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渋柿なのに最上級の甘さ!?レアな柿「西条柿」について徹底解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月11日

西条柿は、古くから日本人に親しまれてきた歴史の長い渋柿である。西条柿には一体どのような特徴やルーツがあるのか。そして、実際に西条柿を食べる場合は、どのような点に注意すべきか。この記事で詳しく解説していこう。

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1. 西条柿の特徴

そのままの状態では渋みがあり、とても食べられるものではないが、渋抜き(渋みを抜く作業)をすることにより、糖度の高い柿へと大変身する。ものによっては、20度を超える糖度の西条柿もあるというから驚きだ。
昭和30年代よりも以前は、干し柿にして渋抜きを行う方法が一般的だったが、ドライアイスで渋抜きをする方法が広まってから、干し柿以外の食べ方が一般的になった。ただし、渋抜きを行った西条柿は長期間の保存ができない。ゆえに、遠くの地域に輸送をしている西条柿の数はとても少なく、多くの西条柿は現地に行かないと食べられないのだ。
そのため、収穫シーズンである10~11月頃に、島根県や鳥取県などに旅行へ行く機会があったら、ぜひ西条柿を食べてみてほしい。

西条柿はかなり変わっている!?

柿というと平たくて四角に近い形を思い浮かべる人も多いかもしれないが、西条柿の形はかなり変わっている。平たいのではなく縦長で、果物のびわに近い形をしている。そして、側面には大きな4つの溝があるのだ。このような形をした柿は、かなり珍しいといえるだろう。硬すぎもしなければ、柔らかすぎもしないというほどよいバランスを保っており、緻密で繊細な口当たりが特徴的だ。

2. 西条柿のルーツは?

西条柿はとても歴史が古い柿の一種で、16世紀半ば頃にはすでに日本にあったといわれている。自生している西条柿の木はなく、人が手入れをしないと育たない。
はじめに西条柿の栽培をスタートした地域は、広島の西条ではないかといわれている。
一方、愛媛県の「西条市」が西条柿の名前の由来になっているのではないかといった説も出ており、名前の由来や最初に栽培が行われた地域については詳細不明だ。
ただ、広島の西条に関しては、地元の東広島市にある長福寺で、西条柿に関する資料が見つかっており、当時から干し柿にした西条柿は保存食として食べられていたことも分かっている。
ブランド柿として本格的に栽培されるようになったのは昭和のはじめ頃で、現在では島根県や鳥取県などが生産の中心地だ。

3. 西条柿のむき方とおすすめの食べ方

西条柿の側面にある溝はかなり深いため、普通の柿のように実を回しながら切ることが難しい。
そのため、まずは西条柿の溝に沿って4等分に西条柿を切り分けてから、側面の皮をむいていく方法がおすすめだ。
このむき方を実践することによって、西条柿の皮むきがスムーズに行える。

西条柿のおすすめの食べ方は?

渋抜きを行ったばかりのまだ新鮮な西条柿の場合は、とくに手を加えずにそのまま食べる方法が一番おすすめだ。
しかし、西条柿は日持ちしないため、数日経つと実が熟してかなり柔らかくなる。そんな時は「熟し柿」として食べるのもよい。西条柿の熟した実はゼリーのようにプルプルになり糖度がさらにあがるため、新鮮な実とはまた違った食感や甘さを楽しめる。
もし、常温の熟し柿が苦手な場合は、熟し柿を冷凍庫で凍らせてシャーベット状にしてみよう。冷凍庫から取り出してしばらく時間を置き、半解凍の状態で食べると冷たくてシャキシャキの食感を味わうことができるのでおすすめだ。

結論

渋抜きしたとたん、最上級の甘さを持つ柿になる西条柿。この西条柿を新鮮な状態で味わいたい場合は、現地まで足を運ばないといけないため、かなり希少価値の高い柿といえるだろう。もし、食べる機会があった場合は、ぜひともその甘さを堪能してみてほしい。
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