1. 安いけど美味しい大吟醸ランキング

まずは手に取りやすい、安い価格の美味しい大吟醸のランキングをみてみよう。
株式会社 北鹿「大吟醸 北秋田」
スーパーやコンビニでもみかける大吟醸酒で、酒蔵の多い秋田県でも人気ランキング上位に入る銘柄だ。淡麗な味わいでありながらフルーティーな吟醸香が楽しめる。サイズが300mlからあり、まずは少し試してみたいという人にもおすすめだ。
月桂冠株式会社「月桂冠 大吟醸」
酒蔵が集中する京都の大御所メーカー月桂冠は、日本酒の売れ筋ランキングでも常に上位にいる人気銘柄だ。この大吟醸は、本来二回行う加熱処理を一回にすることで、よりスッキリとした味わいになっている。りんごのようなジューシーさがあり、日本酒を飲み慣れない人にもおすすめだ。
越後桜酒造「大吟醸 越後桜」
日本で最も日本酒蔵の多い新潟県の大吟醸だ。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」で受賞歴のある銘柄で、華やかな香りが特徴だ。洋食など和食以外の料理と合わせても美味しくいただける。
2. 大吟醸の人気ランキング【辛口編】

日本酒の売れ筋ランキングをみると辛口の商品が多く、辛口人気の強さがうかがえる。華やかな香りと淡麗な味わいが魅力の、大吟醸の人気ランキング【辛口編】をみていこう。
宮尾酒造「〆張鶴 大吟醸 金ラベル」
年に一度、冬の時期に数量限定で出荷される希少な銘柄である。35%まで精米した酒米で仕込まれており、スッキリとキレのある飲み口と香りの高さが特徴的だ。贈答用や自分へのご褒美など特別な機会におすすめしたい。
八海醸造「八海山 大吟醸酒」
日本酒ランキングでみかけることの多い八海山は、淡麗辛口の日本酒が多い新潟のお酒だ。この大吟醸はその中でも最高クラスの傑作で、透明感のある繊細な味わいと滑かな口当たりが楽しめる。
白龍酒造株式会社「大吟醸 笹屋茂左衛門」
ベルギーで行われる食の品評会、モンドセレクションで何度も最高金賞を受賞している大吟醸だ。38%まで精米した山田錦などの高級酒米を、低温でじっくり醸造して仕込まれている。豊かな香りとキレのよい辛口で、飲んだ人をうなずかせる味わいだ。
3. 大吟醸の人気ランキング【甘口編】

大吟醸の甘口はフルーティーで飲みやすく、初心者向けの日本酒ランキングでよくおすすめされている。デザートのようにも味わえる大吟醸の人気ランキング【甘口編】をみてみよう。
白鶴酒造「白鶴 大吟醸 SWEET EDITION」
酒処・灘の大手蔵元が造る甘口の大吟醸だ。香りの高さとスッキリとした甘みで、日本酒を飲み慣れない人にも人気がある。大吟醸の中では値段が手ごろなのも嬉しい。しっかり冷やして、香りが引き立つワイングラスなどで飲んでほしい。
北雪酒造「北雪 YK35」
新潟県、佐渡島で造られる北雪はセレブが通う高級日本食レストラン「NOBU」で扱われることで有名だ。世界のさまざまな酒品評会で受賞歴があり、日本酒の人気ランキングでも上位に名を連ねている。35%まで磨いた米を低温発酵させて造られており、繊細な甘さとフルーティーな香りで思わず笑みがこぼれる味わいだ。
黒龍酒造『黒龍 大吟醸』
福井県が誇る人気銘柄の黒龍は、昭和50年に日本で初めて大吟醸酒を流通させた歴史のある蔵元が造っている。まろやかな飲み口と深みのある味わい、南国フルーツを思わせる香りが特徴的だ。上品な化粧箱にはいっており、プレゼントにもおすすめしたい。
4. ふるさと納税で人気の大吟醸ランキング

ふるさと納税で手に入る返礼品の日本酒は1000種類以上ある。各都道府県の日本酒人気ランキングに入るような大吟醸酒も手に入るので、見逃すわけにはいかないだろう。最後にふるさと納税で人気の大吟醸ランキングを紹介する。
株式会社 一ノ蔵「一ノ蔵 大吟醸 玄昌」
スパークリングや極甘口の酒など、さまざまな日本酒ランキングで顔を見せる蔵元の大吟醸酒だ。フルーツのような甘ずっぱさと柔らかい飲み口、穏やかな吟醸香が感じられる。
泉金酒造株式会社「八重桜 大吟醸」
平成31年度の新酒鑑評会で金賞を受賞している高品質な大吟醸だ。日本三大鍾乳洞である龍泉洞から汲み上げられる清水を使って仕込まれている。落ち着いた吟醸香のあるスッキリした辛口の逸品だ。
嘉美心酒造「備中流 大吟醸」
岡山県で地元の米と水で仕込まれる、懐かしい味わいの大吟醸酒だ。ワイングラスでおいしい日本酒アワードにて複数回、最高金賞を受賞している。ふくよかな香りと米のうま味がしっかり楽しめる1本。
結論
大吟醸はその香りや繊細な風味で日本酒の中でも注目を集めるスタイルだ。コストや時間がかかっているため高価なものが比較的多いが、中には普通酒と変わらないコスパの優れた銘柄も存在する。まずはランキングで紹介した手に取りやすい大吟醸から試して、自分の好みに合うものをみつけてほしい。