1. ジョージアの土着品種「サペラヴィ」を使ったスパークリングワイン
【セレクトワイン】
- 商品名:京丹後産 サペラヴィスパークリング
- ぶどう品種:サペラヴィ
- 原産地:京丹後/京都
- アルコール度数:11%
- 容量:750ml
京丹後産 サペラヴィスパークリングとは?
京丹後で栽培されたサペラヴィを使用した赤ワインタイプのスパークリングワイン。サペラヴィはコーカサス地方にあるワイン発祥の国として知られているジョージアで盛んに造られているぶどう品種だ。色が濃くタンニンが強いので、味わいに力強さが感じられるタイプが多い。近年では日本でも栽培面積は小さいものの、徐々に注目を集めている。
ジョージアで造られるサペラヴィの赤ワインはフルボディで渋みもしっかりあり、いかにも肉料理に合いそうなフルボディといった印象の味わいが多い。けれども今回セレクトした京丹後産のサペラヴィスパークリングは、発泡性があることもあり、非常に飲みやすい仕上がりになっている。
2. フードペアリングは「山芋ときのこのバルサミコグリル」
今回は京丹後産 サペラヴィスパークリングの繊細な酸味と渋みに合わせて、山芋ときのこを使ったバルサミコグリルをチョイス。
【山芋ときのこのバルサミコグリル】
(2人前 調理時間:20分)
材料
- 山芋1/3本
- 平茸1パック
- ローズマリー2本
- バルサミコ酢大さじ2
- 醬油大さじ2
- 塩適量
作り方
- 山芋のひげ根を焼く。ガスコンロの火に直接皮を当てることでひげ根だけがきれいになくなる。
- 山芋は皮のまま厚さ2センチほどにカットする
- 平茸をほぐす。
- フライパンに油をひいたら山芋の皮目を軽く焼いて、断面にも中火で焼き色をつける。
- 平茸を入れグリルする。あまり動かさず、じっくり火入れしていく。
- バルサミコ酢としょう油、塩を入れ、半分ほど煮詰めたタイミングでローズマリーを入れる。
- 皿に盛り完成。オリーブオイルと黒胡椒を上からかけるとさらに◎。
ポイント
皮をむかずにひげ根を焼いてそのまま焼くのがポイント。手間も省けるうえ、山芋の皮の旨みも一緒にいただける。今回は平茸を使ったが、しいたけや舞茸といった香りの強いきのこでもバルサミコとの相性はいいだろう。
3. 京丹後産 サペラヴィスパークリングとのペアリング
サペラヴィスパークリングの酸味とコクのあるタンニンが、きのこの旨みによく合う。シャキシャキする食感が特徴の山芋も、ゆっくりグリルすることで食感が変わる。サペラヴィは本来フルボディの赤ワインになることが多いので、ステーキ肉と合わせたりするが、発泡性があるとこういった野菜を使ったグリル料理のボリューム感にもぴったり合う。
結論
赤のスパークリングワインは肉料理との相性もよいが、きのこや根菜類といった秋冬の食材ともうまくマッチする。タンニンと酸はしっかりとしているので、バルサミコ酢と醬油でしっかりと味付けするのを忘れずに。山芋は皮ごと食べられるので、ぜひそのまま焼いて食べてみていただきたい。