1. 安いけどおいしいと人気の日本酒

味のよさはもちろんだが、毎日飲む日本酒はお財布に優しい価格の方がありがたいものだ。まずは安くてもおいしいことで人気のある日本酒を紹介する。
菊水酒造「菊水の純米酒」
日本酒消費量全国1位の新潟県で造られるコスパのよさで人気のある純米酒だ。出荷前の加熱殺菌をしていない生詰めの商品なので、フレッシュさと濃厚な旨みが楽しめる。冷やして飲んでもおいしいが、燗をつけるとコクと旨みがいっそう深まるお酒だ。
小嶋総本店「東光 純米吟醸原酒」
創業して400年以上という山形県の老舗蔵が造る、フルーティーで飲みやすい日本酒だ。米の旨みや華やかな香りが楽しめて、飲んだ後のキレもよく国内外で高い評価を受けている。
石川酒造「多満自慢 純米無濾過」
東京都福生市で造られる、酒の品評会などで複数の受賞歴を持つ銘柄だ。米の旨みやコクの感じられるまろやかな味わいで、冷酒でも燗酒にしてもおいしくいただける。普段の食卓に合わせやすいことで人気が高い。
2. 女性に人気の飲みやすい日本酒

日本酒はおじさんの酒というイメージはもう過去のもので、若い世代や女性にも人気のお酒だ。次は女性に人気がある飲みやすい日本酒をみていこう。
株式会社せんきん「モダン仙禽 無垢」
モダンという名前に納得のフルーティーな甘酸っぱい味わいで、女性人気の高い銘柄だ。まるでワインのように楽しめるので、和食だけでなくイタリアンなど洋食との相性もよい。
平和酒造「紀土 スパークリング 純米大吟醸」
蔵元も杜氏も若い世代が担う平和酒造の銘柄である紀土は、飲みやすくさわやかな日本酒を造っている。このスパークリング酒はシルキーな口当たりとさっぱりとした甘さで、つい飲み過ぎてしまいそうな味わいだ。
小林酒造「鳳凰美田 Black Phoenix」
最も高級な酒米として知られる愛山を100%使用したこの日本酒は、トロピカルフルーツを思わす芳醇な香りが特徴的だ。ジューシーだが酸味は穏やかで、気品のある味わいを楽しめる。
3. プレセントに人気の高級な日本酒

高級な日本酒は見栄えがよく希少品も多いため、プレゼントにおすすめだ。次はプレゼントに人気の高級な日本酒を紹介する。
旭酒造「獺祭 磨きその先へ」
今や日本酒好きなら知らない人がいないであろう人気銘柄、獺祭を造る旭酒造の最高級品だ。精米歩合は非公開となっているが、精米歩合23%の「獺祭の二割三分」を超える酒として造られている。
ペルノ・リカール・ジャパン「リンク8888」
ウイスキーやスピリッツの世界的なメーカーであるペルノ・リカール社と富山県の日本酒「満寿泉」で人気の蔵元、桝田酒造店がコラボして生まれた商品だ。スコッチウイスキー、シーバス・リーガルの樽で熟成された純米大吟醸酒で、珍しいものが好きな人へおすすめしたい。
吉田酒造「手取川 古古酒大吟醸」
石川県の人気銘柄である手取川の大吟醸を、低温で3年間熟成させた商品だ。熟成由来のまろやかさと雑味のない澄み切った味わいが楽しめる。高級感のある桐箱に入ってくるのでギフトにぴったりだ。
4. 海外で日本酒が大人気

日本酒は日本だけで流通するお酒ではなく、今や海外でもSAKEとして人気のある飲み物だ。日本食ブームをきっかけに日本酒の輸出量も増え、今では世界中に日本酒をたしなむ人がいる。最後に海外で人気のある日本酒をみてみよう。
八海醸造「八海山 純米大吟醸酒 金剛心」
新潟県の誇る人気銘柄、八海山は今や世界中で飲まれている。この八海山 金剛心は、夏と冬の季節限定で少量のみ出荷される希少品だ。35%まで磨いた米で仕込んだ日本酒を2年間じっくり熟成しており、なめらかな口当たりと透明感のある味わいを楽しめる。
大七酒造「大七箕輪門 生酛 純米大吟醸」
大七は昔ながらの日本酒の製法、生酛造りの酒として人気のある銘柄である。この仕込み方ならではの米の旨みやコクとスッキリした上品な飲み口、複雑な香りで飲む人をうなずかせる逸品だ。
結論
日本酒の人気銘柄にもさまざまな種類があるので、まずはいくつか試して自分の味覚に合うものを探してみてほしい。人気の高い商品は万人受けする味だったり品質の高いものが多いので、日本酒選びに困ったときにはぜひ手にとってみよう。