1. 日本酒の評価基準とは?

日本酒は酒蔵や銘柄ごとに個性が楽しめるお酒であるが、その味はさまざまな指標で評価される。米がもつ優しい甘さ、発酵によって生まれる酸味、わずかな苦さやふくらみのある旨みのバランスなどによって日本酒の味わいは評価されているのだ。
日本酒度や酸度
日本酒度はプラスのものほど甘さが控えめのすっきりとした味わいに、マイナスのものほど甘さが楽しめるお酒になりやすい。酸度は数値が高ければ酸味が強めになるので、選ぶ際には評価基準のひとつとして参考にしてみよう。
2. おいしいと高評価の日本酒【辛口編】

日本酒にはさまざまな味の評価基準があることを紹介したが、本項では辛口と呼ばれるキレのある日本酒のなかで高評価の銘柄を紹介する。自分で選ぶのが難しいという人は、購入の際にぜひ参考にしてみてほしい。
旭酒造「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 」
日本酒度はプラス6と辛口の日本酒ながら吟醸の華やかな香りが楽しめる。評価が高く人気の日本酒で、プレゼントにもおすすめだ。
朝日酒造「久保田 萬寿」
中辛口のスッキリとした味わいが特徴の高評価の日本酒。冷やして飲むと純米大吟醸の華やかな風味が際立ち美味しく楽しめる。
3. おいしいと高評価の日本酒【甘口編】

次に、甘口の日本酒のなかで高評価な銘柄を紹介する。甘口の日本酒は日本酒初心者や女性にも飲みやすい風味のものが多いので、気になる銘柄があれば購入してみよう。
亀泉酒造「亀泉 純米吟醸生原酒 CEL-24 720ml」
白ワインのような味わいが感じられる高評価の甘口の日本酒。普段はワインを飲んでいるという人にもおすすめしたい銘柄。
美吉野醸造「花巴 水酛 純米 無濾過生原酒」
生米で仕込み酸を引き出す製法で作られた独特の味わい。酸味の甘さのバランスがよい評価の高い日本酒。
4. 日本酒の評価の参考になるアプリやサイト

最後に日本酒の評価を知るうえで参考にしたいアプリやサイトを紹介する。日本酒の評価を知るだけでなく知識を身につけられたり、自分が飲んだ日本酒を記録できたりと便利な機能もある。日本酒愛飲者は利用してみてはいかがだろうか。
藍色システムズ株式会社「さけのわ」
飲んだ日本酒を評価しながら記録するアプリ。ほかのユーザーと情報交換が可能で、全国の日本酒情報がチェックできる。
SonicGarden株式会社 「日本酒ノート-Sakenote」
多言語対応した日本酒アプリで飲んだ日本酒を評価しながら記録できるアプリ。 TwitterなどのSNSと連携しシェアが可能である。
SAKETIME株式会社「SAKETIME」
実際に日本酒を飲んだユーザーの評価をもとにランキング形式で銘柄を評価したサイト。ランキングの入れ替わりも盛んで、人気の味わいのトレンドも掴むことができる。
結論
日本酒の味の評価は甘さや酸味、苦味などさまざまな要素のバランスで決められる。本記事では辛口、甘口それぞれのおすすめ銘柄を紹介したので、ぜひ購入時の参考にしてほしい。紹介したアプリやサイトは日本酒好きのほかのユーザーと交流できるものもあるので、日本酒愛飲者は試してみてはいかがだろうか。