1. からし菜には種類がある!?

ひとことでからし菜といっても、実はいろいろな種類がある。では具体的にどんな種類があるかをみていこう。
- 黄からし菜
種子が黄色く、とくに辛みが強いといわれている。種子はからしの粉に利用されている。茎葉の部分は、漬物やおひたし、煮物で食べると美味しい。
- 葉からし菜
適応性があり寒さに強く、栽培しやすいといわれている。独特な辛みが特徴で浅漬けや煮物、おひたしに適している。
- ちりめん葉からしな
葉は大きくパセリのように、ちりめん状に縮んでいる。適度な辛みがあり風味は独特で、おひたしや漬物で食べられることが多い。
- リアスからし菜
暑さに強く耐病性もあり、栽培しやすい。葉の部分の刻みが深いのが特徴で、見ためは水菜に似ている。サラダや漬物、おひたしにすると美味しい。
- 赤リアスからし菜
暑さにも寒さにも強く、リアスからし菜のように見ためは水菜に似ているが、赤い部分がある。サッパリとした辛さが特徴で、サラダや漬物、おひたしに向いている。
- サラダからし菜
葉に光沢があり、少し辛めで作りやすいと評判。ネーミングどおりサラダはもちろん、鍋料理や漬物など、いろいろな料理と相性がいい。
このように、からし菜はいろいろな種類がある。どのからし菜も、漬物やサラダ、おひたしなど同じような料理に使用されることが多いが、それぞれ食べ比べて微妙な違いを楽しむのもありだろう。
2. からし菜サラダの基本の作り方

ここでは基本のからし菜サラダの作り方を紹介しよう。からし菜のみでは、彩りが少し寂しいので、サラダミックスとミニトマトを加えた作り方を紹介したい。今回は使用するからし菜は、サラダからし菜だ。まずサラダからし菜とサラダミックスを水洗いし、水気をきってから、食べやすい大きさにカットしよう。ミニトマトも水洗いし、半分に切る。あとはサラダからし菜とサラダミックスを立体的に容器に盛り付けて、まわりにミニトマトを並べたら完成だ。
かけるドレッシングは好みでOK。ポン酢しょうゆ・ごま油・こしょうをあわせてかけると、暑い時期でもサッパリと美味しく味わえる。以上が基本の作り方だ。基本よりもさらに簡単に作りたいなら、韓国海苔を適当な大きさにちぎり、からし菜に混ぜてオリーブオイルと塩こしょうをかけるだけでOK。お腹が空いているときでも、パパッと短時間で作れるので覚えておくと便利だ。
3. からし菜で作る変わり種サラダ

最後にからし菜で作る変わり種サラダを紹介しよう。変わり種といっても複雑な味ではなく、美味しく味わえるサラダばかりだ。ひとつ目は、からし菜を加えたポテトサラダだ。茹でたじゃがいもを潰したら、熱いうちに、食べやすいサイズにちぎったからし菜を加える。昆布の佃煮を混ぜてごま油や塩で味を調えたら完成だ。
ふたつ目は、アジの干物とからし菜のサラダである。からし菜の葉の部分をザク切りにし、焼いてほぐしたアジの干物、塩昆布を混ぜて好みのドレッシングをかけたら完成だ。アジの干物が中途半端に残ったときに、おすすめしたいレシピである。
結論
からし菜のサラダについて紹介したが、作ってみたい、あるいは食べてみたいと思ってもらえたなら嬉しい。茹でた豚肉やパスタを加えれば、メイン料理にもアレンジ可能だ。基本の作り方をマスターしたら、自分オリジナルのからし菜サラダを極めてもらいたい。
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