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Y.MARKET BREWINGを取材!ヒステリックIPAとは?

Y.MARKET BREWINGを取材!ヒステリックIPAとは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年9月12日

フルーティーな香りと鮮烈な苦みが特徴的な『ヒステリックIPA』というビールをご存じだろうか?今回はこの美味しいビールを造るY.MARKET BREWING(株式会社ワイマーケット)を取材し、詳しくお話をお伺いした。ホップ感全開のビールをリリースし業界に衝撃的なインパクトを与えたこのビールはどのように造られたのだろうか。

  

1. ビールにかける想い


ーY.MARKET BREWINGさんがブランドにかける想いを教えて下さい。

「クラフトビール」というカルチャーが当たり前の世界になること


私たちがつくるビールは、どんなビアスタイルでも、同じ銘柄を最後まで飲み続けられるくらいにドリンカビリティの高いもの、そして、ビールの楽しさを感じられるものです。だからこそ、造り手自身が楽しみながらビールに接することを大切にしたいと思っています。そこから生まれた、個性的で、自由で、奥深くて、驚くような感動もあって、ひたすら楽しい「クラフトビール」というカルチャーが当たり前の世界になることを目指しています。

ーワクワク感がこちらまで伝わってきます!
ーところで、Y.MARKET BREWINGさんがビールの製造を始めたきっかけは何ですか?

Y.MARKET BREWING誕生のきっかけ


Y.MARKETの母体は昭和10年から続く酒屋「岡田屋」です。今から15年ほど前、初めて飲んだ「クラフトビール」に感動を覚え、そこから色々な種類のものを飲んでみると味わいの多様性やそれを取り巻く人や環境にとても魅力を感じました。ちょうどそのころ酒屋として他社との差別化を模索していたこともあり、クラフトビールの取り扱いをはじめました。その後、「自社でもクラフトビールを造ってみたい」との思いが芽生えたことがブルワリー誕生のきっかけです。
そして、2014年1月、自分たちが、初めてクラフトビールを飲んだ時の驚きと感動をもっと多くの方に感じてほしい、そんな想いで名古屋駅から徒歩数分、名古屋のど真ん中でY.MARKETを開業しました。
この場所は、岡田屋の本拠地であり自分自身のふるさとでもある柳橋(Y)中央卸売市場(MARKET)の一角で、醸造所の名前もそこからいただきました。
ー「驚きと感動を共有したい」という想いがとても素敵ですね!
ービール造りの方はすぐにスムーズにいったのでしょうか?

(画像は、ヘッドブルワーを務める加地真人さん)

開業以前は、クラフトビールの販売はしていたものの、当然製造の技術があったわけでもありませんし、どんな設備が必要なのかもわかりませんでした。
なので、クラフトビール業界の方々にいろいろご相談をさせていただいたのですが、そのとき出会ったのが、当時長野県にあった「木曽路ビール(2018年3月閉鎖)」で醸造長を務めていた加地真人です。
加地とビール造りの話をしていくうちにすっかり意気投合、彼も新たな世界を見ることを考えていたこともあり、ブルワリーの新規立ち上げを一緒にすることになりました。

ー加地さんとの出会いが大きな転機となったのですね!

そうですね、偶然にも同時期に新しいことに踏み出そうとしていたことがY.MARKET誕生へと繋がりました。

2. イチオシのビール


ーY.MARKET BREWINGさんの「ズバリ!これがイチオシ!」というビールを教えて下さい!

「ヒステリックIPA(HYSTERIC IPA)」

ヒステリックIPAは、ミディアムボディーでアルコール度数はやや高めの7%です。フルーティーな香りと鮮烈な苦みが特徴的で、パッションフルーツ、シトラス、グレープフルーツ、ライチ、青りんごのようなホップキャラクターが複雑に絡み合っています。
アメリカ産、ニュージーランド産の5種類のホップを組み合わせ、贅沢に使用することで独特な複雑味と切れの良い苦みを生み出しています。

ボディーとは?

ビールにおけるボディーとは、飲んだ時に感じる味わいの濃淡を表現する用語で、アルコール度数やコク、のど越しで決まります。
・「フルボディー」:アルコール度数が高く味わいやコクがかなり深いビール
・「ライトボディー」:軽いのど越しで飲みやすいビール
・「ミディアムボディー」:中間的な飲みやすさのビール

ヒステリックIPA誕生のきっかけ

ヒステリックIPAはY.MARKET BREWINGの開業当初より醸造している代表的なビールです。開業当初、日本国内では深刻なホップ争奪戦が起こっていました。そんな中、たまたまアメリカ最大級のホップサプライヤーである「Yakima Chief」のアジア市場向けオフィスの存在を知り、知人の貿易会社経由で在庫確保ができないかアプローチしてもらい、ほぼ上限なしに人気のアメリカンホップが買えるアドバンテージを手にすることができました。「せっかくならこのアドバンテージを生かそう!」ということで開業当初からホップ感全開のビールをリリースすることができ、それが業界に衝撃的なインパクトを与えることができたと思います!


ー『ヒステリックIPA』はどのような人に、どんなシチュエーションで飲んで欲しいビールでしょうか?

とっておきの1杯を楽しむような特別な時間に、また日々頑張っている自分自身へのちょっとしたご褒美として、大切な人、仲間との語らいの時などいろんなシーンで飲んでいただきたいです。
ヒステリックIPAは香りも華やかで心地よい苦みがたまらないビールです。男性女性問わず皆さんに召し上がっていただきたいですが、パッケージの見た目も華やかですのでそこも含め、是非大人の女性に美味しいビールでパワーチャージするように飲んでいただけると嬉しいですね。

3. プロが教える!ビールを美味しく楽しむコツ


ーブルワーだからこそ知っている、ビールを美味しく飲むコツを教えて下さい。

ビールって温度で味わいや香りの広がり方が結構変わります。また、注ぎ方でも味わいに大きな違いが生まれます。泡立てると香りは華やかに、泡は苦みが強くなり、液体は苦みがまろやかになったりします。
ヒステリックIPAはなるべく泡立てず、5℃~7℃くらいの程よい冷たさで、チューリップグラスのような香りを貯めやすいものではなく、「パイントグラス」のようなまっすぐなグラスで飲むのがおすすめです。またクラフトビール全般に言えることとして色味、香りを楽しんでいただきたいので是非、お気に入りのグラスに注いでお召し上がりください。

ー泡を立てないのがコツなのですね!意外です!

ぜひ試してみて下さい!最高に美味しく飲めます!

ー読者の皆さまも、Y.MARKET BREWINGの美味しいビールで、パワーチャージしてみませんか。

Y.MARKET BREWING(株式会社ワイマーケット)


Y.MARKET BREWINGは、2014年1月、名古屋市内唯一のクラフトビールブルワリーとして名古屋の玄関口「名駅」で醸造を開始。Y.MARKET BREWINGのビールが多くの方々の食卓を彩り、今日の喜びと明日への活力の源となったら素晴らしい!
そして、クラフトビールがあたりまえにある日常を創っていきたい、そんな想いでビールを提供しています。
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  • 更新日:

    2021年9月12日

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