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ワイン

ワインに賞味期限がないのは本当?それぞれのタイプの飲み頃を紹介!

投稿者:日本酒ナビゲーター 大京寺諄(だいきょうじしゅん)

鉛筆アイコン 2022年3月20日

ワインを購入したあとに賞味期限が気になった経験はないだろうか。ワインには基本的に賞味期限がない。そのため正しく保管することで期間が経過しても飲むことができる。本記事ではワインの飲み頃や保管方法、飲み残したワインの活用方法を紹介する。

  

1. ワインに賞味期限がないのは本当?

酒樽
ワイン初心者はワインを購入するときに賞味期限が気になったことはないだろうか。ラベルやボトルをみても賞味期限の記載はみつからないはずだ。ワインは期間を経て熟成が進んでいくお酒のため、賞味期限がない。しかし保存状態によっては飲めなくなってしまうものもあるので、注意が必要だ。

2. 未開封のワインの賞味期限はどのくらい?

ワインボトル
次に未開封のワインの飲み頃をみていこう。賞味期限は儲けられていないが種類に応じて飲み頃がある。

お手頃価格のデイリーワインの場合

お手頃価格で購入できるデイリーワインにも賞味期限は設けられていない。しかりデイリーワインは熟成させる必要がないワインなので買ったらすぐに飲むようにしよう。

赤ワインの場合

赤ワインにも賞味期限は設けられていないが、一般的には2年から3年をひとつの目安として飲んでみよう。もちろん銘柄によってはそれ以上に熟成が可能なものもあるので、好みのタイミングを探してみよう。

白ワインの場合

白ワインにも賞味期限がないが、1年から2年とひとつの目安にしてみよう。甘口のワインのほうが長期保存に向いているので、いくつかの銘柄で試してみるのもよいだろう。

スパークリングワインの場合

スパークリングワインは炭酸のさわやかさが楽しめるワイン。そのためなるべく早めに飲んでしまうことをおすすめする。

3. 開封後のワインの賞味期限はどのくらい?

ワイン
ワインには賞味期限がないとはいえ、開封後のワインは早めに飲み切ってしまいたい。

お手頃価格のデイリーワインの場合

お手頃価格のデイリーワインは開封してから1週間を目安に飲み切るようにしよう。開封すると酸化が進むので、開けたタイミングを覚えておくようにしよう。

赤ワインの場合

赤ワインは開封後に味わいの違いが感じられる。賞味期限は設けられていないが、開封後は3日程度を目安に飲んでしまおう。重たい味わいの赤ワインは時間の経過とともに飲みやすく変化することがある。

白ワインの場合

白ワインも5日程度を目安に飲み切るようにしよう。甘口のワインは開封後も1か月程度なら美味しく飲める銘柄もある。

スパークリングワインの場合

スパークリングワインは炭酸がどんどん抜けてしまうので、開けたその日に飲み切るようにしよう。

4. ワインの見た目や臭いも大事な判断材料!

ワインボトル
ワインには賞味期限がないものの時間が経つことで劣化してしまうことがある。ここではワインの飲み頃を判断する方法を紹介する。

見た目

見た目はワインが劣化していないか判断する大事なポイントだ。赤ワインも白ワインも劣化が進むと褐色に変化していく。賞味期限がないとはいえ色合いに違和感を感じたら注意が必要だ。

臭い

臭いも飲み頃を判断するポイントだ。果実みのあるフレッシュな香りから酸味の強い臭いや湿った臭いに変化してしまう。賞味期限の有無に関わらず臭いを確認するようにしよう。

5. ワインの保管に適した環境

ワインボトル
賞味期限のないワインだが、保管状態には注意が必要だ。開封前であれば正しく保管することで美味しく熟成させることができる。ワインの保管の基本は光があたらない10から15℃程度の涼しい場所で寝かせて置くこと。また湿度は高めの70%程度で振動がない所が理想だ。また近くに強い臭いがするものを一緒に保管すると臭い移りをしてしまうで注意しよう。賞味期限がないお酒だからこそ、保管状態には注意して美味しく楽しもう。

開封後のワイン

賞味期限のないワインだが開封後はできるだけはやく飲み切りたい。どうしても飲み切れないときには栓をして冷蔵庫で保管しよう。

6. 飲み残したワインの活用方法

料理
ワインを飲み残したときにはそのまま捨ててしまうのではなく活用しよう。賞味期限のないワインだが開封後は急速に劣化が進んでしまう。品質が変化してしまいそのまま飲むには味わいが少し気になるというときには以下の方法を参考にしてほしい。

料理に使う

飲み残したワインは料理に使用すると美味しく楽しめる。肉や魚の煮込みや蒸し料理に活用すると、素材はやわらかく、コクが加わったワンランク上の味わいにしてくれる。賞味期限を意識せずに購入できるワインだからこそ、少し多めに購入して料理用に常備しておくのもよいだろう。

カクテルやホットワインとして飲む

飲み残したワインは賞味期限がないため、後日カクテルやホットワインにも使用することができる。キールやオペレーター、サングリアなどさまざまなアレンジを試してみよう。

結論

ワインには賞味期限の記載がないが、保存状態には注意をしたい。直射日光や高温に注意して適切に保存することで長く楽しむことができる。臭いや見た目に違和感を感じたら品質が劣化している可能性があるので、長期保管をしたワインを飲むときには注意しよう。
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  • 更新日:

    2022年3月20日

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