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「ブイヤベース」のカロリーと栄養。魚介のうまみたっぷり!

「ブイヤベース」のカロリーと栄養。魚介のうまみたっぷり!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年1月20日

南フランス・マルセイユで生まれたブイヤベースは、世界三大スープのひとつに数えられる偉大なスープ、もしくは鍋料理である。日本の鍋もいいが、ブイヤベースの奥深い旨みも捨てがたい。スープと具を別々に盛っていただくシステムも新鮮だ。冬の食卓に彩を添える豪華な海鮮鍋は、ニンニクが効いたベースのおかげで一層箸が進むことだろう。そんなブイヤベースのカロリーや糖質を調べてみた。

  

1. 魚介たっぷりのブイヤベースのカロリーは?

魚、甲殻類、貝といったバラエティ豊かな魚介が入ったブイヤベースは、トマトベースのスープで煮込まれている。またサフランが入ることにより、独特な香りと黄色の色味がスープに加わっている。そんなブイヤベースのカロリーはどのくらいなのだろうか?

ブイヤベースのカロリーは、たら、はまぐり、ブラックタイガーといった魚介が約160g分として375kcalだ。ここには、付け合わせのフランスパン1切れ(約1cm、10g)とマヨネーズやニンニクを入れて作られるアイヨリソース大さじ1杯分が含まれる。

1食分と考えれば意外と低いカロリーではないだろうか。低脂肪の魚介が多く含まれていることも一因である。もちろん、魚介の種類を変えれば変動するし、フランスパンを増やせばカロリーも増える。さらにアイヨリソースを増量すれば簡単に高カロリー食になるだろう。

2. ブイヤベースの栄養はどんなもの?

それでは、意外とカロリーが低かったブイヤベースに含まれる栄養をみてみよう。想像通りかと思うが、ブイヤベースは魚介がたっぷりな分、タンパク質が多く摂取できる。また野菜も入っていることから、各種ビタミンやミネラルが含まれている。このあたりは、入れる食材で変わってくるだろう。

ブイヤベースの栄養面で気を付けたいことは、アイヨリソースの使いすぎによる脂質の過剰摂取だ。また塩分の加えすぎにも注意が必要である。

逆に、カロリーのところで紹介したパンは1切れのみである。カロリーは上がるが、栄養面ではもっと炭水化物を摂ってもいいかもしれない。

3. ブイヤベースに糖質は含まれている?

結論からいうと、ブイヤベースには糖質が含まれている。まず、付け合せにするフランスパン、トマトやたまねぎといった野菜にも糖質が含まれている。魚介にも糖質が含まれている。また、魚介を蒸すのに白ワインが使われることが多く、白ワインの糖質も加算されるだろう。アイヨリソースのマヨネーズにも含まれている。このように、ブイヤベースのあらゆる材料に糖質は含まれている。

だとすると余計に気になる人がいるかもしれないが、ブイヤベースの糖質は11.5gほどである。白いごはん1杯150gの糖質が55gであることと比べたら、相当低いことがわかるだろう。

4. カロリーオフするブイヤベースの食べ方

比較的低カロリーのブイヤベースであるが、さらにカロリーオフする食べ方を考えてみよう。

まず、簡単にカロリーを抑えられるとしたら、ブイヤベース本体ではない。パンの量とアイヨリソースの量を減らすことだろう。調理の段階でカロリーオフするとしたら、ニンニクの香りづけをして野菜を炒めるときに使うオリーブオイルの量を減らし、なおかつ焦げ付きにくい鍋を使うことがおすすめだ。

また、野菜より魚介のほうがカロリーが高いので、カロリーオフする食べ方としては魚介を減らすことも考えられる。具よりスープを味わうというものだ。ただ、これはブイヤベースが魚介鍋であるだけに、満足度を下げることにもなりかねない。あまり無理はしすぎないようにしたいものだ。

結論

ブイヤベースのカロリーについて、いかがだっただろうか。低カロリーで高タンパク、さらにビタミン、ミネラルが摂れる理想的なメニューといえるのがブイヤベースだ。日本の鍋に飽きたら、ちょっと気取ってブイヤベースをつくってみよう。スープと具を別々に食べるという作法に子どもたちも喜んで取り組むだろう。

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  • 公開日:

    2019年1月19日

  • 更新日:

    2020年1月20日

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