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エビ・イカ・タコは甲殻類と軟体動物のどちらに分類される?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月11日

中学生の理科で学んだ、無セキツイ動物について覚えているだろうか?我々人間と違い、背骨がない動物を指す言葉である。毎日の食卓から、ハレの日のごちそうまで幅広く食べられているエビ・イカ・タコも、実は無セキツイ動物の一種。なかでも、エビ・イカ・タコは甲殻類と軟体動物に分類されるのだが、どちらの種類に含まれるか答えられるだろうか?今回は、知らないとちょっと恥ずかしい甲殻類と軟体動物について学んでいきたい。

1. 甲殻類と軟体動物とは

甲殻類と軟体動物の違いについて学ぶ前に、まずは無セキツイ動物について触れていきたい。無セキツイ動物とは、文字通りセキツイ、つまり背骨がない動物の総称であり、甲殻類・軟体動物ともにこちらに分類される。無セキツイ動物は、大きく分けて節足動物と軟体動物、そのほかのタイプと、3つに分類される。

無セキツイ動物の分類

節足動物はカラダや足に節があるもので、骨格を有するのが特徴。節足動物は、さらに昆虫類、クモ類、甲殻類に分類される。昆虫はカラダが頭、胸、腹の3つに分かれ、1対の複眼と触覚を有しているもの。胸には6本の足を備えている。甲殻類は硬い殻に覆われているところが特徴で、えら呼吸をするものである。エビ、カニ、みじんこなどがこれに含まれる。対して軟体動物には骨格がない。内臓が膜で覆われていて、筋肉のついた手足で行動する。タコやイカ、貝の仲間がこれに含まれる。

2. 甲殻類と軟体動物の違い

最大の違いは、骨格の有無にある。軟体動物であるタコやイカ、貝はご存知の通り、柔らかく、掴みにくい。これは、背骨はもとより、骨格すらないからにほかならない。イカは背骨のようなものがあるが、あれは軟骨である。

対して甲殻類であるエビやカニなどの甲殻類は、ゴツゴツと表面が硬く、軟体動物のように不安定ではないので、持ちにくいといった印象はない。これは骨格を有しているからだ。

エビ、イカ、タコはレシピ本などでも、同じ仲間にカテゴライズされることが多いが、甲殻類と軟体動物という分類でいうと、エビだけが異なる分類、仲間はずれということになる。

3. 甲殻類と軟体動物を美味しく食べるなら

甲殻類と軟体動物、詳細に見てみると違いはあるが、海産物という大きなカテゴリーでいえば同じ仲間である。双方ちょっとしたコツで、いつもより美味しさがぐっとアップする。

臭みをとるコツ

海産物の難点は、何といっても特有の臭みにある。甲殻類と軟体動物は、臭みが強く感じられることも多い。甲殻類は殻を取り除くことで、臭みはグッと減る。エビの場合は、背わたと表面の汚れを除去することが重要だ。表面の汚れを落とすには塩水、そして片栗粉で洗うとよい。軟体動物は、表面のぬめりが臭みのもとになりがち。生で購入してきた場合は、下処理が必須になる。イカの場合は皮を取り除き、水でよく洗えば、ある程度は除去することができる。それでも気になるようであれば、塩もみまたは熱湯にさっとくぐらせる湯通しが有効。タコは生で買ってきたら、必ず塩もみをして表面のぬめりを落とすこと。イカよりもぬめりが多いので、流水でよく洗い流すようにしよう。最後にさっと湯にくぐらせると、さらに臭みが抜ける。

結論

しばしば同じカテゴリーにされるエビ・イカ・タコ。これらは背骨がない無セキツイ動物というカテゴリーでは同じ仲間だが、さらに細かい分類になると、エビだけが甲殻類。イカとタコは軟体動物となる。思わず同じ種類と考えてしまいがちだが、しっかりと覚えておきたい。また、これらを調理する際には、それぞれの特徴に合わせた下処理をしっかり行って、より美味しく頂きたいものだ。
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