1. のりの大敵は湿気
のりの命は、あのパリッとした食感と磯の風味。しかし一度湿気ってしまうとパリパリ感がなくなる上に、風味もとんでしまう。
のりの封を開けて放置しておくと、湿気により赤く変色する。なぜのりが湿気やすいかというと、のりに含まれる塩分の吸湿性によるもの。温度、湿度などにとても敏感で、高温高湿度の場所に置いたものならば、すぐにシナシナになり香りもなくなってしまう。
のりの封を開けて放置しておくと、湿気により赤く変色する。なぜのりが湿気やすいかというと、のりに含まれる塩分の吸湿性によるもの。温度、湿度などにとても敏感で、高温高湿度の場所に置いたものならば、すぐにシナシナになり香りもなくなってしまう。
2. 正しい保存方法
それでは、のりはどうやって保存したらよいのか。
開封後は密閉して冷蔵庫で
一度開封したのりは、とにかく湿気が入ってこないように密閉することが大事。のりの入った袋の上をテープなどで留める人も多いかもしれないが、それでは密閉度は不十分だ。
ファスナー式の保存袋や密閉できる容器に入れて冷蔵庫へ。よく見かけるビニール系の袋は実は防湿効果があまりないので、アルミ袋が最適。のりが元々チャック式のアルミ袋に入っている場合もあるので、その時はそのまま利用しよう。保存の時は、のりに付いてきた乾燥剤も入れておくこと。多めに入れておくと安心なので、お菓子などについてきたものをとっておいて使うとなおよい。使う時は食べる分だけ取り出し、空気を抜いて再び密閉してすぐに冷蔵庫へ。とにかく湿気触れさせないように気をつけよう。
のりは大きいまま保存してもよいが、きっとそのままのサイズで使うことは少ないはず。あらかじめ2分の1にカットしてから袋に入れておくと取り出しやすいし、使いやすいのでおすすめだ。
ファスナー式の保存袋や密閉できる容器に入れて冷蔵庫へ。よく見かけるビニール系の袋は実は防湿効果があまりないので、アルミ袋が最適。のりが元々チャック式のアルミ袋に入っている場合もあるので、その時はそのまま利用しよう。保存の時は、のりに付いてきた乾燥剤も入れておくこと。多めに入れておくと安心なので、お菓子などについてきたものをとっておいて使うとなおよい。使う時は食べる分だけ取り出し、空気を抜いて再び密閉してすぐに冷蔵庫へ。とにかく湿気触れさせないように気をつけよう。
のりは大きいまま保存してもよいが、きっとそのままのサイズで使うことは少ないはず。あらかじめ2分の1にカットしてから袋に入れておくと取り出しやすいし、使いやすいのでおすすめだ。
未開封の長期保存は冷凍庫で
未開封ののりは常温でしまい込んでいるという人も多いかもしれないが、それでは外の温度や湿気の影響を受けてしまう。
未開封ののりは、そのまま冷凍庫へ。が正しい保存方法。冷凍したまま開封してしまうと湿気る原因になるため、開封する時は必ず常温に戻してからにしよう。
未開封ののりは、そのまま冷凍庫へ。が正しい保存方法。冷凍したまま開封してしまうと湿気る原因になるため、開封する時は必ず常温に戻してからにしよう。
3. 美味しく食べるコツ
しっかり保存したのりは、そのままでもきちんと美味しい。が、ひと手間でもっと美味しく食べることができる。
ぜひやってほしいのが、「火であぶる」こと。それだけだ。風味もいちだんと増して、さらにパリッとする。
その方法にもちょっとしたコツがある。2枚ののりの表同士を重ね合わせ、裏だけをあぶるのだ。炭火を使うといちばん美味しいらしいが、ガスコンロの火で充分。でちなみにツルツルした方が表で、ザラザラした方が裏になる。重ね合わせることで、重なった部分に香りを閉じ込めることができ、のりの風味を一層楽しめるのだ。
ぜひやってほしいのが、「火であぶる」こと。それだけだ。風味もいちだんと増して、さらにパリッとする。
その方法にもちょっとしたコツがある。2枚ののりの表同士を重ね合わせ、裏だけをあぶるのだ。炭火を使うといちばん美味しいらしいが、ガスコンロの火で充分。でちなみにツルツルした方が表で、ザラザラした方が裏になる。重ね合わせることで、重なった部分に香りを閉じ込めることができ、のりの風味を一層楽しめるのだ。
4. 湿気ったのりの活用法
どこからか湿気が入り、のりが湿気ってしまった。そんな時は、のりの佃煮を作ってみよう。
のりの佃煮の作り方
① のりをちぎって、全部が浸るくらいの水を加えて湿らせ、ザルにあげて水気を切る。
② 鍋に①ののり、しょう油、みりん、和風だしを入れて弱火で加熱する。
③ 沸騰してから5~6分くらい、水分がなくなりポテッとするまで煮る。
粗熱がとれたら瓶などの保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しよう。ごはんのお供に最適だ。
② 鍋に①ののり、しょう油、みりん、和風だしを入れて弱火で加熱する。
③ 沸騰してから5~6分くらい、水分がなくなりポテッとするまで煮る。
粗熱がとれたら瓶などの保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しよう。ごはんのお供に最適だ。
結論
これまで適当に保存していたものも、正しい方法で保存することで本来の美味しさを味わうことができる。保存も料理の味を決める大事な工程だ。手間をおしまず、きちんと保存して美味しくいただこう。
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