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枝豆のおすすめ保存方法は?保存期間や解凍方法なども紹介

枝豆のおすすめ保存方法は?保存期間や解凍方法なども紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2021年7月 9日

居酒屋の定番メニュー、そして、ビールの友である枝豆。安い、旨い、早いと、三拍子揃ったお父さん世代の酒席の強い味方だ。また、おやつとして子どもからも人気がある。そんな枝豆がたくさん手に入ったときには、上手に保存し最高の状態で枝豆を堪能したいものだ。そこで今回は、枝豆の保存方法や保存期間、市販の冷凍枝豆のおすすめ商品などを紹介していく。

  

1. 枝豆を生のまま冷凍する方法

枝豆は、収穫後からどんどん風味が落ちていくといわれている。風味を保つためにもすぐに食べない枝豆は、まとめて冷凍保存することがおすすめだ。また、冷凍することによって、枝豆の養分が減るのを抑えることもできる。そこでまずは、枝豆を生のまま冷凍保存する方法をみていこう。

購入した生の枝豆の下処理方法

枝付きの枝豆の場合は、ハサミなどで枝とサヤを切り離しておこう。

そのまま冷凍保存する

  • サヤに入った枝豆を水で軽く洗い、ホコリなどを取り除く。
  • 水分をしっかりと拭き、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍しよう。
このときに、なるべく枝豆が平らになるようにして、急速冷凍をするのがおすすめ。急速冷凍機能のない冷凍庫の場合は、保存袋をアルミで包むと熱伝導率が高くなるので試してみてほしい。

塩もみして冷凍保存する

  • 枝豆に塩をふって軽くもみ、5分ほどおく。
  • ザルに移して軽く水洗いし、水気を拭こう。
  • 冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いたら袋を閉じ、冷凍庫へ入れる。
塩もみをすることで、枝豆のアクや汚れを取り除くことができるのだ。このひと手間でえぐみが薄れ、より美味しくなるだろう。

生のまま冷凍した場合の保存期間

枝豆を生で冷凍した場合の保存期間は、1~1ヶ月半程度だ。

解凍方法

  • 塩分濃度を調節した湯を沸かし、冷凍枝豆を入れて茹でよう。
  • 茹であがったら、湯を捨てて枝豆をザルに移して冷ます。このとき、扇風機やうちわを使って手早く冷ますとよい。

2. 茹でてから冷凍する方法

次に、枝豆を茹でてから保存する方法を紹介していく。

下処理

  • ハサミでサヤの両端を一つ一つカットする。カットすることによって塩味がしみ込みやすくなるのだ。
  • 茹でる前に、サヤの両端を切った枝豆を、うぶ毛を落とすようにたっぷりの塩でもみ込もう。

茹でた枝豆を冷凍保存する

塩茹でした枝豆の場合も、粗熱を取りサヤつきのまま保存袋に入れれば、そのまま冷凍することができ、2ヶ月ほどもつ。また、サヤからはずして豆だけを冷凍することもできる。バラバラになった豆を保存袋に入れて冷凍庫へ入れておけば、2ヶ月ほどもつ。冷凍するときにひと手間かかるが、そのままサラダや豆ごはんに使うときに便利だ。

茹でてから冷凍した場合の保存期間

生のまま冷凍保存した場合と同じく、1ヶ月程度を目安に食べきろう。冷凍庫を頻繁に開け閉めすると鮮度が落ちやすくなってしまうので、なるべく温度変化が少ない冷凍庫の奥のほうに保存するのがおすすめだ。

解凍方法

前日に冷蔵室に移し、一晩おいて自然解凍しよう。また、保存袋ごと流水にさらして解凍してもよい。速攻で食べたい場合は、塩を入れたたっぷりの熱湯に凍ったままの枝豆をさっとくぐらせよう。

3. 枝豆の冷蔵保存方法

枝豆は、冷蔵保存をすることもできる。ここでは、冷蔵保存方法とその保存期間をみていこう。

生のまま冷蔵保存する

  • 購入した枝豆を枝からはずさず、枝を1cmほど残して切ろう。
  • 新聞紙にくるみ保存袋に入れ、冷蔵室で保存する。
枝からサヤを取ってしまうと劣化のスピードが速まるため、枝付きのまま保存しよう。ただし、枝豆は生のまま置いておくと急速に味が落ちるといわれているので、可能な限り早めに茹でることをおすすめする。

茹でた枝豆を冷蔵保存する

  • 枝豆を枝から外し、よく洗う。
  • サヤの両端をハサミで切り落とし、塩をもみ込む。
  • 塩を入れ沸騰した湯に、枝豆を入れて茹でる。
  • 茹であがったらザルに上げ、水をきって完全に冷まそう。
  • 保存容器に入れてふたをし、冷蔵保存する。

冷蔵した場合の保存期間

枝豆を冷蔵保存した場合は、1~2日もつ。しかし、時間が経つほど変色してしまいネバネバしてくる可能性があるため、なるべく早めに食べきろう。

4. 枝豆の常温保存はNG!

枝豆を保存するのに最適な温度は、0~5℃とかなり低めなので常温保存には適していない。常温保存をすると、鮮度が落ちるのが早く、風味や栄養が損なわれてしまうのだ。とくに、気温の高い季節は傷みが早く日持ちしない。しかし、やむを得ず常温保存をする場合は、サヤ付きのままの枝豆を、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包み、ジッパー付き保存袋やポリ袋に入れて冷暗所で保存しよう。保存期間は短く、1日置いておくだけで枝豆の味と栄養がかなり劣化してしまうので、早めの消費をおすすめする。

5. オフシーズンに楽しみたい冷凍枝豆3選!

枝豆を手軽にいつでも楽しめるのが市販で販売されている冷凍枝豆だ。冷凍枝豆の商品は、下処理などを行う必要がなくそのまま冷凍保存すればよいので、簡単なのも嬉しいポイント。そんな冷凍枝豆は、それぞれのメーカーなどによって多少味わいなどには違いがある。そこでここでは、おすすめの商品や美味しい食べ方を紹介していく。

冷凍枝豆のおすすめ商品

トップバリュ「塩味えだまめ」

イオン系列のスーパーなどでおなじみのトップバリュの冷凍枝豆だ。台湾産の枝豆を旬の時期に茹で、塩味を付けて冷凍した商品で、枝豆の甘みや風味がしっかりしている。さらに枝豆の茹で加減が絶妙で、食感がいいのが特徴だ。

ニッスイ「塩あじえだ豆」

冷凍食品で有名なニッスイが手がける冷凍枝豆で、ほどよい塩加減で人気のある商品。自然解凍や流水解凍、電子レンジ解凍などさまざまな解凍方法で食べられるので、さまざまな料理に活用しやすい冷凍枝豆だ。

ニチレイ「茶豆(塩味付)」

台湾産の茶豆を冷凍した商品。茶豆とは薄皮が茶色い枝豆のことをいう。通常の枝豆よりも甘みが強いのが特徴で、独特の風味を楽しめるだろう。

冷凍枝豆の美味しい食べ方

冷凍枝豆は、食べる2時間ほど前に冷凍庫から取り出し、自然解凍するだけで美味しく味わえる。自然解凍よりも早く食べたい場合は、枝豆を5分ほど流水にさらすか保存用パックのまま流水にさらして解凍するのがおすすめだ。さらに急いで解凍したい場合は、電子レンジを使うこともできる。また、冷凍枝豆も生の枝豆と同様に、茹でて味わうことも可能だ。生の枝豆よりも短時間で茹であがるのが特徴。冷凍枝豆も茹でることで、茹でたての枝豆の美味しさを手軽に楽しむことができる。そのほかに、焼いて食べる方法もおすすめだ。冷凍のままフライパンにならべて弱火で焼きはじめ、最後に強火で焼きあげることで香ばしく、ほくほくとした食感の枝豆に仕上がる。

結論

枝豆は、手軽に食べることができ、おやつやつまみにもぴったりで、アレンジもきくという万能な食材だ。そんな枝豆を上手に保存することで、より手軽に美味しく食べることができるだろう。枝豆を購入してすぐに食べきれないという場合は、今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてほしい。
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  • 公開日:

    2018年3月 9日

  • 更新日:

    2021年7月 9日

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