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【今日の晩酌】じゃがいものブルーチーズ和えとドイツの赤ワインをペアリング

【今日の晩酌】じゃがいものブルーチーズ和えとドイツの赤ワインをペアリング

投稿者:ソムリエ 吉川大智(よしかわ だいち)

鉛筆アイコン 2021年9月18日

今回はホクホクのじゃがいもにブルーチーズを和える簡単な前菜に合わせてドイツのミディアムボディの赤ワインをペアリング。ブルーチーズの塩気とコク、ホクホクじゃがいもの食感を楽しめる前菜に仕上がった。今回紹介するワインだけでなく、ビールやハイボールのおつまみにもピッタリだ。

  

1. ドイツのピノ・ノワール「KARL PFAFMANN Spatburgunder」

【セレクトワイン】
  • 商品名:KARL PFAFMANN Spatburgunder
  • ぶどう品種:シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)
  • 原産地:ドイツ
  • アルコール度数:13.5%
  • 容量:750ml

KARL PFAFMANN Spatburgunderとは?

カール・ファフマンはドイツの銘醸地である「ファルツ」にあるワイナリー。使っているぶどう品種は「シュペートブルグンダー」と聞き慣れないぶどうだが、これはブルゴーニュワインで有名な「ピノノワール」と同一品種だ。つまりシュペートブルグンダーは「ドイツ版ピノ・ノワール」といえる。(※専門用語だと「シノニム(別名)」と言う)
ブルゴーニュのピノ・ノワールというと高価なイメージがあるが、カールファフマンがリリースするシュペートブルグンダーは2000円以下。味わいは果実味と酸味のバランスがとても良く、タンニンも柔らかいので非常に親しみやすい。度数は13.5%あるが、飲み口は軽すぎず重すぎず、ほどよく仕上がっている。ピノ・ノワールが好きな方にもおすすめしたい一本だ。

2. フードペアリングは「じゃがいものブルーチーズ和え」

今回はカールファフマン シュペートブルグンダーのきれいな果実味と酸味に合わせてじゃがいものブルーチーズ和えをセレクト。上にくるみを飾ることによって食感も楽しめるようになっている。

【じゃがいものブルーチーズ和え】
(2人前 調理時間:10分)

材料

  • じゃがいも3個
  • ブルーチーズ50g
  • くるみ適量
  • はちみつ適量
  • 黒胡椒適量

作り方

  • じゃがいもを一口サイズに切って耐熱容器に入れ電子レンジで加熱する。(600W 5分ほど)
  • ボウルにじゃがいもをうつし、スプーンで粗くほぐす。
  • ブルーチーズを細かくほぐしてじゃがいもと和える。
  • 皿にうつしたらくるみをトッピングして黒胡椒を振ったら完成。
  • (補足)はちみつはお好みのタイミングで味の変化をつけたいときにかける。

ポイント

今回ブルーチーズはイタリアのゴルゴンゾーラピカンテを使用したが、デンマーク産のダナブルーの方が安価で手に入れやすい。ホクホクのじゃがいもが熱いうちにブルーチーズと和えるとよく絡まる。はちみつとの相性もとてもいいので、途中ではちみつにディップしていただくとさらに美味しく味わうことができる。

3. カールファフマン シュペートブルグンダーとのペアリング

ブルーチーズの塩気とコクがピノ・ノワールらしい上品な果実味と控えめなタンニンによく合う。ライトボディのピノ・ノワールだとブルーチーズの香りや味わいの強さに負けてしまうが、カールファフマンは味わいがしっかりあるミディアムボディなので、ブルーチーズの味わいに負けず、上手に調和する。

結論

じゃがいもとチーズの組み合わせは「アリゴ」や「チーズフォンデュ」など、ヨーロッパでは一般的な王道の組み合わせ。アリゴやチーズフォンデュに必要なラクレットチーズやエメンタール、グリュイエールといったチーズは専門店でないと手に入らないが、ブルーチーズならスーパーでも売っているので再現性の高いレシピだ。ピノ・ノワールを用意して、ぜひ試していただきたい。
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  • 更新日:

    2021年9月18日

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