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ミラクルフルーツが他の食材を甘く感じさせる原理とは!?

ミラクルフルーツが他の食材を甘く感じさせる原理とは!?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2018年12月19日

「ミラクルフルーツ」という果物を知っているだろうか。それを食べた後に酸っぱいものを食べると、酸味を感じるどころか甘く感じるという不思議な果物だ。なぜミラクルフルーツにそんな効果があるのか。その原理などを紹介する。

  
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1. ミラクルフルーツとは?

ミラクルフルーツは西アフリカ原産の果実。熱帯性の植物のため寒さには非常に弱く、日本では一般的に温室で栽培されている。2m~4mくらいの低木に小さな赤い実をつける。原産地などでは昔から、酸っぱい物を食べる際にミラクルフルーツが利用されていた。

2. 後に食べた物を甘く感じさせる原理

なぜミラクルフルーツを食べた後に、すっぱい物を食べると甘く感じるのか。

味覚は鍵と鍵穴の関係のようなもの

その秘密を探るためには、まず味覚の原理について知ることが大切だ。味には、甘味、塩味、苦味、酸味などがあり、舌にあるそれぞれの味覚ごとの「味蕾(みらい)」という部分で感じている。甘味という鍵は甘味の鍵穴(味蕾)、酸味という鍵は酸味の鍵穴(味蕾)にぴったり入った時にその味を感じるという仕組みだ。

甘く感じる理由は「ミラクリン」

ミラクルフルーツの不思議な作用は、果実に含まれるたんぱく質「ミラクリン」によるもの。「ミラクリン」は甘味の味蕾に結合し、酸性条件下つまり酸っぱいものを食べることで、甘味の味蕾を活性化させる。
ちなみに舌を麻痺させたり、酸味を感じさせなくするわけではない。

3. 効果はどれくらい?ミラクルフルーツの食べ方

身体にも害はなさそうだし、その不思議な作用をぜひ体験したいもの。ネットなどでフリーズドライ製品も手に入るので、トライしてみよう。

ミラクルフルーツの食べ方

① ミラクルフルーツを口の中に入れる。

② 種と実を分けるように口の中で1、2分転がして種だけを出す。舐める時にムラがあると効果が出る場所にムラが出るので、口の中でまんべんなく転がすと良い。

③ レモンやトマトなど、酸っぱいものを食べてみる。

効果の持続時間

個人差はあるが、ミラクルフルーツを食べてから30分~2時間程度はその効果がつづく。要はミラクルフルーツの「ミラクリン」が舌に付着している時間だけ効果が得られるため、その間に飲み物や食べ物を摂った場合は徐々に効果が弱くなっていく。また熱に弱いため、熱い飲み物を飲むと早く効果がなくなる。

結論

後に食べる物の味を変えてしまうなんて、とてもすごいメカニズムにも感じるが、要は脳を騙しているようなもの。味は同じなのに脳にどう伝達されるかで感じ方が変わってしまうなんて、ちょっと不思議だ。
  • 公開日:

    2017年12月10日

  • 更新日:

    2018年12月19日

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