1. 田楽味噌の作り方とプロのコツ
田楽味噌の基本的な作り方から、プロのように美味しく作るためのコツについて紹介していく。使用する調味料は多いものの調理工程はいたってシンプルなので、構えることなく気軽に取り組んでもらいたい。ここでは、王道のなすを使用した田楽味噌について紹介していく。
材料
- 味噌
- 酒
- 砂糖
- みりん
- 酢
- なす
作り方
鍋に酢以外の調味料を入れてよく混ぜ合わせたら弱火にかけていく。フツフツと小さな泡が立ってきたら木ベラなどを使用して鍋底から混ぜて、ツヤとトロミが出るまで2分ほど煮詰めていく。最後に酢を加えて、全体的になじんできたら火を止め、田楽味噌の完成となる。
なすはガクの部分を切り落としてから縦に半分に切り、包丁の刃先を使って実のほうに格子状に切り込みを入れておくとよい。揚げ油を熱し、なすを素揚げにしたら、しっかりと油をきっておく。さきほどの田楽味噌を添えたら、完成となる。
なすはガクの部分を切り落としてから縦に半分に切り、包丁の刃先を使って実のほうに格子状に切り込みを入れておくとよい。揚げ油を熱し、なすを素揚げにしたら、しっかりと油をきっておく。さきほどの田楽味噌を添えたら、完成となる。
美味しく作るためのコツ
田楽味噌は鍋底に焦げ付きやすいので、弱火で加熱しながらよく混ぜるようにするとよいだろう。上記でなすに施したように食材には切り込みを入れるようにすると、火のとおりが早く、さらに味しみもよくなり美味しい田楽味噌を作ることができる。
2. レンジで簡単な田楽味噌
レンジを活用して簡単にできる田楽味噌の作り方を紹介していく。
材料
- 味噌
- 砂糖
- 酒
- みりん
作り方
耐熱ボウルにすべての調味料を入れて、よく混ぜ合わせる。ラップをかけて、レンジで600Wで1分程度加熱して、再び混ぜ合わせる。粗熱がとれたら、完成となる。
ポイント
レンジを活用することで手軽に簡単に田楽味噌を作ることができるので、ぜひ参考にして試してもらいたい。作る量や各家庭のレンジによって加熱時間が変わってくるので、様子を見ながら調整してみよう。
3. 田楽味噌の人気アレンジ
上記の基本の田楽味噌の作り方では、一般的な合わせ味噌やなすを使用したものを紹介した。ここでは、ほかに人気の材料を使ったアレンジについて紹介していく。
赤味噌を使用
一般的な合わせ味噌の代わりに赤味噌を使用する。赤味噌の主原料は大豆のみなので、旨みが豊富で美味しい田楽味噌を作ることができる。
豆腐を使用
豆腐に田楽味噌をのせることで、大豆製品どうしの相性がとてもよく美味しく食べることができる。その際、豆腐をしっかりと水きりしておくことが重要である。
こんにゃくを使用
こんにゃくは4等分にしてから斜め半分に切り、三角形にする。表面に格子状に浅く切り込みを入れてから、3分程度茹で、田楽味噌をかけて食べる。切り込みを入れておくことで、しっかりと味がなじみ美味しく食べることができる。
大根を使用
大根は2cm程度の厚さの半月切りにして、15~20分くらい柔らかくなるまでじっくりと茹で、田楽味噌をかけて食べる。好みで柚子の皮を刻んだものをのせると香り豊かになる。
田楽味噌おでんの作り方
材料
- 好みの具材
- 出汁昆布
- 水
- 味噌
- 酒
- 砂糖
- みりん
- 酢
作り方
具材を食べやすい大きさにカットして必要に応じて浅く切り込みを入れてから、串に刺しておく。鍋に出汁昆布と水を入れて、水から茹でる具材を入れて茹でていく。沸騰したらそのほかの具材も加えてじっくりと煮込む。別鍋に調味料を入れ、上記で紹介したとおりに田楽味噌を作る。できあがったら、温かい田楽味噌を具材につけながら、おでんの美味しさを味わってもらいたい。
4. 市販のおすすめ田楽味噌
市販のおすすめ田楽味噌について紹介していく。とても手軽に利用できるので、田楽味噌のお試しに活用してもらいたい。
マルコメ株式会社「田楽みそ」
西京風の白味噌と豆味噌を、絶妙なバランスで練りあげた田楽味噌である。化学調味料無添加である点も、嬉しいポイントだ。
マルサンアイ株式会社「スパウト調理みそ 田楽みそ」
コク深い豆味噌と信州系味噌をブレンドして、香ばしい焙煎ゴマを加えて作られた、風味豊かな田楽味噌となっている。
株式会社ミクリード「木の芽味噌(田楽みそ)」
たっぷりの米こうじを使用した白味噌をベースにして、木の芽と山椒の香りを存分に活かして味を調えた、季節限定の田楽味噌だ。
結論
本記事では、田楽味噌について紹介してきた。基本的な作り方からレンジを活用した便利な作り方を解説しているので、ぜひ参考にしてもらいたい。また、食材や味噌のアレンジについても記載しているので、好みの田楽味噌の食べ方を見つけてほしい。さらに、市販の田楽味噌についても紹介しているので、手軽に試せるという利点を活かして購入を検討してみてもよいだろう。
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