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【今日の晩酌】微発泡ロゼワイン×ハーブグリルチキンをペアリング

【今日の晩酌】微発泡ロゼワイン×ハーブグリルチキンをペアリング

投稿者:ソムリエ 吉川大智(よしかわ だいち)

鉛筆アイコン 2021年4月 5日

今回のワインは、ポルトガル西部で造られる微発泡のワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」のロゼを、ローズマリーに漬けたグリルチキンとペアリングした。色調の淡いピンク色のワインが春を感じさせる、今の時期にぴったりのワインだ。

  

1. ポルトガルのロゼワイン「アンジョス・デ・ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ ロゼ」

【セレクトワイン】
  • 商品名:アンジョス・デ・ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ ロゼ
  • 原産国:ポルトガル
  • 生産地区:ミーニョ地方
  • 容量:750ML
  • 生産年:2011
  • ぶどう品種:エスパデイロ60%、トゥーリガ・ナシオナル40%
  • タイプ:ロゼワイン
  • 味わい:ライトボディ・ごく微発泡

アンジョス・デ・ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ ロゼとは?

ポルトガルの北西部で造られるワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」は直訳すると「緑のワイン」。熟成させると旨味が増すワインは多々あるが、ヴィーニョ・ヴェルデはその対極。若飲みタイプで、みずみずしいフレッシュな飲み口を味わうのがヴィーニョ・ヴェルデの特徴だ。
低アルコールで微発泡していることもあり、地元ではビールの代わりとしてカジュアルに飲まれている。氷をいれてロックスタイルで飲むスタイルは現地流で、爽やかな春や暑い夏にはピッタリのワインだ。
ヴィーニョ・ヴェルデはほとんどが白ワインだが、まれにロゼや赤ワインもある。今回セレクトしたロゼは、非常に淡い色調で、クセのないのどごし感がある。

2. フードペアリングは「ローズマリーチキン」

今回はアンジョス・デ・ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ ロゼのすっきりしたフレッシュな飲み口にあわせて、ローズマリーを漬け込んだグリルチキンをペアリングした。

【ローズマリーチキン】(2人前 調理時間:60分)

材料

  • 鶏もも肉1枚
  • ローズマリー3~4本
  • にんにく2片
  • 塩麹10g
  • お好みの野菜(玉ねぎ・かぼちゃ・れんこん・ピーマン・水菜等)適量
  • オリーブオイル適量
  • 塩胡椒適量

作り方

    • ジップロックに塩胡椒した鶏肉とローズマリー、細かく切ったにんにく、塩麹を入れて揉み込む。1日冷蔵庫で寝かせる。
    • グリルする野菜をカットする。
    • チキンは皮がついている方に中火で熱したフライパンで焼き目をつける。
    • チキンと野菜を並べて200度に熱したオーブンで30分焼く。

ポイント

あらかじめフライパンで皮の面だけ焼いておくと焼き目がついてカリッと仕上がる。グリル野菜はオーブンに入れる前に塩コショウをふってオリーブオイルをまわしいれるのがポイント。ピーマンは切らずにそのまままるごと入れると中の種も一緒においしく食べられる。

3. アンジョス・デ・ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ ロゼとのペアリング

ローズマリーの香りと塩麹で柔らかくなったチキンとロゼワインの相性は抜群だ。お皿に盛るのもいいが、大きめのカッティングボードに豪快に載せてもいい。
ヴィーニョ・ヴェルデはエビや貝、白身魚といったシーフード料理と合わせることが多いが、塩味の効いたチキンや甘みを引き出したグリル野菜とも非常によくマッチする。

結論

色調の淡いきれいなロゼワインは春の季節にもピッタリ。本場のフランスやアメリカではロゼワインの需要が年々高まっており、ロゼワインの人気は日本でも健在だ。
ロゼワインは鶏肉だけでなく、魚介類や豚肉、エスニック料理や中華料理との相性も良いので、さまざまなペアリングを楽しんでいただきたい。フードフレンドリーなロゼワインには今後も注目だ。
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  • 公開日:

    2021年4月 3日

  • 更新日:

    2021年4月 5日

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