1. 美味しいかじきの選び方

全長が4mにもなるかじきは、冷凍ものが年中流通しているものの、切り身以外の形で目にする機会はまずない。したがって、より美味しいかじきを見極めるには、切り身の選び方を知ることが大切となる。かじきにはメカジキとマカジキという2種類があり、それぞれ選び方も異なるため、その両方についてポイントをおさえておこう。
メカジキ
メカジキの選び方のポイントは、身の張りの強さと脂ののり具合だ。とくに切り身の場合は、身が盛り上がるくらいに張りのあるものが品質のよい証。メカジキの脂は身の全体に混ざるようにしてのっているので、赤いものよりも白みがかったもののほうが脂のりがよい美味しいメカジキとなる。
マカジキ
マカジキの選び方のポイントは、色みと筋の入り方だ。なるべくきれいで鮮やかな赤みのあるもの、そして筋の少ないものを選ぶとよいだろう。脂ののったマカジキはうっすらと脂が見えるので、そこにも注目するとよい。
2. 美味しいかじきが手に入ったらこの食べ方がおすすめ!

マカジキ、メカジキともに質のよいものが手に入ったのであれば刺身で食べるのがおすすめだ。いまでは赤身といえばマグロが定番となっているものの、以前は赤身といえばかじきといわれるほど、かじきの刺身は美味しい食べ方として知られていた。
マカジキもメカジキもそれぞれ刺身で食べて美味しい魚だが、マカジキはとくに刺身向きで、その味は刺身の中でも最上級だと評されている。マカジキの美味しさは赤身そのものの旨みで、メカジキのほうはあと味のよさやコクが魅力となっている。
どちらのかじきも旬である冬の間のみ、冷凍ではなく生のままのかじきが市場に流通しているので、もし手にする機会があればぜひこの食べ方で味わってほしい。
マカジキもメカジキもそれぞれ刺身で食べて美味しい魚だが、マカジキはとくに刺身向きで、その味は刺身の中でも最上級だと評されている。マカジキの美味しさは赤身そのものの旨みで、メカジキのほうはあと味のよさやコクが魅力となっている。
どちらのかじきも旬である冬の間のみ、冷凍ではなく生のままのかじきが市場に流通しているので、もし手にする機会があればぜひこの食べ方で味わってほしい。
3. かじきは煮付けにしても絶品

刺身の美味しさが際立つかじきだが、煮付けにしても美味しくいただける。メカジキはハーモニカと呼ばれている背ビレの下の部分が旨みの強い部位として知られており、身の締まった部位ながらも火を通しても身が固くなりすぎず、煮付けにすると非常によい味わいとなる。
マカジキはいわゆる切り身ではなくアラの部分が煮付け向きとされている。旨みが強く、ごはんが進む味になるのでおかずにも最適だ。アラといってもかじきは元が大型の魚なので、骨が多くて食べ方に苦労するような部位ではないのもポイントだろう。
マカジキはいわゆる切り身ではなくアラの部分が煮付け向きとされている。旨みが強く、ごはんが進む味になるのでおかずにも最適だ。アラといってもかじきは元が大型の魚なので、骨が多くて食べ方に苦労するような部位ではないのもポイントだろう。
4. かじきの切り身はいろいろアレンジ可能!

カジキは回遊魚で世界中の海を泳ぎ回っていることから、日本だけでなくさまざまな国で食材として親しまれている。料理の仕方もそれだけバリエーション豊かで、アレンジもしやすい魚なので、ぜひ和食以外のアレンジ料理にも挑戦してみよう。
和風であれば照り焼きにして食べるところをソテーやステーキ、ムニエル風にアレンジしてみたり、肉厚で食べごたえのある食感を活かして肉の代わりに生姜焼きや唐揚げ、炒めものにアレンジしたりしても美味しい。
火を通したかじきには癖のないさっぱりとした美味しさがある。一度味わってみればさまざまなアレンジができることに気付くだろう。いつもは肉を買うところをかじきに置き換える、といったアレンジの仕方から、いろいろなアレンジ料理を開拓してみてほしい。
和風であれば照り焼きにして食べるところをソテーやステーキ、ムニエル風にアレンジしてみたり、肉厚で食べごたえのある食感を活かして肉の代わりに生姜焼きや唐揚げ、炒めものにアレンジしたりしても美味しい。
火を通したかじきには癖のないさっぱりとした美味しさがある。一度味わってみればさまざまなアレンジができることに気付くだろう。いつもは肉を買うところをかじきに置き換える、といったアレンジの仕方から、いろいろなアレンジ料理を開拓してみてほしい。
結論
冷凍でない旬の生かじきを手にする機会に恵まれたのであれば、食べ方は刺身が一押し。メカジキとマカジキでは味わいが異なるので、それぞれの違いに合わせた食べ方を考えられるようになれば完璧だ。ちなみに、流通量ではマカジキのほうが少なく高級な魚となる。マカジキを手にする機会に恵まれたなら、逃さず手に取ることをおすすめしたい。
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