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幻の魚シマアジの旬は夏から秋口?特徴や産地を知ろう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年6月13日

アジ類の中でも最高級の食材と呼ばれ、塩焼きやフライはもちろん、寿司や刺身、干物などでも美味しく食べることができるシマアジ。過去には漁獲量が激減して「幻の魚」ともいわれたことのある高級魚だ。今回は、そんなシマアジの旬や特徴、産地、栄養成分を紹介する。ぜひ、シマアジを美味しく食べるための参考にしていただきたい。

1. シマアジの旬は基本的には夏

出回っているシマアジのほとんどが養殖または半養殖とされ、天然物は珍しいため市場では非常に高値で取引されている。養殖されたものは1年を通して手に入るが、シマアジの旬は6~8月頃といわれている。ただ、刺身にして味わうなら産卵期である冬に向けて脂がのり始める時期を狙いたい。旬を少し過ぎた秋口、9月頃がおすすめだ。小型のシマアジも出回っているが、小型のものは旬に関係なく年間を通して美味といわれるので、冬場に食べるなら小型のものを選ぶといいだろう。

2. シマアジの名前の由来や特徴

シマアジはアジ科シマアジ属の魚の一種。シマアジの名前の由来には諸説あり、太平洋沿岸の島・伊豆諸島などの島で多く漁獲されたことから「島鯵(シマアジ)」となった説や、ある程度の大きさになるまでは身に黄色い縞模様が見られることから「縞鯵(シマアジ)」となった説などがある。

シマアジの特徴

市場に出回る天然物のシマアジは60~80cmほどのものがほとんどで、養殖物だと40cmほどのものが中心になっているようだ。
身の色は背の色が青緑色、腹側は銀白色をしており、天然物では見事な黄色のヒレを見ることができる。身に黄色い縦縞が見られるのがシマアジの一番の特徴だが、ある程度の大きさにまで成長すると縞模様は薄くなって見えなくなる個体もいるようだ。
シマアジは東部太平洋を除いた世界中の亜熱帯・温帯海域に広く分布しており、主に沿岸付近の水深200mより浅いところで小魚・エビやカニなどの甲殻類をエサとして、仲間と群れをつくり生息している。時折「ギュウギュウ」といった鳴き声を発する面白い特徴もあるため、地域によってはシマアジを「ギュウギュウ」とも呼ぶのだとか。
シマアジは消化器官が短く、一度に大量のエサを捕食することができないという性質がある。小ぶりのエサを少量ずつ、こまめに何度も食べなければならないというのも特徴のひとつである。

3. シマアジの産地はどこ?

天然物のシマアジの産地は伊豆諸島・三浦半島沖、高知県や鹿児島県といった太平洋側の地域だが、獲れる数は少なく、釣り上げることができれば釣りの世界ではスーパースターともいわれるようだ。
一時期には漁獲量が激減したため「幻の魚」とも呼ばれたが、近年では養殖が盛んに行われるようになり、スーパーなどにも出回るようになった。養殖シマアジの産地は愛媛県を筆頭に熊本県や大分県が主で、1kgあたり2,000~3,000円の価格がついている。
オーストラリアやニュージーランドを産地とする近縁種のチルド輸入もあるが、国内の養殖シマアジと同様に高値がついている。

4. シマアジは味も栄養成分も優秀

しっとりとほどよく脂がのり味のよさが人気のシマアジだが、栄養成分も気になるところだ。シマアジには糖質の代謝を促してくれるビタミンB1や、タンパク質のエネルギー代謝をサポートしてくれるビタミンB6、カルシウムの吸収を補助してくれるビタミンDなどの栄養成分が多く含まれている。これらの栄養成分はとくに皮の部分に含まれているため、栄養を逃さずしっかり摂るためには、塩焼きやフライなどの皮ごと食べられるような調理法を選びたい。
また、シマアジの脂質にはDHAやEPAといった不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、血管・血液の健康維持に重要で、脳細胞の活性化にも役立つといわれている。シマアジは旨いだけでなく、身体にも嬉しい食材のひとつだ。

結論

アジという名前は「味」がよいことに由来するともいわれるが、そのアジ類の中でも美味といわれるシマアジ。養殖であっても高値のつくシマアジだが、上品でクセのない味を知るとほかの魚では物足りなくなるほどとの声もある。スーパーで見かけた日にはシマアジの調理に挑戦してみてはいかがだろうか。
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