サイゼリヤ名物のマグナムワインとは？本格派の味わいを楽しもう

はじめに、サイゼリヤのマグナムワインとは一体どのようなワインなのか、その生産地や味わいや香りなど、基本的な特徴から解説する。実際にオーダーする前に、基本はしっかり押さえておこう。

サイゼリヤのマグナムワインとは、サイゼリヤオリジナルのボトルワインの呼称であり、その中身はグラスワインやデカンタワインで提供されているワインと同じものである。赤ワインと白ワインの2種類があり、いずれも直接契約を結んだイタリアのワイナリーで造られている本格派だ。ワイナリーはイタリア中部・モリーゼ州に位置しており、常に新鮮な味わいのワインを客席へと届けるために、必要な分だけを都度ボトリングして定温コンテナを用いて日本へと海上輸送されている。本場イタリアからの直輸入品とは思えないほどのコストパフォーマンスのよさが魅力であり、サイゼリヤのワインの定番として愛されている。

マグナムワインの赤ワイン、白ワインそれぞれの味わいや香りについて解説しよう。まず赤ワインだが、こちらは渋みも穏やかでバランスのとれた味わいが特徴だ。次に白ワインは、ほどよい酸味のある軽めの辛口タイプとなっている。どちらも香りはフレッシュな果実香があり、デイリーワインにぴったりの軽い飲み口が特徴だ。

マグナムワインのアルコール度数は、一般的なワインのアルコール度数と変わらず、赤ワインが12度で白ワインが11.5度となっている。すいすいと飲み進めてしまう軽さなので、飲みすぎには注意しよう。

サイゼリヤのマグナムワインの基本的な特徴について解説したが、本項では気になるマグナムワインの量について解説していこう。このマグナムワインの量こそ、サイゼリヤ名物といわれる大きなポイントともいえる。サイゼリヤで開く飲み会は「サイゼ飲み」として幅広く親しまれているが、そんなサイゼ飲みの定番ボトル、マグナムワインの量とは一体どのくらいなのだろう。

マグナムワインの量は、赤ワイン・白ワインともに、なんと1500mlの大容量であることが特徴だ。一般的に流通しているボトルワインの量はおよそ750mlなので、マグナムワインはその2倍の量ということになる。ひとりで飲むには多すぎる量だが、大人数でシェアするならばむしろお得ではないだろうか。予算を抑えながら、満足ゆくまでワインを楽しみたいという人には、マグナムワインをぜひおすすめしたい。

サイゼリヤのマグナムワインを含め、サイゼリヤで提供されているボトルワインは持ち帰りも可能なのかということは、気になるポイントといえるだろう。本項では、サイゼリヤのワインの持ち帰りについて解説する。

サイゼリヤでは、テイクアウトの需要が高まっていることを受け、2020年6月より期間・店舗限定でボトルワインの持ち帰り販売を実施した。自宅での飲み会を開く機会も多くなった昨今、サイゼリヤのマグナムワインやボトルワインの持ち帰り販売は好評だったが、このサービスは2020年12月に終了している。では、現在はもうボトルワインを持ち帰る方法はないのだろうか。確認していこう。

サイゼリヤでは、現在でもボトルワインを持ち帰ることができる。グランドメニューにも記載があるように、飲み切れずに余ってしまった分のボトルワインは持ち帰りが可能なのだ。これはもちろんマグナムワインにも適用される。ひとり飲みや少人数でボトルワインを頼む際に、親切なサービスである。ただし、明らかに持ち帰りが前提のオーダーは原則できないので、この点は注意しておきたい。

サイゼリヤのマグナムワインは、飲み切れなかった分は持ち帰りができるものの、サイゼリヤの店舗でのボトル販売は行っていない。それでは現在、マグナムワインを購入する方法はないのかというと、実は通販で購入できることは意外と知られていない。通販を利用して、サイゼリヤの味を自宅でも楽しもう。

サイゼリヤのマグナムワインは、イタリア中部・モリーゼ州に位置するワイナリー「カンティーナ・クリテルニア」で造られている。正確には赤ワインは「オスコ・ロッソ」、白ワインは「オスコ・ビアンコ」という呼称がある。サイゼリヤのワインと検索しても、通販サイトではヒットしないので、これらの名前はしっかりと覚えておこう。