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爽やかな風味とほのかな苦味をもつ柑橘類【土佐文旦】の特徴や選び方

投稿者:
ライター 松崎茉莉奈(まつざきまりな)

監修者:
管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年6月 9日

文旦の代表的品種である「土佐文旦」。上品な甘さと、つぶつぶのさっくりとした食感が特徴だ。ほのかな苦味が感じられる大人のフルーツでもある。そのまま置いておくだけでも、部屋に爽やかな香りが漂う。今回は、そんな土佐文旦の特徴や選び方について紹介しよう。

1. 【土佐文旦】の特徴や由来

土佐文旦は、1930年頃から高知県で栽培が始まった昔ながらの品種である。重さは400g以上と、非常に大きい。果肉は淡い黄色でやや硬め、香りが爽やかで上品な甘さがある。果汁は少なめで、さっくりとしたつぶつぶの食感を楽しむことができる。

露地栽培のものは皮が厚めだが、ハウス栽培の物に比べて爽やかな風味をもつ。収穫から日が経つにつれて、果肉が柔らかくなり、酸味が少なくなるので食べやすくなる。

由来は不明とされているが、鹿児島県の在来品種を高知県の農業試験場に導入したといわれており、鹿児島県では「法元文旦」と呼ばれている。

2. 【土佐文旦】の旬や選び方

土佐文旦の収穫時期は10~12月にかけてだが、店頭に並ぶのは
1~3月頃。土佐文旦の選び方は次のとおりである。

皮にツヤがあり、しっとりしているか

皮にツヤがあるものは新鮮な証拠。表面が乾燥しているものは、中の水分も抜けていることが多い。

ヘタが落ちたり、枯れたりしていないか

鮮度が落ちると、ヘタが取れたり枯れたりする。

持ったときに重みがあるか

果汁が多いものほど、手に持ったときに重みがある。

基本的には、店頭に並んでいるものは食べごろ。酸味が強い場合は、直射日光を避け、風通しのよいところに数日間置くと、酸味が抜けて甘みが増したように感じられる。

3. 【土佐文旦】の食べ方

種が多く、やや食べづらいと感じるかもしれないが、爽やかな風味は土佐文旦ならでは。土佐文旦の中心に一周切り込みを入れ、切り込みから親指をグッと差し込み、果肉と皮を剥がしていく。果肉がしっかりしているので、サラダなどにいれると存在感もあって、いつもと違った味わいを楽しめる。皮はやや苦味があるので、グラニュー糖をまぶしておやつにするとよい。

土佐文旦とのサラダ

1.土佐文旦を半分に切り、一つは皮をむき、じょうのうや種を取り除く。もう一つは果汁を搾っておく。
2.土佐文旦の果汁、EVオリーブオイル、粒マスタード、はちみつ、塩、黒こしょうを密閉容器に入れ、よくふり混ぜる。
3.レタス、ミニトマト、細かく割いたサラダチキンなどと土佐文旦の果肉を混ぜ合わせ、2のドレッシングをかける。

果肉をサラダに加えるだけでなく、ドレッシングに果汁を加えることで、さらに爽やかな風味を楽しむことができる。

土佐文旦ピール

1.ピーラーで土佐文旦の皮の黄色い部分を削ぐ。
2.皮を果肉から剥がして好みの形に切り、4~5回ほどゆでこぼす。
3.水気を絞り、鍋に入れて砂糖と水を加え、汁気がなくなるまで煮詰める。
4.クッキングシートなどに広げてひと晩ほど乾燥させ、グラニュー糖をまぶす。

ほんのりとした苦味がアクセントとなる。そのままでも美味しいし、パウンドケーキなどの焼き菓子に入れるのもよい。

4. さまざまな【土佐文旦】

土佐文旦と同じグループの柑橘類として、鹿児島県の「大橘(おおたちばな)」がある。大橘は鹿児島県では「サワーポメロ」としてブランド化されており、サワーは「酸っぱい」、ポメロは「文旦」を意味する。

また、熊本県では「パール柑」と呼ばれ、三角から天草にかかる「天草パールライン」付近が産地であることから、この名がつけられた。

結論

土佐文旦のほんのり感じられる苦味と、さっぱりとした口当たりは、食後のデザートにもぴったり。爽やかな風味はサラダなどの料理にも合うので、ワンランク上のおもてなしにもおすすめだ。昔ながらの味を、さまざまな形で味わうのもよいだろう。
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