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【ティオペペ】とはどんなお酒?おすすめの飲み方やカクテルも紹介

【ティオペペ】とはどんなお酒?おすすめの飲み方やカクテルも紹介

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2021年11月 1日

ティオペペというお酒を聞いたことがあるだろうか。近場のスーパーマーケットなどで並ぶほど流通量が多いお酒ではないため、日本での知名度はあまり高くはないが、実はスペインを代表するシェリー酒の銘柄として、世界中で高い人気を誇っている。本記事ではティオペペの基本的な特徴に加え、種類やおすすめの飲み方、またカクテルレシピまで、じっくりと解説していこう。

  

1. ティオぺぺとは?味わいや香りなどの基本的な特徴を解説

まず、ティオペペについての基本的な特徴から解説する。実際にティオペペを飲む前に、原材料についてや、味わいや香り、またアルコール度数などを知っておくことは、大切なポイントである。また、本項ではシェリー酒についても含め、解説していこう。

シェリー酒とはどんなお酒?

ティオペペとは、シェリー酒の銘柄である。シェリー酒とは、スペインのアンダルシア地方に位置する、ヘレス周辺で造られているお酒のことを指す。日本ではシェリー酒はお酒のカテゴリーのひとつとして考えられているが、実際のところはワインの一種であることを覚えておこう。

ティオペペの原材料

ティオペペをはじめ、シェリー酒の原材料にはワインと同じくブドウが使用される。シェリー酒造りによく使用されるブドウの品種は、パロミノやペドロ・ヒメネス、モスカテルなどが代表的だ。ティオペペは、原材料に全量パロミノを使用して造られている。このようにシェリー酒造りでは、さまざまな品種をブレンドせず、単一の品種で仕上げるのが一般的である。

ティオペペの味わいや香り

ティオペペの味わいや香りは、すっきりとした飲み口と、ナッツのような独特の香りが特徴だ。軽やかでドライな辛口タイプなので、食前酒としてはもちろん、食中酒としてもぴったりだ。色味は優雅な印象を与える淡い黄金色となっている。

ティオペペの度数

ティオペペのアルコール度数は、15度となっている。シェリー酒の中ではアルコール度数が低い銘柄なので、シェリー酒が初めてという人にもおすすめできる。

2. ティオぺぺにはどんな種類がある?

ティオペペを販売するメーカーはゴンザレス・ビアス社だ。シェリー酒の存在を世界中に広めた立役者的な存在ともいわれるメーカーであり、実際にティオペペはスペイン国民の約8割がその名前を知る、国民酒として扱われている。ティオペペ自体は、流通している種類は辛口タイプのみではあるが、ゴンザレス・ビアス社はほかにもさまざまなタイプのシェリー酒を販売している。その種類を確認していこう。

ゴンザレス・ビアス社のシェリー酒をチェック

ゴンザレス・ビアス社が販売するシェリー酒は、バリエーション豊かなラインナップとなっている。ティオペペと同じく辛口タイプには、バランスのとれた味わいが特徴の「エレガンテ」、スパイシーで骨太な味わいがある「アルフォンソ」、そして平均熟成期間が30年以上という重厚なコクと芳香が楽しめる「デル・デューク」がある。甘口タイプの「ソレラ1847」は、食後酒や就寝前の1杯にも最適のやさしい味わいだ。そして最後に、ゴンザレス・ビアス社のデザートシェリーの傑作、極甘口タイプの「ノエ」だ。こちらはデル・デュークと同じく、平均熟成期間が30年以上となっており、そのなめらかで上品な味わいは唯一無二の逸品である。

3. ティオぺぺのおすすめの飲み方は?

本項では、ティオペペのおすすめの飲み方に加え、相性のよい料理やおつまみについても解説していこう。まだティオペペを飲んだことがないという人は、ぜひ参考にしてほしい。

ティオペペのおすすめの飲み方

シェリー酒はワインの一種であることを前述したが、ティオペペもワイン同様、まずはストレートで飲んでみよう。2度から5度あたりまでキリッと冷やしてから飲むことをおすすめしたい。シンプルな割りもので楽しむのなら、ソーダ割りで飲むのもポピュラーだ。よりすっきりとした味わいでティオペペを楽しめる。

ティオペペに合う料理やおつまみ

ティオペペは、魚介料理と相性バツグンだ。牡蠣や海老、キャビアなどと合わせてみよう。また、パスタとの相性もよいので、いろいろなペアリングを楽しんでみよう。おつまみと合わせる場合は、シンプルにミックスナッツやチーズ、クラッカーと一緒に楽しもう。

4. ティオぺぺがベースのカクテルは?

ティオペペのおすすめの飲み方を紹介したが、ティオペペはカクテルベースとしても相性がよいことを覚えておこう。本項ではティオペペがベースのカクテルを、レシピも含めて紹介しよう。

ティオヒート

ティオヒートとは、ティオペペがベースのモヒート風カクテルであり、スペインでも人気のお手軽カクテルだ。広口のグラスの底であらかじめミントの葉をつぶしておき、そこにティオペペ、柑橘系の炭酸ジュースを加えたら、軽く混ぜ合わせて完成。仕上げにレモンスライスを添えて楽しもう。ミントの風味が際立った爽快感あふれるカクテルである。

ドライ・ペペ

ドライ・ペペとは、ティオペペとドライジンを合わせるだけの、シンプルなカクテルである。仕上げにオリーブを添えれば、大人の雰囲気あふれるストロングな飲み口のドライ・ペペの完成だ。ちなみにティオペペをドライベルモットに変えると、カクテルの王様とも称される有名カクテル、マティーニになる。

結論

ティオペペとは、シェリー酒を代表する銘柄として、世界中で愛されているお酒である。飲み方もいろいろとアレンジがきくので、お酒のアルコール感が得意でない人でも親しみやすいお酒ともいえる。まだ飲んだことがないという人は、ぜひ本記事を機に、ティオペペを味わってみてもらいたい。
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  • 公開日:

    2021年3月27日

  • 更新日:

    2021年11月 1日

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