1. とんかつの冷凍保存方法
とんかつを冷凍保存する場合、2通りの方法がある。ひとつは、とんかつを揚げる前に保存する方法。もうひとつは、とんかつを揚げたあとに保存する方法だ。
・とんかつを揚げる前の冷凍保存方法
まず、とんかつを揚げる前の冷凍保存方法について解説しよう。衣がついた状態のとんかつを1枚ずつていねいにラップでくるみ、金属トレイに重ならないように並べたら冷凍庫に入れる。あとは、とんかつが冷凍されたら、なるべく空気が入らないように密封できる容器に入れ、再度冷凍庫に入れておく。ただ、とんかつを揚げる前に冷凍保存すると、解凍したときに肉の水分が出てしまい、少しパサついた口当たりになる可能性があるのだ。肉の旨みも半減してしまうことを知っておいてほしい。
・とんかつを揚げたあとの冷凍保存方法
できればとんかつは、揚げたあとに冷凍保存する方法をおすすめする。
とんかつを揚げたら、中心の部分の熱もしっかり冷めるまで待つ。熱がしっかり冷めるまで、20分以上はかかると知っておいてほしい。とんかつの粗熱がしっかり取れていない状態で冷凍保存してしまうと、傷んでしまう可能性があるので気を付けよう。その後、ラップで1枚ずつていねいにくるみ、重ならないように金属トレイに並べたら冷凍庫に入れる。とんかつが冷凍されたら、なるべく空気が入らないように密封できる容器に入れ、再度冷凍庫に入れておく。
とんかつを揚げたら、中心の部分の熱もしっかり冷めるまで待つ。熱がしっかり冷めるまで、20分以上はかかると知っておいてほしい。とんかつの粗熱がしっかり取れていない状態で冷凍保存してしまうと、傷んでしまう可能性があるので気を付けよう。その後、ラップで1枚ずつていねいにくるみ、重ならないように金属トレイに並べたら冷凍庫に入れる。とんかつが冷凍されたら、なるべく空気が入らないように密封できる容器に入れ、再度冷凍庫に入れておく。
2. とんかつの解凍方法
では次に、冷凍保存したとんかつの解凍方法について、それぞれ解説する。
・揚げる前に冷凍保存したとんかつの解凍方法
揚げる前に冷凍保存したとんかつは、くるんだラップをはずし油で揚げる。このとき、とんかつは冷凍された状態のままでよい。解凍した状態のとんかつを揚げると、水分が出て揚げるときに油がはねて危険なので注意してほしい。また、冷凍保存したとんかつに霜がついている場合は、霜をしっかり取り除かなければ油がはねてしまう。揚げるときのポイントは、はじめは170℃程度の低い温度で揚げ、その後180℃まで油の温度をあげる。そうすると、サクサク食感のとんかつができる。また、冷凍した状態のとんかつを何枚も一気に揚げると、油の温度が下がってしまうため、上手に揚がらない可能性がある。できれば1枚ずつ揚げるのが無難だ。
・揚げたあとに冷凍保存したとんかつの解凍方法
揚げたあとに冷凍保存したとんかつを解凍するときは、できれば前日に冷蔵庫に移動させ自然解凍する。常温でも自然解凍することができるが、室内の温度、湿度に注意する必要がある。湿度や温度が高い夏場の自然解凍はしないほうがよいだろう。時間がなく自然解凍ができないときは、電子レンジの解凍機能がおすすめ。その後ラップをはずしたら、電子レンジのオーブン機能や魚焼きグリルで焼く。また、オーブントースターを使ってもよいだろう。とんかつが全体的に温まり、少し焼き色が付けば完成だ。
3. 冷凍保存したとんかつの保存期間
冷凍保存したとんかつの保存期間は、どのくらいであるかは知っているだろうか。冷凍保存したとんかつの保存期間は、揚げる前、揚げたあとに関わらず、約1ヶ月と覚えておこう。それ以降であっても、食べる前に再度熱を加えるため、食べることはできる。しかし、旨みや風味は落ちてしまうだろう。美味しいとんかつを食べるためには、約1ヶ月という保存期間はあまり気にせず、できるだけ早く食べることをおすすめする。
結論
とんかつは、油で揚げてから冷凍保存することをおすすめする。そうすれば解凍しても、旨みや風味を損なわないで食べることができる。また、電子レンジや魚焼きグリル、オーブントースターを使って加熱調理できるため、あと片付けも楽だ。次にとんかつを作るときは、多めに揚げておき、ぜひ冷凍保存を活用してほしい。