1. バナナをドライにするメリット
バナナは意外に保存が難しいフルーツだ。1週間~10日以上保たせたいと思ったら冷凍保存一択のような気がするが、「ドライ」という方法があることをお忘れなく。
ドライバナナにすると、水分が抜けることで傷みにくくなり、保存期間が延びる。水分が抜けることで、同グラム数で比べるとカロリーは生の状態に比べておよそ3.5倍になるが、カルシウムは4.3倍、食物繊維は6.3倍、β-カロテンにいたっては15.9倍に(※文部科学省 食品成分データベースより)。
ドライバナナにすると旨味はもちろん栄養価もギュッと凝縮されるのだ。手軽なエネルギーチャージにピッタリな上に、カサが減って持ち運びも容易になるため、ハイキングやトレッキング、登山のおやつにも推奨されている。そして、自宅で作れば完全に無添加。保存料や酸化防止剤などの添加物を気にすることなく安心して食べられるのも、見逃せないメリットだ。
ドライバナナにすると、水分が抜けることで傷みにくくなり、保存期間が延びる。水分が抜けることで、同グラム数で比べるとカロリーは生の状態に比べておよそ3.5倍になるが、カルシウムは4.3倍、食物繊維は6.3倍、β-カロテンにいたっては15.9倍に(※文部科学省 食品成分データベースより)。
ドライバナナにすると旨味はもちろん栄養価もギュッと凝縮されるのだ。手軽なエネルギーチャージにピッタリな上に、カサが減って持ち運びも容易になるため、ハイキングやトレッキング、登山のおやつにも推奨されている。そして、自宅で作れば完全に無添加。保存料や酸化防止剤などの添加物を気にすることなく安心して食べられるのも、見逃せないメリットだ。
2. バナナをドライにする3つの方法
【ドライバナナの作り方1】天日干し
1. バナナの皮をむき、白いスジを取り除く。
2. 輪切りまたは斜め切りで5~7mm程度の厚さにスライスする。
3. 竹製の平たいザルや干し野菜用のネットなどに重ならないように並べる。
4. 庭やベランダなど日の当たる風通しのよい場所で干す。
5. 表面がさらっとするまで乾燥させたフルドライにするなら2~4日、柔らかさを残したセミドライ(半生)にするなら3~4時間でできあがり。
◎天日干しのコツ
天気のよい日を選んで干し始め、時折様子を見ながら表裏を返し、両面を乾かす。夜露に濡れないよう日が落ちたら室内に取り込み、翌朝再び表に出すようにする。
干すための道具は、バーべキュー用の網や揚げ物用の網付きバットなど、裏面にも風が通るものなら何でもOK。
2. 輪切りまたは斜め切りで5~7mm程度の厚さにスライスする。
3. 竹製の平たいザルや干し野菜用のネットなどに重ならないように並べる。
4. 庭やベランダなど日の当たる風通しのよい場所で干す。
5. 表面がさらっとするまで乾燥させたフルドライにするなら2~4日、柔らかさを残したセミドライ(半生)にするなら3~4時間でできあがり。
◎天日干しのコツ
天気のよい日を選んで干し始め、時折様子を見ながら表裏を返し、両面を乾かす。夜露に濡れないよう日が落ちたら室内に取り込み、翌朝再び表に出すようにする。
干すための道具は、バーべキュー用の網や揚げ物用の網付きバットなど、裏面にも風が通るものなら何でもOK。
【ドライバナナの作り方2】オーブンで乾燥
1. バナナの皮をむき、白いスジを取り除く。
2. 輪切りまたは斜め切りで3~5mm程度の厚さにスライスする。
3. 天板にクッキングシート(シリコン樹脂加工の薄い紙)を敷き、バナナを重ならないように並べる。
4. 100度で60分焼いて一旦取り出し、裏返してさらに30分焼く。
5. オーブンから取り出して天板のまま室温に置き、冷めたらできあがり。
◎オーブン乾燥のコツ
変色が気になる場合は、スライスしたバナナを砂糖水にサッとくぐらせ、水気を拭き取ってからオーブンに入れる。オーブンのパワーによって乾燥具合は異なるので、うまくいかない場合は設定温度を120度に上げ、様子を見ながら40~50分、裏返して10~20分焼く。
2. 輪切りまたは斜め切りで3~5mm程度の厚さにスライスする。
3. 天板にクッキングシート(シリコン樹脂加工の薄い紙)を敷き、バナナを重ならないように並べる。
4. 100度で60分焼いて一旦取り出し、裏返してさらに30分焼く。
5. オーブンから取り出して天板のまま室温に置き、冷めたらできあがり。
◎オーブン乾燥のコツ
変色が気になる場合は、スライスしたバナナを砂糖水にサッとくぐらせ、水気を拭き取ってからオーブンに入れる。オーブンのパワーによって乾燥具合は異なるので、うまくいかない場合は設定温度を120度に上げ、様子を見ながら40~50分、裏返して10~20分焼く。
【ドライバナナの作り方3】電子レンジで乾燥
1. バナナの皮をむき、白いスジを取り除く。
2. 輪切りまたは斜め切りで3~5mm程度の厚さにスライスする。
3. 耐熱皿にキッチンペーパーまたはキッチンタオルを敷き、薄切りバナナを重ならないように並べる。
4. 600Wで30秒、一旦取り出して新しいキッチンペーパーにバナナを裏返してのせ、再び30秒。
5. 4の「30秒加熱したらペーパー取り換え」を繰り返し、乾燥すればできあがり。
◎電子レンジ乾燥のコツ
電子レンジのパワーによって乾燥具合が異なるので、30秒ではあまり水分が出ないようなら1回あたり50~60秒加熱する。こまめにキッチンペーパーを換えると乾燥も早まる。
2. 輪切りまたは斜め切りで3~5mm程度の厚さにスライスする。
3. 耐熱皿にキッチンペーパーまたはキッチンタオルを敷き、薄切りバナナを重ならないように並べる。
4. 600Wで30秒、一旦取り出して新しいキッチンペーパーにバナナを裏返してのせ、再び30秒。
5. 4の「30秒加熱したらペーパー取り換え」を繰り返し、乾燥すればできあがり。
◎電子レンジ乾燥のコツ
電子レンジのパワーによって乾燥具合が異なるので、30秒ではあまり水分が出ないようなら1回あたり50~60秒加熱する。こまめにキッチンペーパーを換えると乾燥も早まる。
3. ドライバナナの保存方法と保存期間
天日干し、オーブン、電子レンジ、どの方法で作ったドライバナナも、密閉できる食品保存容器や食品保存袋、清潔な瓶や缶に乾燥剤と共に入れておけば、常温でも3週間程度は保存可能。保存容器に作った日付を記入しておき、夏場などは早めに使い切ろう。
保存期間中は湿気に注意。取り出す時は濡れた手や道具を使って取り出すとカビが生える原因になるので使わないようにする。セミドライのバナナは長期保存には向かない。ラップに包んで冷蔵庫に置き、2~3日で使い切ろう。
保存期間中は湿気に注意。取り出す時は濡れた手や道具を使って取り出すとカビが生える原因になるので使わないようにする。セミドライのバナナは長期保存には向かない。ラップに包んで冷蔵庫に置き、2~3日で使い切ろう。
4. ドライバナナのおすすめの食べ方
ココナッツオイルなどで揚げている市販の「バナナチップス」とは異なり、ドライバナナはノンオイル。そのまま食べても美味しいのでおすすめ。栄養価の高いヘルシーなおやつとしても重宝される。
朝食のシーンではシリアルに加えたり、ヨーグルトのトッピングにしたり。マフィンやパウンドケーキ、ホットケーキなどに加えて焼き込んでも水っぽくならず、美味しく仕上がる。
しっとりしたセミドライのバナナは、そのまま食べるのはもちろん、バターソテーにしたり、ドーナッツ生地で包んで揚げるフリッターにしたりすると絶品だ。
朝食のシーンではシリアルに加えたり、ヨーグルトのトッピングにしたり。マフィンやパウンドケーキ、ホットケーキなどに加えて焼き込んでも水っぽくならず、美味しく仕上がる。
しっとりしたセミドライのバナナは、そのまま食べるのはもちろん、バターソテーにしたり、ドーナッツ生地で包んで揚げるフリッターにしたりすると絶品だ。
結論
バナナの濃厚な味と香りが凝縮されたドライバナナ。自宅で作れば干し加減も自由自在。熟れすぎたバナナより、柄の部分がまだ緑色くらいの熟しきっていないものを使う方がうまくいくが、いろいろ試して好みの味や食感を見つけるのも楽しそうだ。