1. そばがきの食材といえば、香りたっぷりのそば粉!選び方は簡単

そば粉はできれば十割粉を!
そばがきはシンプルな料理だけに、メインの食材によるそば粉の選び方次第で味が大きく変わる。といっても、難しく考える必要はない。そばの香りをしっかりと楽しむために、なるべくそば粉の割合が高いものを手に入れたい。理想は十割粉だ。小麦粉が多く混ざっていると、水や湯と混ぜる際に固まりやすくなってしまうため、そばの割合が低いものはなるべく避けたい。
好みで薬味や調味料も揃えよう
そばがきの食べ方はさまざまだ。普通のそばと同じように麺つゆで食べてももちろんよい。ただ、わさびなどの薬味が欲しいという方も少なくないはずだ。そばがきには、わさびやねぎなどの薬味ももちろん合う。また、そば粉はガレットなどの西洋料理にも使われるだけあって、洋風の調味料にも合う。食べ方の好みに応じて、薬味や調味料を手に入れたい。
2. そばがきには2通りの作り方がある!

そばがきは湯とそば粉を混ぜてしまえば完成なのだが、作り方には大きく2種類ある。それぞれ簡単に見ていこう。
湯と混ぜる
そば粉に熱湯を少しずつ入れながら、よくかき混ぜる。湯が冷める前に仕上げないと加熱ムラができてしまうため、作るのは少し大変だ。しかし、そば粉の香りが飛びにくいため、より美味しく食べられるというメリットもある。また、味噌汁椀などで作ることができるため、1人分など少量を作るのにも向いている。
水から混ぜる
最初にそば粉と水を混ぜ、鍋などに入れ弱火で加熱しながら混ぜていく。時間をかけて混ぜることができるため、作るのは簡単だ。一方で、加熱することでそば粉の香りが飛びやすいため、仕上がりの風味が多少落ちるおそれがある。また、鍋を使うと少量を作りにくい。そのため、ある程度まとまった量を作りたい場合におすすめの作り方だといえる。
好みの方法を選ぶのがよいが、以下では湯を混ぜる方法について紹介していく。
3. そばがきをムラなくきれいに作るためのコツ

湯を少しずつ入れ、丁寧に混ぜる!
そば粉に熱湯を少しずつ入れ、よくかき混ぜる。混ぜ方に気を付けないとダマができてしまうため、丁寧に混ぜるよう心がけよう。湯を一気に入れてしまうとそば粉が固まりやすいため、あくまで少しずつ加えること。
時間をかけ過ぎないこと!
混ぜるのに時間をかけ過ぎてしまうと、混ざりきる前に湯が冷めてしまう。この場合、加熱ムラが生じるおそれがあるため注意したい。手早く仕上げるには、偏りができないよう丁寧に混ぜていけばよい。よく練っていくと、段々と粘り気が出てくるはずだ。しっかりと粘り気が出たら、スプーンなどですくって形を整え、器に盛ろう。あとは温かいうちに、好みの味付けや薬味で食べたい。
そば粉と水を混ぜて加熱する場合も、基本は同じだ。加熱し過ぎると香りがどんどん飛んでしまうので、手早く混ぜて仕上げてしまいたい。
結論
そばがきは作り方をイメージしにくいかもしれないが、ふたを開けてみれば非常にシンプルな料理だ。しかし、きれいに混ぜるためには慣れが必要かもしれない。材料は手軽に揃えられるはずなので、何度か練習してみるのもよいだろう。ぜひ自作して、酒のつまみや軽食などとして楽しんでいただきたい。
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