1. 安いけどおすすめ!スーパーで買える純米大吟醸酒

日本酒が幅広い世代に飲まれるようになり、近所のスーパーでも純米大吟醸酒が手に入るようになった。まずは手ごろな値段が嬉しい、スーパーで買えるおすすめの純米大吟醸酒を紹介する。
秋田酒類製造「高清水 純米大吟醸」
秋田を代表する酒米、秋田酒小町を45%まで磨いて仕込まれた純米大吟醸酒だ。柔らかい口当たりとほのかな甘さ、大吟醸らしいメロンを思わす香りが心地よい。あっさりした料理とともに冷酒か常温で味わうのがおすすめだ。
人気酒造「人気一 ゴールド人気 純米大吟醸」
吟醸酒のみを手がけるというこだわりを持った福島の酒蔵が造る純米大吟醸酒だ。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」という品評会で何度も金賞受賞しており、国内だけでなく海外でも人気が高い。スッキリした味わいと香りの高さを楽しむために、ワイングラスで飲むのがおすすめだ。
2. 純米大吟醸酒のおすすめ銘柄【辛口編】

純米大吟醸酒の辛口は淡麗な味わいなものが多く、料理にも合わせやすいことから人気が高い。次は辛口の純米大吟醸酒のおすすめ銘柄をみていこう。
旭酒造「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」
獺祭は山口県が誇る人気の銘柄で、日本酒が好きなら知らない人はいないであろう。高級酒米の山田錦を39%まで磨いて仕込まれており、上品な甘さと透明感のある味わいだ。和洋問わず食事に合わせやすいので、特別な晩酌タイムの1本におすすめしたい純米大吟醸酒である。
廣木酒造「飛露喜 純米大吟醸」
酒処、福島県の会津で造られるフルーティーさが特徴的な純米大吟醸酒だ。スッキリとした飲み口と甘酸っぱい果実を思わす味わいで、日本酒好きだけでなくワインが好きな人にもおすすめしたい。
白瀧酒造「上善如水 純米大吟醸」
上善如水は新潟県で造られており、名前の通り水のような透き通った味わいで人気が高い。ほのかな甘さとキレのある軽やかさが特徴で、ついつい杯が進んでしまう飲みやすい純米大吟醸酒でおすすめだ。
3. 純米大吟醸酒のおすすめ銘柄【甘口編】

純米大吟醸酒の甘口はデザートのように楽しめるため、日本酒初心者にもぜひ試してほしいお酒だ。次は甘口の純米大吟醸酒のおすすめ銘柄を紹介する。
油長酒造「風の森 純米大吟醸 無濾過生原酒 」
さわやかなシュワシュワした微炭酸が楽しめる純米大吟醸酒で、味わいも甘酸っぱいラムネのようだといわれている。日本酒を飲んだことがない人でも楽しめる、フレンドリーな味わいの銘柄だ。
萬乗醸造「醸し人九平次」
愛知県で造られる、南国フルーツのようなリッチな甘味が楽しめる純米大吟醸酒だ。甘さがあるものの飲み飽きしない味わいで、おつまみがなくてもスイスイ飲めてしまう。やや甘口の白ワインが好きな人にもおすすめしたい銘柄だ。
「楯の川 純米大吟醸 十八」
山田錦を18%まで贅沢に磨いて仕込まれた逸品で、一本の四合瓶を造るのに2キロの米が使われいる。気品のある香りと奥深い味わいの純米大吟醸酒で、桐箱に入っているので特別な日のギフトにもおすすめだ。
4. 純米大吟醸酒のおすすめの飲み方

純米大吟醸をはじめ、どんなお酒も適した飲み方をすることでよりおいしく感じられるものだ。最後に純米大吟醸酒のおすすめの飲み方について紹介する。
純米大吟醸酒のおすすめの温度
日本酒には冷酒、ひや、燗酒などさまざまな飲み方があるが、純米大吟醸の味わいが一番引き立つのは「花冷え」と呼ばれる10度前後の温度だ。冷蔵庫で数時間冷やして取り出すと、グラスに注いだときにはちょうどよい温度で楽しめる。
純米大吟醸と相性のよい料理
華やかな香りと軽やかな味わいが特徴の純米大吟醸には、あっさりした味付けの料理がよく合う。中でも素材の味を生かした刺身や天ぷらに焼き魚、おひたしや生ハムサラダなどと一緒に純米大吟醸をいただくのがおすすめだ。
結論
純米大吟醸は香りの高さや繊細な飲み口で、日本酒を飲み慣れない人にもぜひおすすめしたい銘柄がたくさんある。ここで紹介したもの以外にもたくさんの魅力的な純米大吟醸があるので、ぜひ飲み比べをしながら好みの一本を見つけてほしい。