアルコールカクテルワインとはどのようなものだろうか。ここではまずノンアルコールカクテルワインのプロフィールや定義、味わいについても紹介しよう。
ノンアルコールワインとは
ワインからアルコール成分を抜いた「ノンアルコールワイン」というものがさまざまなメーカーから発売されている。実はノンアルコールワインはもともとワインであることも多い。ワインからアルコールを取り出したり、ワインを発酵させる際にぶどうの果汁から糖分をある程度除去して発酵させることで、1%未満のアルコール分に抑えているのである。
ノンアルコールカクテルワインとは?
本来ノンアルコールカクテルとは、シロップやジュースなどで作られたものである。そこで一部の材料をノンアルコールワインなどにするとさらに本格的なお酒のような味になる。つまりノンアルコールカクテルワインは、ノンアルコールカクテルをさらにお酒っぽくした飲料といえるだろう。
ノンアルコールカクテルワインのカロリー
ノンアルコールワインのカロリーは、普通のワインのカロリーと比べて3分の1程度に抑えられていることが多い。そのためノンアルコールカクテルワインもその程度の低カロリーだと考えていいだろう。ただし甘さが控えめだからといって砂糖を入れてしまうとせっかくの低カロリーも台無しになるので注意しよう。
2. ノンアルコールのカクテルワインとぶどうジュースの違いは?

ノンアルコールカクテルワインは、一見するとぶどうジュースと変わらないが、実際の味わいはどうなのだろうか。
ぶどうジュースとは
ぶどうジュースとノンアルコールのカクテルワインは果汁を発酵させない点が違う。ぶどう果汁をメインにした飲料でアルコール分がほとんどないのが特徴といえるだろう。ぶどうジュースの中でも果汁を100%使用し、ワイン用のぶどうを使ったり、ワイナリーが手がけるものもある。特にその場合はぶどうジュースであったとしてもまるでノンアルコールワインのような味わいになることがある。またぶどうジュースを使ったノンアルコールカクテルもある。そのためそのまま飲むときにはノンアルコールカクテルワインとの違いはあるが、ノンアルコール飲料としても楽しめる。
ノンアルコールワインとは
ぶどうジュースに比べノンアルコールワインはアルコール分が若干含まれていることがある。これは普通のワインからアルコールを除去するために起こる現象だ。アルコールを除去する方法はいくつかあり、浸透膜を使う方法、減圧蒸留を使う方法などがある。また最近では香り成分を集めてもう一度戻すという作業もあるようだ。さらに低アルコールになるように発酵させる方法などもあり、どちらにせよぶどうジュースとは違って一度発酵させることでワインのような香りや味わいを作り出しているのである。ノンアルコールカクテルワインを作る際にも利用されることがある。
3. ノンアルコールのカクテルワインは自分でも作れる?

ノンアルコールカクテルワインは家でも作ることができる。そこでいくつかレシピを紹介しよう。
ノンアルコール・キール
キールとは、本来カシスリキュールの1種「クレーム・ド・カシス」と白ワインを混ぜたカクテルドリンク。そこでここではノンアルコールカクテルワインにアレンジしたレシピを紹介しよう。
材料
カシスシロップ 15ml
ノンアルコールスパークリングワイン 150ml
作り方
カシスシロップをノンアルコールスパークリングワインに加え混ぜる
材料
カシスシロップ 15ml
ノンアルコールスパークリングワイン 150ml
作り方
カシスシロップをノンアルコールスパークリングワインに加え混ぜる
ノンアルコール・ビアスプリッツァ
スプリッツァとは、白ワインを炭酸で割ったもの。それをノンアルコールカクテルワインとしてアレンジした。作り方は以下の通り。
材料
ノンアルコールスパークリングワイン 100g
ノンアルコールビール 75g
作り方
まずノンアルコールスパークリングワインをグラスに注ぎ、次にノンアルコールビールを注いで静かに混ぜる。飾りをつける場合はくし切りにしたレモンを1切れフチに飾る。
材料
ノンアルコールスパークリングワイン 100g
ノンアルコールビール 75g
作り方
まずノンアルコールスパークリングワインをグラスに注ぎ、次にノンアルコールビールを注いで静かに混ぜる。飾りをつける場合はくし切りにしたレモンを1切れフチに飾る。
ノンアルコール・サングリア
ワインアレンジとしても有名なサングリアも、ノンアルコールカクテルワインとしてアレンジ可能だ。こちらはぶどうジュースを使うレシピなので、家族で楽しんでもいいだろう。ただしはちみつが入っているので絶対に乳幼児に与えないこと。
材料
ぶどうジュース 200ml
はちみつ 小さじ1
スパイス類(クローブ・カルダモン・シナモン) 少々
ミックスベリー 80g
オレンジスライス 1枚
作り方
1 オレンジスライスを6等分する。
2 ぶどうジュース・はちみつ・スパイス類を同じグラスに入れ、混ぜて溶かす。
3 オレンジスライスとミックスベリーを2に入れて混ぜる。
材料
ぶどうジュース 200ml
はちみつ 小さじ1
スパイス類(クローブ・カルダモン・シナモン) 少々
ミックスベリー 80g
オレンジスライス 1枚
作り方
1 オレンジスライスを6等分する。
2 ぶどうジュース・はちみつ・スパイス類を同じグラスに入れ、混ぜて溶かす。
3 オレンジスライスとミックスベリーを2に入れて混ぜる。
4. ノンアルコールのカクテルワインのおすすめは

ノンアルコールカクテルワインには、いくつかおすすめがある。そこでコンビニで購入可能なものや粉末になったものなどを紹介しよう。
アサヒビール「ゼロカク シャルドネスパークリング」
アサヒビールの「ゼロカク」シリーズは、ノンアルコールのカクテルテイスト飲料のシリーズである。その中でもワインテイストの「シャルドネスパークリング」はノンアルコールカクテルワインといえるだろう。缶入りなので飲みやすく、また見た目もお酒、特にチューハイに似ているため飲み会などで飲んでいても違和感がない。
日東紅茶「ホワイトサングリア」
なんとこちらは粉末タイプのサングリアだ。好みの濃さまで水を入れ、粉末を溶かすだけで簡単にノンアルコールのサングリアが味わえてしまう。ノンアルコールカクテルワインの中でもかなり手軽に味わえるので、まずは手始めに家で、と考える人はぜひともこちらの商品を試してみよう。
日東紅茶「ノンアルコールサングリア」
ホワイトサングリアと同じく日東紅茶が販売する「ノンアルコールサングリア」は液体タイプである。そのためそのまま飲んでも、好きな濃さに薄めてもよい。ぶどう果汁が50%以上、鉄分やクエン酸入りと身体にも優しく、しかもフルーティで飲みやすい商品である。
結論
ノンアルコールカクテルワインは、ノンアルコールワインとは少し違う。また同じようなぶどうジュースともまた少し違うのである。ノンアルコールカクテルワインはかなり自由で、大人だけでなく子どもも楽しめそうな、完全アルコールフリーのレシピもある。家で作るのも簡単で、カクテルを作るよりも簡単に手に入る材料で作ることができるのも魅力といえそうだ。家飲みをするときでも、少し作って置いておくと休憩がてら飲めるのでいいかもしれない。