目次
1. 「赤霧島」とはどんなお酒?

赤霧島は黒霧島や白霧島と並んで販売されている人気の焼酎。ここでは赤霧島の特徴や味わい、名前の由来を紹介する。
赤霧島の味わい
赤霧島は1916年に創業した霧島酒造がつくる本格焼酎。本格焼酎とは芋や米、麦などの原料を単式蒸留によって蒸留した焼酎で、原料の豊かな風味が特徴だ。赤霧島の原料はムラサキマサリというさつま芋で、芋由来のフルーティーな味わいが楽しめる。
赤霧島の名前の由来
赤霧島の名前の由来は原料に使用しているムラサキマサリによるもの。ムラサキマサリを使用してつくる焼酎はポリフェノールが豊富に含まれ製造工程で赤色になる。このことから赤霧島と命名された。
2. 「赤霧島」と「黒霧島」の違いとは?

霧島酒造には赤霧島と並んで人気の銘柄に黒霧島がある。ここでは赤霧島と黒霧島の原料や出荷、値段の違いを紹介する。
原材料の違い
赤霧島の原料は先述のとおりムラサキマサリというさつま芋。一方の黒霧島は黄金千貫というさつまいもを使用している。黄金千貫は魔王や森伊蔵といった有名な焼酎銘柄にも使用されている定番の種類だ。
出荷回数の違い
赤霧島と黒霧島は出荷回数も異なる。黒霧島は通年販売されているのに対し、赤霧島は春と秋のみの出荷となる。そのため夏や冬には売り切れてしまい、販売していない酒販店もある。
値段の違い
赤霧島と黒霧島は値段もわずかに異なる。赤霧島の希望小売価格は黒霧島よりも数百円高い。数百円高いとはいえ希少性の高い原料を使用した焼酎なので、一度は試してみてほしい。
3. 「赤霧島」の美味しい飲み方

最後に赤霧島の美味しい飲み方を紹介する。好みに合わせてさまざまな飲み方で楽しめるので、普段は焼酎を飲まないという人も参考にしてほしい。
1.ロック
赤霧島をロックで飲むときは氷にもこだわりたい。水道水でつくった氷でも問題ないが、ミネラルウォーターでつくっておくと最高の一杯が楽しめる。氷をグラスに入るだけ加えたら、7分目を目安に赤霧島を注ぐ。軽く混ぜると氷が溶けるので、再び氷と焼酎を加える。最後までしっかりと冷えた赤霧島が楽しめる飲み方だ。
2.水割り
グラスに氷をいれて好みの割合で赤霧島とミネラルウォーターを注ぐ。軽く混ぜれば完成。アルコール度数が抑えられ、飲みやすい味わいだ。
3.ソーダ割り
グラスに氷をいれ、赤霧島を3分目程度まで注ぐ。軽く混ぜたらソーダをゆっくりと注ぎグラスを満たす。もう一度軽く混ぜたら完成。炭酸のさわやかさが感じられる飲み方だ。
4.お湯割り
グラスにお湯を注ぎゆっくりと焼酎を加える。割合は好みに合わせて調整でしよう。体を温めながらゆっくりと楽しめる飲み方だ。
芋焼酎に合うおつまみ
赤霧島のような芋焼酎はさまざまなおつまみと合わせることができるが、おすすめはさつま揚げや明太子。九州ならではの食材と合わせてゆっくりと楽しみたい。
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結論
赤霧島は宮崎県にある霧島酒造がつくる人気の焼酎銘柄。春と秋のみの出荷となっており、みかけたときには売り切れる前に購入したいお酒だ。ロックや水割り、お湯割りとさまざまな飲み方を紹介したので、飲み比べを楽しんでみてはいかがだろうか。