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2カ月以上の長期保存も可能!【栗】の保存 期間別保存編

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2017年10月30日

昔から日本の山野に自生していた栗は、縄文時代から食されてきた木の実。初夏に花をつけ、秋にはイガの中に甘くて美味しい果実をつける秋の味覚だ。でんぷん質が多く、滋養強壮効果が高い栗。疲労回復やスタミナ増強食として、上手に保存して一年中食したい食材だ。

1. 今日明日食べるなら/常温でも長期保存可能

秋の味覚・栗。山へ栗拾いに行くのも秋ならではの楽しい行楽だし、スーパーや八百屋で売っているのを見かけると、秋の到来を感じるだろう。古事記や万葉集、枕草子、源氏物語にも出てくる栗は、昔から日本人の壮健を支えてきた高カロリーな栄養源。縄文時代から食料として重視され、効率よくエネルギーを補給できる貴重な果実だ。

粒が大きめの「銀寄(ぎんよせ)」や甘味が強い「利平栗」など、様々な和栗の品種があるが、購入後しばらくは常温で大丈夫。蒸したり茹でたりして、ホクホクとした甘味を楽しみたい。古くなると全体に光沢が失せ、へこみやシワができてくるので、そうならないうちに食べきろう。

2. 1カ月程度なら?/塩水に漬けて

茶色く堅い鬼皮に包まれた栗は、低温下であれば、長期間品質が変わらない。チルドやパーシャル室がある冷蔵庫があればしばらく入れておいてもいいし、たとえなくても、おがくずと一緒にポリ袋に入れて冷蔵すれば大丈夫だ。しかし、おがくずもなかなか入手できないものなので、ここでは塩水を活用する方法を紹介しよう。生のままの栗なら、薄い塩水に半日つけ水気を切って乾燥させた後、通気の穴があいたポリ袋で冷蔵を。1カ月程もつので、すぐ食べ切れないときはオススメだ。皮ごと茹でた栗も同じように冷蔵庫へ入れれば約1月ほど保存できる。栗ご飯にしたり、スープにしたり、栗きんとんにしたり、煮たり茹でたり、再加熱してから食卓へ。

3. 2カ月ほどの長期なら?/冷凍庫へ

茹でた栗の鬼皮と渋皮を剥く下処理をしてからなら、冷凍もOK。密閉保存袋に入れてフリージングすれば2カ月程保存できる。

栗の場合、皮を剥く下処理がかなり面倒だと敬遠しがちだ。トライするなら、まずは熱湯に栗を1~2時間くらい漬けてから、鬼皮と底の境にナイフを入れ、引っ張るようにして剥いていこう。栗の皮剥き専用ナイフなどもあるので、入手しておけば普通の包丁よりも作業がスムーズだ。
続いて渋皮だが、この部分にはコレステロールを抑制する効果が期待できる、ポリフェノールのタンニンが含まれている。抗酸化作用があったり、食物繊維も豊富なので、渋皮を残して料理するのもオススメだ。

4. 2カ月以上の長期なら/砂糖で煮る

甘い砂糖で栗を煮て瓶詰にする保存方法なら、さらにロングスパンでの保存が可能だ。

その代表的な方法「栗の渋皮煮」なら、先述の渋皮の栄養素と、でんぷんもタンパク質も豊富な栗の実の両方を余すことなくいただける。渋皮付きの栗を灰汁や重曹に漬けてアク抜きをする必要があり、かなり手間がかかるものだが、手塩にかけ完成した後のうまさは格別だ。他にも渋皮を取り去って実だけを甘く煮る「甘露煮」、「栗のペースト」などを秋に作っておけば、クリスマスや正月用のごちそうやスイーツ作りに役立つ。ペーストは冷凍保存。渋皮煮や甘露煮は瓶詰で。瓶に詰めてから煮沸消毒すれば、室温で長期保存できる。

結論

ホクホクした歯ごたえと甘味がこたられない栗は、子供の頃から親しんできた日本のおやつ。市販の栗菓子もいいけれど、生の栗を入手して自宅で調理してみては。渋皮煮や甘露煮はハードルが高めだが、ただ茹でるだけでもなかなかうまいはず。家族みんなで栗を割り、秋の味覚を堪能してみてはどうだろう。
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