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そろそろ家庭用ワインセラーがほしい!特徴や選ぶ際のポイントを紹介

そろそろ家庭用ワインセラーがほしい!特徴や選ぶ際のポイントを紹介

投稿者:ワインエキスパート 白川茜(しらかわあかね)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2021年2月24日

夏と冬があり一年の温度変化が激しい日本において、ワインを適切に保管するにはワインセラーが必須である。ワインセラーというとショップやレストランで使うものと考えがちだが、近年では用途に合わせた家庭用の製品も増えてきた。家庭用のワインセラーにはどういった特徴があるのか、その種類やおすすめの製品を紹介する。

  

1. ワインセラーの家庭用はどんな特徴がある?

まずは家庭用として売り出されているワインセラーの特徴について見てみよう。

容量が小さくコンパクト

レストラン用のセラーだと100本用など大きなものが一般的だが、家庭用のワインセラーは6本用、12本用など収納可能本数が少ない。その分、家の中のスペースを取りすぎてしまう、重くて自分で動かせない、などのトラブルがないように設計された商品が多くなっている。

振動音が少ない

家庭用セラーとして売り出されているものは、寝室などにも問題なく置けるくらい振動音の少ない冷却方式のものが多い。その方式にはデメリットもあり後述するが、ワインの品質維持が主な目的の場合はこのスタイルのワインセラーが十分役目を果たしてくれるだろう。

2. ワインセラーの家庭用を選ぶ際のポイントは?

家庭用ワインセラーを選ぶ際には、まず自分の目的が何であるかを見極めることがとても重要だ。それに加えて居住地の気候や予算などと相談することになる。基本的なワインセラーのタイプによる違いと、選ぶ際に考えるべきポイントを見ていこう。

ワインセラーの冷却方式によるメリット・デメリット

家庭用ワインセラーで採用されている冷却方式は大きく分けて二つある。

・ペルチェ方式
安価で手に入り、振動が少なく静かであるという点がメリットの冷却方式だ。デメリットは加温ができないものが多いこと、冷却力が弱いこと、電気代が高くなりやすいことが挙げられる。

・コンプレッサー方式
冷蔵庫と同じ冷却方式ありで、冷却力が強くランニングコストが低いというメリットがある。中型以上のワインセラーであればほとんどがこの方式が採用されている。デメリットとしては冷蔵庫のような振動音があること、ペルチェ方式より価格が高いことが挙げられる。

ワインセラーを選ぶ際のポイント

二つの冷却方式の違いを念頭において、家庭用ワインセラーを選ぶ際のポイントを見ていこう。

・保管するワインの飲み頃
自分がワインセラーで保管するワインは日常的に飲むものか、長期熟成させたいのかで選ぶべきセラーは変わってくる。デイリーワインの短期的な品質維持が目的であれば、価格の手頃なペルチェ方式がおすすめだ。ワインを数年以上熟成させて味わいの変化をじっくり楽しみたい場合は、冷却機能に優れたコンプレッサー方式のもを選ぶ方がよい。

・居住環境や設置する場所
居住地が東北や北海道などの寒冷地だったり、夏の外出中に部屋の温度が急激に上がるような環境の場合は、コンプレッサー方式を選んだ方が安心だ。ペルチェ方式は加温機能がないもの、外気温から-15℃くらいの範囲でしか冷やせないものが多く、極端な環境ではワインを適切に保管できない。いつも誰かがいるリビングに置く、寝室に置きたいので静かさを求めるなどであればペルチェ方式に軍配が上がる。

・ランニングコスト
冷却方式のところでも説明したが、ペルチェ方式は本体価格は安いものの消費電力が大きい。長い目で見るとコンプレッサー方式のものの方がランニングコストは低く抑えられる。

3. ワインセラーの家庭用でおすすめの製品は?

最後に家庭用のワインセラーの中からおすすめを紹介する。

デバイスタイル ワインセラー CE-8W

ペルチェ方式を採用した、ワインが8本まで収納可能な日本メーカーのワインセラーだ(※)。コンパクトなサイズで重さも10kgほどと動かしやすく、温度は4~22℃まで広く調整が可能である。居住空間に溶け込むスタイリッシュなデザインで価格も2万円代と手頃なので、初めて家庭用ワインセラーを買う人におすすめしたい。
(※生産は中国)
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ルフィエール スリムライン C27SLD

コンプレッサー方式を採用した27本収納可能な家庭用ワインセラーだ。庫内が2段に分かれており、5~20℃の間でそれぞれ違う温度に設定できる。上段は白ワイン用で5℃に設定して下段は赤ワイン用で15度に設定、などワインに合わせた温度で保管でき便利だ。ワインはお店やネットでまとめ買いして配送してもらうという人にも十分な収納本数である。
おすすめ商品

結論

家庭用とはいえワインセラーは安い買い物ではなく、長く使うものだ。デザインや価格に目がいきがちだが、自分にとって何が重要なポイントかを抑えてから絞り込んでいくようにしよう。とくに年間の電気代や設置する環境など、目に見えにくいところにも注意して選んでほしい。
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  • 公開日:

    2021年2月21日

  • 更新日:

    2021年2月24日

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