目次
1. レッドワインクーラーとは?味わいや香りなどの基本的な特徴を解説

はじめに、赤ワインをベースにオレンジジュースと合わせたカクテル、レッドワインクーラーについての基本的な特徴から解説する。レッドワインクーラーのレシピや、味わいや香りなどを頭に入れておこう。
レッドワインクーラーのレシピ
レッドワインクーラーで使用する材料は、まずベースの赤ワイン、オレンジジュース、そしてグレナデンシロップ、ホワイトキュラソーだ。用意する材料は少し多いが、カクテルシェイカーを使うなど、難しいレシピではないので、カクテル初心者の人でも作りやすい。まずグラスにクラッシュアイスをたっぷり詰めておき、そこにオレンジジュース30ml、グレナデンシロップ15ml、ホワイトキュラソー10mlを順番に加えていく。最後に赤ワイン90mlをゆっくりと注ぎ入れたら完成だ。上手に仕上がると、きれいに2層の色合いに分かれた、見た目も鮮やかなカクテルになる。飲む前に軽くかき混ぜればOKだ。
レッドワインクーラーの味わいや香り
レッドワインクーラーは、フルーティーな味わいとさわやかな果実香が特徴のカクテルだ。飲みやすく仕上がるのはもちろん、通常のワインに比べてアルコール度数も低く抑えられるので、女性やお酒の苦手な人でも抵抗感なく楽しめるだろう。中途半端に余ってしまい、風味が落ちてしまった赤ワインの活用法としてもおすすめのカクテルである。
2. 白ワインとオレンジジュースのお酒のおすすめの飲み方は?

本項では、白ワインとオレンジジュースを合わせたおすすめの飲み方を紹介する。実は、シンプルに白ワインをオレンジジュースで割るだけで、ミモザというカクテルに早変わり。レシピや味わいなどを確認していこう。
ミモザのレシピをチェック
ミモザで使用する材料は、ベースの白ワインとオレンジジュースだけがあればOKと、非常にシンプルである。まるでミモザの花のように鮮やかな色合いであることから、ミモザというカクテル名になったそうだ。よく冷やしておいた白ワインとオレンジジュースを、1:1の割合になるように合わせるだけで完成。もとはシャンパンベースのカクテルであり、「シャンパン・ロ・ランジュ」という呼称で、上流階級で愛飲されていたという。オレンジジュースの酸味が白ワインのアルコール感を和らげ、上質な味わいが楽しめる。また、果肉入りのオレンジジュースを使用して、食感もプラスして飲むのもおすすめだ。
3. 赤ワインとオレンジジュースのお酒のおすすめの飲み方は?

前述のレッドワインクーラーのレシピにもあるように、赤ワインとオレンジジュースの相性はバツグンだ。実際にこちらも白ワイン同様、ただそれぞれ割り合わせるだけでも十分に美味しいカクテルとなる。しかし本項では、赤ワインとオレンジジュースを合わせた飲み方の中でもとくにおすすめしたい、お手軽サングリアのレシピを紹介していこう。
お手軽サングリアを楽しもう
サングリアとは、赤ワインにさまざまな果実やハーブ類などを漬け込んで作るフレーバードワインのことを指すが、本項ではオレンジジュースだけがあればOKのお手軽サングリアのレシピを紹介しよう。まずは、オレンジジュースで作ったキューブアイスを赤ワインに入れるだけの簡単レシピだ。オレンジジュースの氷が溶け出すことでシャーベット状の食感も楽しめる、デザート感覚で楽しみたいカクテルである。また、寒い時期であればホットワインもおすすめ。まず赤ワインとオレンジジュースを火にかけ、そこに少量のハチミツ、カットオレンジ、シナモンやクローブなどお好みのスパイス類を加えて沸騰直前まで温めたら、本格ホットワインカクテルの完成だ。スパイスの効果で身体がぽかぽかと温まるので、就寝前の1杯にもおすすめしたい。
4. 赤ワインベースのおすすめのカクテルは?

これまでワインとオレンジジュースを合わせたカクテルを紹介してきたが、赤ワインをベースにしたカクテルには、オレンジジュースと合わせる以外にも、シンプルながら多くのバリエーションがあることが特徴だ。本項では赤ワインをベースにしたおすすめのカクテルをいくつか紹介する。オレンジジュースと合わせたカクテルに飲み慣れたら、いろいろとアレンジしてみよう。
キティ
キティとは、赤ワインとジンジャーエールを合わせたカクテルである。使用するジンジャーエールの種類により、甘口や辛口の調整が可能。自分の好みのタイプのジンジャーエールを選ぶとよい。また、白ワインをベースにすると「オペレーター」というカクテルになる。
カリモーチョ
カリモーチョとは、赤ワインとコーラを合わせたカクテルである。実は1800年代後半からすでに飲まれていたともいわれる、歴史あるカクテルだ。赤ワインの酸味とコーラの甘みが絶妙にマッチした味わいが特徴だ。
ロマンチックハーモニー
ロマンチックハーモニーとは、赤ワインとカルピスを合わせたカクテルである。カルピスは薄めて飲むタイプのものでなく、そのまま飲めるカルピスウォーターなどを使用するが、ほかの乳酸飲料で代用も可能だ。そのカクテル名のとおり、ロマンチックな甘い余韻が楽しめるような味わいのカクテルだ。
結論
ワインとオレンジジュースを合わせたカクテルをはじめ、赤ワインをベースにしたカクテルもいくつか紹介したが、そのどれもがシンプルなレシピで楽しめるものということをわかってもらえただろう。もし自宅に飲み切れず余っているワインがあれば、ぜひオレンジジュースと合わせて本格カクテルを味わってみてほしい。