1. ミモザとは
ミモザは贅沢なカクテルとして知られるお酒。オレンジの色合いが美しいミモザの基本的な特徴を紹介する。
ミモザの発祥
ミモザの発祥はフランスのパリに位置する5つ星ホテル「リッツ・パリ」といわれている。当初は「ミモザ」という名称ではなく、シャンパンとオレンジを意味する「シャンパン・ロ・ランジュ」と呼ばれていた。
ミモザの味わい
ミモザの味わいはオレンジの酸味とスパークリングワインのフルーティーさが特徴。スパークリングワインを使用することで、食事とも合わせやすいさわやかなカクテル。
ミモザのアルコール度数
ミモザのアルコール度数は6%から8%。カクテルのなかではアルコール度数は低めだが、一般的なビールよりもやや高くなっている。強いお酒が苦手な人はスパークリングワインの比率を少なくしてつくってみよう。
ミモザとバックスフィズとの違い
ミモザと似た材料でつくるカクテルにバックスフィズがある。この2つの違いは誕生した場所。ミモザはフランスのパリで誕生したのち対し、バックスフィズはイギリスのロンドンで誕生した。
ミモザのカクテル言葉
ミモザのカクテル言葉は「真心」。もともとは花であるミモザからきているカクテルの名称。花のミモザは「秘密の恋」というロマンチックな花言葉がある。
2. ミモザの美味しい作り方
次にミモザの美味しい作り方を紹介する。カクテルシェイカーを使わずに簡単に作ることができるので、普段はカクテルを作らないという人も挑戦してみてほしい。
材料
オレンジジュース
シャンパン(スパークリングワインでも可)
作り方
グラスにオレンジジュース60mlを注ぎ、スパークリングワイン60mlを加える。マドラーで軽く混ぜたら完成。スパークリングワインとオレンジジュースの割合は「1:1」が基本だが、強いお酒が苦手な人はスパークリングワインの割合を減らして作ろう。
作り方のコツ
ミモザを作るときは果汁100%のオレンジジュースがおすすめだ。フレッシュな味がミモザをよりおいしくしてくれる。またシャンパンの炭酸が美味しいカクテルなので、混ぜるときはゆっくりと軽くステアするようにしよう。
3. ワインベースの美味しいカクテル5選
ミモザはオレンジジュースとシャンパンを使用してつくるカクテルだが、ワインベースのカクテルはほかにも多くの種類がある。ここではミモザ以外の代表的なワインベースのカクテルを5つ紹介する。
<白ワイン>オペレーター
オペレーターは白ワインを使用したカクテル。白ワインとジンジャーエールを30mlずつグラスに注ぎレモンスライスを添える。ジンジャーエールの甘さと白ワインのフレッシュな酸味が楽しめる。
<白ワイン>キール
キールは白ワイン4に対してクレームドカシス1の割合で混ぜ合わせるカクテル。白ワインベースだが赤ワインのような鮮やかな赤い色合いが特徴。
<白ワイン>スプリッツァー
白ワイン3対してソーダ2の割合で混ぜたカクテル。アルコール度数が低く飲みやすいので、カクテル初心者にもおすすめだ。
<赤ワイン>キティ
赤ワインとジンジャーエールを1:1で混ぜるカクテル。ミモザと同様に普段はワインを飲まないという人でも飲みやすい。
<赤ワイン>カリモーチョ
赤ワインとコーラを1:1で混ぜるカクテル。コーラの甘さと独特の風味が加わった味わい。
結論
ミモザはシャンパンとオレンジジュースを混ぜたカクテル。シャンパンの華やかな風味とオレンジジュースの酸味のバランスがとれた味わいだ。ワインベースのカクテルはミモザ以外にもたくさんあるので、自宅で作って飲み比べをしてみてはいかがだろうか。