目次
1. グレープシードオイルは高カロリーのため要注意!

グレープシードオイルのカロリーは、100mlあたり921kcalだ。大さじ一杯に換算した値は、約110kcalである。決して低い値ではない。好きだからといって使う量を増やすと、あっという間にカロリー過多になってしまう。十分に気をつけよう。
2. グレープシードオイルには身体によい栄養成分が含まれる、が?

グレープシードオイルの栄養成分は100%脂質で、100gあたりに96.5gのトリアシルグリセロールが含まれる。具体的には、おおまかに下記のような内訳となっている。
飽和脂肪酸:10.9g
一価不飽和脂肪酸:17.8g
多価不飽和脂肪酸:63.6g
コレステロール:0.0g
ポイントとしては、不飽和脂肪酸が全体の約88%で、かつコレステロールが含まれていない。一価不飽和脂肪酸には血中の悪玉コレステロールを抑える効果があるほか、多価不飽和脂肪酸には善玉コレステロールを増やす効果が期待できる。つまり、グレープシードオイルには身体によい成分が多く含まれているのだ。ただし、不飽和脂肪酸のうち、n-6系脂肪酸を摂り過ぎると、逆に健康を害するおそれがあるとも言われている。一例を挙げれば、悪玉コレステロールだけでなく、善玉コレステロールも減らすために血栓を増やし、動脈硬化のリスクが上がる。したがって、過剰に摂ろうと考えるのは危険、あくまで適量を摂るよう注意したい。
飽和脂肪酸:10.9g
一価不飽和脂肪酸:17.8g
多価不飽和脂肪酸:63.6g
コレステロール:0.0g
ポイントとしては、不飽和脂肪酸が全体の約88%で、かつコレステロールが含まれていない。一価不飽和脂肪酸には血中の悪玉コレステロールを抑える効果があるほか、多価不飽和脂肪酸には善玉コレステロールを増やす効果が期待できる。つまり、グレープシードオイルには身体によい成分が多く含まれているのだ。ただし、不飽和脂肪酸のうち、n-6系脂肪酸を摂り過ぎると、逆に健康を害するおそれがあるとも言われている。一例を挙げれば、悪玉コレステロールだけでなく、善玉コレステロールも減らすために血栓を増やし、動脈硬化のリスクが上がる。したがって、過剰に摂ろうと考えるのは危険、あくまで適量を摂るよう注意したい。
3. グレープシードオイルの糖質量はゼロだが、油断は禁物!

グレープシードオイル100gあたりの糖質量は0gだ。したがって、糖質制限をしている場合でも、少なくとも糖質を気にする必要はない。ただし先述の通り、グレープシードオイルのカロリーは高い。糖質がないからといって、決してたくさん摂ってよいものではない。糖質制限をしている方の中には、同時にカロリーを制限しなければならない方もいるだろう。油断は禁物だ。
4. それでもグレープシードオイルを楽しみたい方に!カロリーオフするための食べ方

グレープシードオイルはそれ自体が高カロリーなので、カロリーオフしたいのなら、グレープシードオイルを控えるのが一番だろう。とはいっても、どうしても使ってみたいという方がいる可能性もある。そこで、グレープシードオイルを、普段使いの油として使うことを検討してみよう。以下に、簡単な例を紹介する。
・炒め物の油として使う
サラダ油やオリーブオイルの代わりにグレープシードオイルを使って、炒め物を作ってみよう。グレープシードオイルはにおいが少ないため、意外に和食などにも使える。ほかの油との違いがあるのか、試してみると面白そうだ。仕上がりがさっぱりしていると感じられるかもしれないが、だからといってほかの油よりカロリーが低い訳ではない。適量を使うよう注意したい。
・サラダのドレッシングの材料として使う
サラダのドレッシングには、サラダ油やオリーブオイルが使われることが多いだろう。ここで、グレープシードオイルを代わりとして使ってみてはどうだろう。においが弱いため、サラダ油で作ったドレッシングとほぼ同じ味に仕上がるだろう。もちろん、ドレッシングをかけ過ぎると当然カロリーが増えていくので、使う量には注意しなければならない。
結論
グレープシードオイルは、不飽和脂肪酸の作用により、健康にプラスとなることを期待できそうだ。しかし、摂り過ぎはほかの油と同じくカロリー過多や健康面でのリスクが伴う。適量を普段の食生活に自然に取り入れるように心がけよう。