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【生姜】をスムージーやジュースで美味しく飲む方法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年8月 1日

独特の香りとさわやかな辛味で、料理には欠かせない生姜。じつは食用としてよりも薬用としての歴史のほうが古く、血行を促進して身体を温める働きが古くから生活の知恵として活かされてきた。近年、健康意識の高まりとともに再注目されている生姜を、さまざまなタイプのドリンクとして取り入れる作り方を紹介する。

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1. 生のまますりおろしてホットドリンクやスムージーに

もっとも手軽な生姜の飲み物は、すりおろした生姜に砂糖を加え、お湯で割ったホットドリンク。シンプルながらホッとする味わいで、思い立ったらすぐに作れるのがよい。家族が「ちょっと風邪気味かな...?」という時、これをサッと作ってあげられたら、株があがりそうだ。

元がシンプルだからこそ、アレンジも自由自在。砂糖を三温糖や黒糖に替えるだけでも風味が変わるし、蜂蜜もオススメ。レモンやゆずを加えるとビタミンCやクエン酸で栄養価がアップする。

また、生の生姜のさわやかな香味は、野菜やフルーツを使ったスムージーにもピッタリ。ヘルシーな朝の一杯に、生姜をプラスしてみては?

【生姜のグリーンスムージーの作り方】

材料はよく洗った小松菜、りんご、生姜と水。小松菜は根元を切り落として2~3cm幅に、りんごは皮ごと一口大に切って冷凍しておいたもの。すりおろし、もしくは薄くスライスした生姜、水と合わせて容器に入れ、ミキサーやブレンダーで攪拌する。生姜効果で野菜の青臭さが気にならない、ゴクゴク飲めるスムージーに。

【生姜のフルーツスムージーの作り方】

材料はオレンジまたはみかん、バナナ、生姜、豆乳。皮をむいたオレンジやみかん、バナナは一口大に切って冷凍しておいたもの、すりおろしか薄くスライスした生姜、豆乳と合わせて容器に入れ、ミキサーやブレンダーで攪拌する。大豆の良質なタンパク質や身体によい栄養素が摂れる、ほんのり甘いスムージー。生姜の風味も生きていて、ちょっと小腹が空いた時のおやつにもよい。

2. スパイスと煮詰めて自家製ジンジャーエールに

生姜の辛味成分「ジンゲロール」は、熱を加えることによって身体を芯から温める「ショウガオール」に変化するという。生姜を数種類のスパイスと一緒に煮詰めてジンジャーエールの素を手作りすれば、いつでもショウガオールたっぷりの無添加ジンジャーエールを楽しめる!

【ジンジャーエールシロップの作り方】

材料は生姜、砂糖、水、レモン。分量の目安は生姜:砂糖:水が1:1:2くらい。たとえば生姜が300gなら砂糖も300g、水が600ml。スパイスは、まずはシナモンスティックとクローブ(丁子)。ジンジャーエール特有の風味を出すために必ず入れたいのがこの2つで、あとはローリエ、カルダモン、スターアニス、胡椒、鷹の爪など好みで。どれも粉末ではなくホール(丸ごと)のものを用意する。

生姜はよく洗ってスライサーなどで薄切りにする。砂糖、スパイス、水とともに鍋に入れ加熱。沸騰する直前に弱火にし、フタをして20~30分。じっくり生姜のエキスを抽出したら、レモンの絞り汁を加えて一煮立ちさせ、火を止める。そのまま少し置いて粗熱が取れたら、茶こしやザルなどで濾し、消毒した瓶に入れて冷蔵庫で保存を。2週間を目安に使いきろう。

【ジンジャーエールシロップの使い方】

炭酸水で好みの濃さに割れば、本格派の辛口ジンジャーエールに。濃いめに入れたミルクティーに加えると、インドのスパイスティー「チャイ」風に仕上がる。ノンアルコールビールで割ると、ビール+ジンジャーエールの定番カクテル「シャンディガフ」風の飲み物に、またグレープジュースにオレンジやりんごの薄切りと一緒に加えると、ノンアルコールサングリアができあがる。

【残った生姜スライスの使い方】

フードプロセッサーで細かく刻み、味噌に混ぜて「生姜味噌」に。肉や魚の漬け焼きや、きゅうりにディップしても絶品。また、低温のオーブンか天日で乾かし、グラニュー糖をまぶして生姜糖にし、そのまま食べるのも美味しい。

3. カンタン!漬け込むだけのジンジャーシロップ

ジンジャーエールシロップはスパイシーな大人の味。スパイス抜きで小さな子どもも飲めるものを作るなら、氷砂糖や蜂蜜に生の生姜を漬け込むだけのカンタンシロップがオススメだ。

【氷砂糖の生姜シロップ/ジンジャーシロップの作り方】

材料は生姜と氷砂糖だけ。生姜が100gなら氷砂糖も100g、同量ずつ用意する。生姜はよく洗ってスライサーなどで薄切りにし、煮沸消毒した瓶に氷砂糖、生姜、氷砂糖、生姜と交互に重ね入れる。最後は氷砂糖にしてしっかりフタを閉め、冷暗所へ。1日1回瓶をふって生姜と氷砂糖を混ぜ、1週間ほどして氷砂糖が完全に溶けきったらできあがり。冷蔵庫に移して2週間を目安に使いきろう。

【蜂蜜の生姜シロップ/ハニージンジャーシロップの作り方】

材料はこちらも生姜と蜂蜜のみ。生姜はよく洗ってスライサーなどで薄切りに。煮沸消毒した瓶に入れて生姜が浸るくらいの蜂蜜を注ぎ、よく混ぜる。しっかりフタをして生姜がしんなりするまで冷暗所に置き、3日くらいでできあがり。冷蔵庫に移して2週間を目安に使いきろう。

【ジンジャーシロップの使い方】

水や炭酸で割ってさっぱりとした飲み口のジンジャードリンク、ジンジャースカッシュに。お湯で割れば生姜湯(生姜茶/ホットジンジャー)に。紅茶やほうじ茶との相性もいい。牛乳で割ったジンジャーミルクは、乳酸菌飲料のような優しい甘さだ。さらにこのシロップ、ヨーグルトやアイスクリーム、かき氷にかけるソースとしても優秀。スパイスが入っていないので、子どものおやつにもぴったりだ。

4. 生姜を使ったスムージーやジュースに向いている食材の選び方

スーパーでよく見かける全体的に黄金色をしている根生姜。ここでは食材の選び方の紹介をする。生姜を選ぶときは、水分を多く含み大きくて重みのあるもので、あまりでっぱりがないものがおすすめだ。生姜は分厚い皮があるため、皮をむく必要がある。その際にでっぱりがないものは皮がむきやすく、身も多く残すことができるからだ。また、シワシワで柔らかいものは腐っている可能性があるので要注意!良質な生姜はコショウのようなスパイシーな香りや少し柑橘系の香りがするのが特徴だ。よく分からないという人は強い香りのするものを選ぶとよい。

【新生姜で作るピンク色のジンジャーシロップ】

新生姜の季節の6~8月はピンクのシロップを作ることができる。新生姜とは茎の部分が紅色をしたものであり、この紅色がきれいなピンク色を出してくれるのだ。新生姜は旬の時期しか販売されていないので見かけたときは試してみるチャンス!根生姜との味の違いも堪能してみてほしい。

5. スムージーやジュース作りにも必要!生姜の下ごしらえの方法とは?

生姜の下ごしらえといえば、皮むき。皮むきとして包丁や野菜ピーラーを使う方法もあるが、身を切り取りすぎてしまうためスプーンを使うのがおすすめだ。スプーンであれば、素早く簡単にむくことができる。むき方はスプーンの内側を生姜に当て、上下に動かして皮を削る。そのときに生姜によくあるこぶも取っておく。ここまできたらあとは、スムージーやジュースに使えるようにおろし生姜にすればOK。

【おろし生姜の保存方法】

おろし生姜で使う場合は、皮を取ったあとにまるごとラップして冷凍する保存方法がおすすめだ。凍った状態の生姜でもキレイな状態ですりあがるうえに、凍らせることによって、繊維が壊れ扱いやすくなりいいことづくしである。冷凍すると6ヶ月保存することができ、使いたい分だけおろして使うことができる。

【生姜を使いきるコツ】

冷凍で保存するほかに乾燥させる方法もある。スライスした生姜をさっと茹で、水気をよく拭き取ってからザルにのせ、天日で1週間ほど乾燥させたら完成だ。乾燥生姜は生のものより味が強いのでスープや汁物に使うのがおすすめだ。

6. 生姜の筋を知ることで、簡単に美味しさ格上げ!

生姜は繊維の多い食材。だからこそ生姜の筋(繊維)を知ることで口当たりや味が変わってくる。生姜の表面には線が入っており、その線に対して垂直に生姜の繊維がある。そのため生姜の表面の線と平行にすりおろすのがポイント。円を描くようにおろすと、繊維があまり入っていない美味しいおろし生姜のできあがりだ!この生姜の筋を知るだけで別物のような生姜になるから驚きだ。

【生姜のよさがでる生姜茶】

生姜の半分はすりおろし、残りはみじん切りにする。耐熱容器に生姜と蜂蜜、砂糖、レモン汁を入れる。そのあと600Wの電子レンジに5分かけ、お湯で割れば生姜茶の完成。みじん切りとすりおろしで生姜を存分に味わうことができる。また胃のむかつきや乗り物酔いでつらいときには、この生姜茶が症状を和らげてくれるので生姜を常備しておくのもいいだろう。

結論

生姜は、ドリンクに仕立ててもじつに美味しく、おまけにヘルシー。今回お届けしたドリンクを作る際、より強い生姜の風味を堪能したい場合は皮をむかずにそのまま使う作り方がおすすめだ。反対に少し辛味を和らげたい場合はスプーンなどで薄皮をすりおとしてから調理するとよい。二日酔いの朝にはジンジャーティーで吐き気や弱った胃腸の炎症を抑え、体型が気になるときは生姜のグリーンスムージーで体温を上昇させて、代謝をあげるなど状況に合ったドリンクを試してほしい。

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