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ワイン

ワインの種類には何があるの?それぞれの特徴を詳しく解説!

投稿者:日本酒ナビゲーター 大京寺諄(だいきょうじしゅん)

鉛筆アイコン 2022年3月21日

ワインは世界中で広く愛されるお酒であるが、その種類も多様だ。大別するとスティルワイン、スパークリングワイン、フォーティファイドワイン、フレーバードワインの4種類に分けることができる。本記事ではそれぞれのワインの特徴や、さらに詳しい分類を紹介する。

  

1. ワインの種類は大きく4つに分けられる!

ワイン
ワインと一口にいっても、その種類はさまざまだ。ワインは大きく分けるとスティルワイン、スパークリングワイン、フォーティファイドワイン、フレーバードワインの4種類。ここではそれぞれのワインの特徴を紹介する。

ワインの種類その1|スティルワイン

スティルワインは発泡していない一般的なワインを表す。アルコール度数は9%から15%程度となっており、広く飲まれている種類だ。

ワインの種類その2|スパークリングワイン

スパークリングワインは発泡したワインを表す。スパークリングワインは白ワインが提供されることが多いが、スティルワインと同様に赤やロゼも製造されている。

ワインの種類その3|フォーティファイドワイン

フォーティファイドワインはアルコール度数の高いワインで、酒精強化ワインとも呼ばれる種類。ワインの製造過程で、ブランデーなどのお酒を加えることでつくられる。

ワインの種類その4|フレーバードワイン

フレーバードワインはスティルワインに、薬草や果実を加えたワインの種類。通常のワインとは少し違った風味が楽しめ、お酒の味が強いものが苦手な人でも飲みやすい。

2. スティルワインの種類を紹介!

ワイン
次にそれぞれのワインの種類の詳細をみていこう。スティルワインは、さらに3つの種類に分けることができる。

赤ワイン

赤ワインはスティルワインのなかでも、皮や種ごとぶどうを使用し発酵させた種類。濃い赤色で、タンニンの渋みが強く感じられる。

白ワイン

白ワインはスティルワインのなかでも、ぶどうの果汁のみを使用し発酵させた種類。やや黄色みがかった透明な色合いで、すっきりとした飲み口が特徴。

ロゼワイン

ロゼワインは赤ワインと白ワインの中間のような、ピンクの色合いが美しいワインの種類。製造方法によっても、味わいや色合いが異なる。

3. スパークリングワインの種類を紹介!

シャンパン
次にスパークリングワインの種類を紹介する。

シャンパーニュ(シャンパン)

シャンパンは、フランスのシャンパーニュ地方でつくられた発泡性のワイン。スパークリングワインとシャンパンの意味を、混同して使用してしまわないように注意しよう。

カヴァ

カヴァは、スペインのカタルーニャ州でつくられるスパークリングワイン。シャンパンと同じ製法ながら、価格が安く購入しやすい。

クレマン

クレマンはフランスのシャンパーニュ地方以外の地域で、つくられるスパークリングワイン。発泡性がやや控えめで、泡が細かいのが特徴。

アスティ

アスティは、イタリアのピエモンテ州でつくられるスパークリングワイン。甘口の種類が多く、アルコール度数も8%程度と低いため飲みやすい。

ゼクト

ゼクトはドイツでつくられるスパークリングワイン。アルコール度数10%以上で、ガス気圧3.5気圧以上のものに使用される。

スプマンテ

スプマンテはスパークリングワインを表すイタリア語。イタリアでつくられるスパークリングワインに対して使用される。

フランチャコルタ

フランチャコルタは、イタリアのスパークリングワインのなかでも有名な銘柄。シャンパンと同じ製法で、イタリアのスパークリングワインのなかでは高級な種類。

ランブルスコ

ランブルスコはイタリアのエミリア・ロマーニャ州でつくられる赤のスパークリングワイン。控えめな発泡性で飲みやすい。

4. フォーティファイドワインの種類を紹介!

ワイン
次にフォーティファイドワインの種類を紹介する。

シェリー

シェリーは、スペインのアンダルシア州が主な産地となるフォーティファイドワイン。白ぶどうを使用し、甘口の種類から辛口の種類まで豊富な銘柄がある。

ポート

ポートはポルトガルでつくられるフォーティファイドワインの種類。アルコール度数の高いブランデーを加えて、発酵を止めることでぶどうの甘さが感じられるワインに仕上がる。

マディラ

マディラはポルトガルでつくられるフォーティファイドワインの種類。アルコール度数95度のブランデーを加えてつくり、樽で3年以上の熟成がなされた酒精強化ワイン。

マルサラ

イタリアのマルサラでつくられるフォーティファイドワイン。オーク樽での熟成が特徴で、主に白ワインが生産されている。

5. フレーバードワインの種類を紹介!

サングリア
最後にフレーバードワインの種類を紹介する。

サングリア

サングリアはワインに果実や砂糖を加えたフレーバードワイン。フルーティーで飲みやすい味わいから、日本でも飲まれることの多い種類。

リレ

リレはフランスボルドーでつくられるフレーバードワイン。ワインにフルーツリキュールを加えたアペリティフワインで、花や果実味のある風味が感じられる。そのまま飲んでも、ロックやソーダ割りでも美味しく楽しめる。

ヴェルモット

ヴェルモットは白ワインに香草やスピリッツを加えたフレーバードワイン。イタリアとフランスが主な産地だが種類がやや異なる。イタリアでつくられるヴェルモットは甘口、フランスは辛口となっている。

結論

ワインはスティルワイン、スパークリングワイン、フォーティファイドワイン、フレーバードワインの4種類に大別される。それぞれのワインは製造方法や産地によって、さらに細かく分類でき、その特徴もさまざまだ。自分はどのワインが好きなのか、好みのタイプをみつけるときにも役立つので、ある程度覚えておくことをおすすめする。
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  • 更新日:

    2022年3月21日

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