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【八朔(はっさく)】の特徴はほのかな苦味が大人の味!正しい選び方

投稿者:ライター 松崎茉莉奈(まつざきまりな)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年8月14日

バランスのよい甘みと酸味、そしてほのかな苦味が特徴の「八朔」。近年、酸味を抑え、甘みを強調した品種が増えてきているなか、八朔は、いまなお根強い人気がある。今回は、すっきりとした味わいでファンの多い八朔の特徴や選び方について紹介しよう。

1. 【八朔】の特徴や由来

八朔は爽やかな香りとほのかな苦味が特徴で、酸味と甘みのバランスもよい。文旦の血統と考えられているが、由来は不明。1860年ごろ、現在の広島県因島のお寺で発見された。

八朔の特徴

ただ甘いだけではなく、酸味や苦みがあるので好みが分かれるところである。果汁は少なめで、果肉は程よいつぶつぶ感で、食べごたえもあるのでサラダなどにも使われる。八朔の皮は香りがよいので、お風呂に浮かべる人もいる。爽やかな気分になりリラックス効果が期待できる。ただし、もともと肌が弱い人や合わないと感じた場合は控えよう。

2. 【八朔】の旬や選び方

八朔の旬は2~4月、冬から春にかけてである。八朔という名前は、当時の住職が「八朔(旧暦の八月の一日)には食べられる」といったことから付けられたとされているが、実際の旬とは大きく異なる。美味しい八朔の選び方は以下の通りである。

葉がしっかりとついているか

鮮度が落ちると葉が取れやすくなる。

皮の色が鮮やかで、ハリがあるか

皮の表面が柔らかく、しわしわなものは新鮮でない証拠である。

爽やかな甘い香りがするか

爽やかな香りの中に甘さを感じられると、果肉も甘い可能性が高い。

手に持った時に重みがあるか

重みのあるものの方が、果汁が多く含まれていることが多い。

保存する時は、直射日光のあたらない、風通しのよい冷暗所を選ぶ。八朔は貯蔵性が高く、2~3週間保存できる。

3. 【八朔】の食べ方

八朔は、3~5度が美味しく食べられる温度といわれている。上手な食べ方としては、皮に十字に一周切り込みを入れる。果肉との間に親指をグッと差し込んで皮をむく。じょうのう(袋)も固いので、中の果肉だけを取り出して食べる。酸味や苦味があるので、次のようにアレンジして食べるのもよい。

八朔の砂糖がけ

1.八朔は外皮をむき、じょうのうから果肉を取り出す。
2.砂糖を適量ふりかけて食べる。

八朔やグレープフルーツなど、やや苦味のあるフルーツを食べるときには、砂糖やはちみつをかけると、子どもにも食べやすくなる。

八朔と生ハムのマリネ

1.八朔は皮をむいて、じょうのうから果肉を取り出して一口大にする。玉ねぎは薄くスライスし、しばらく水にさらして辛味をとる。
2.EVオリーブオイル、はちみつ、レモン汁、塩、黒こしょうをよく混ぜてマリネ液を作る。
3.八朔、生ハム、玉ねぎをマリネ液で和える。

しっかりとした果肉の八朔は、マリネにもおすすめ。華やかな色合いが食卓を彩ってくれる。

4. 【八朔】の枝変わり品種

酸味・苦みがあることや、皮が分厚いことで、ほかの食べやすい柑橘類に押され生産量が減少している八朔。しかし一方、その欠点が改良された枝変わり品種として、「紅はっさく」や「早生はっさく」がある。

紅八朔

紅八朔は、皮が普通の八朔よりも赤みがかっていることから名付けられた。はっさくに比べると甘みが強く、酸味や苦味が控えめなので食べやすい。果肉がやわらかく、ジューシーなところも八朔とは違っている。

早生八朔

早生八朔は八朔よりも早い時期に収穫され、皮が薄いのが特徴。八朔というと皮が分厚くむきにくいので敬遠している人も多いが、早生八朔は比較的、皮がむきやすい。皮が薄い分、果肉もびっしり詰まっているので、より食べごたえがある。あまり日持ちはしないので、早めに食べる必要がある。

結論

八朔は、江戸時代から日本人に愛されてきた馴染み深い品種だが、その食べにくさなどから近年では生産量が減少している。しかし、甘いだけではなく、ほのかな酸味や苦味が感じられる八朔のファンは多い。大人の果物として、今後も愛され続けることだろう。
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