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実は似て非なるもの!?海苔と韓国海苔の違いを徹底深掘り

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 平原あさみ(ひらはらあさみ)

2019年6月 2日

おにぎりや寿司にも欠かせない海苔は、日本人なら誰しもが日常的に食べているだろう。近頃では、さまざまな商品がスーパーに並んでいる。そのひとつが、韓国海苔。ごま油の風味と塩味がちょうどよく、ご飯におつまみにと幅広く使うことができる。普通の海苔と韓国海苔、実はそもそも違う種類だということをご存知であろうか?今回は、そっくりだけど実は種類の違う、海苔と韓国海苔の違いについてリサーチしていきたい。

1. 海苔と韓国海苔

日本と海苔

四方を海に囲まれている日本にとって、海産物は古くから暮らしを支える大きな資源であった。海藻から作られる海苔も然り。古くは高級品として、貴族や大名、朝廷などへの貢ぎものとされていたが、江戸時代頃になると一般庶民にも広がっていった。養殖が始まったのも江戸時代とされている。

海苔の製造方法

タネの前段階である糸状体を貝殻に入れ、培養するところから海苔作りはスタートする。次に、放出されるタネを網につける作業を行う。この採苗ののち、網にまんべんなくタネをつけ、海の上で空気に晒し、乾燥させてタネ網を作る。そのまま育てるものは秋に収穫され、一部は冷凍して、時間差で育成するそうだ。収穫された海苔は、洗浄、裁断などを経て、和紙のように漉き上げて乾燥させる。その後、加工されるのが一般的である。

2. 海苔と韓国海苔の違い

海苔の種類

日本で販売されている海苔に使われている海藻は、アサクサノリやスサビノリが主流。アサクサノリはアマノリ属紅藻の1種で、ほんのり赤みを帯びた色合いが特徴である。有明海など、限られた地域で養殖されている。スサビノリも同様にアマノリ属紅藻の1種で、こちらは全国で広く養殖されている。黒々とした艶のある色味が特徴だ。これに対して、我々が韓国海苔と呼んでいるものは、日本では岩のりとして知られる、オニアマノリやイチマツノリという海藻が使われている。漉いたときに穴が空いたようになってしまうため、日本では板状にするのではなく、岩海苔として販売、または加工されることが多い。

味の違い

日本で海苔と呼ばれるものは、基本的に味付けされていない。味が付いたものは、味付け海苔として販売されている。これに対して、我々がよく知る韓国海苔は、ごま油と塩で味付けされているものである。味の有無にも違いがあるのだ。ただ、韓国で販売されるすべての海苔が、我々のよく知る韓国海苔というわけではない。韓国でも、我々が普段食している海苔の方が収穫量としては多い。

3. 海苔と韓国海苔の使い道

海苔は揚げ物に

海苔は揚げ物にすると、香りがぐっと高まるので、おすすめ。唐揚げの肉や山芋、ししゃもなど、アレンジは自由自在だ。素材にくるりと巻いて、衣をつけて揚げるだけと、作り方も簡単。少々手間はかかるものの、いつもとは違った味わいを楽しむことができる。

韓国海苔は調味料的に

海苔も韓国海苔も、そのままご飯と食べて美味しいのは当たり前。変化球的な使い方をマスターすると、美味しさはさらに広がる。韓国海苔の場合は、そもそも味が付いている状態なので、この点を上手に活用するとよい。サラダや和え物に投入すると、味と食感を一度にプラスすることができる。韓国海苔の塩気だけでは心もとないので、醤油や塩を少々プラスするとよい。レタスのサラダや、ほうれん草のナムルに投入するとよい。人参のナムルなどとの相性も抜群だ。

結論

海苔と韓国海苔は、原料となる海藻の種類に違いがある。韓国海苔に使用されているのは、日本では岩海苔と呼ばれているもの。ちなみに韓国海苔には、この岩海苔100%のものと、そうでないものとが存在するらしい。海苔は日本、そして近隣韓国、中国を誇る海産物だ。違いを知って、これからも美味しくいただきたい。
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