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ところてんは買い置きや作り置きができる?おすすめの保存方法とは?

投稿者:ライター 藤本龍(ふじもとりょう)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年8月22日

涼しげな見た目と喉越しから、夏の風物詩として愛されてきたところてん。酢醤油でさっぱりといただくだけでなく、黒みつをかけてスイーツ感覚で楽しめることから、夏にはところてんが欠かせないという人も少なくないのではないだろうか。ところで、市販のところてんの保存期間は、商品によってバラつきがあることをご存知だろうか。今回は、そんな疑問にも答えつつところてんの正しい保存方法について解説したい。

1. ところてんを長持ちさせる正しい保存方法は?

本来ところてんは非常に傷みやすく、保存期間の目安は数日から1週間ほど。しかし市販のところてんの中には、常温でも1ヶ月以上保存可能と記載されているものも少なくない。
何故ところてんの保存期間にこれだけのばらつきがあるのか。それは、使っている保存水の違いによる。市販のところてんを食べたことがある人なら察しがつくだろうが、多くのところてんは酸っぱい保存水に浸かった状態で売られている。じつはこの保存水は酢を薄めたもので、酢によってpHを4.0前後に調節すると雑菌の繁殖を抑えることができるのだ。
これは、ところてんの昔ながらの正しい保存方法だ。ところてんは、多くの地域で酢醤油で食べるのが一般的なため、酢を薄めた保存液に浸かっていても味にそこまで支障はない。薄めた酢に漬けておいたところてんは1ヶ月、市販のものだと3ヶ月ほどまで保存可能としているものまである。
もし、この保存液に浸かったところてんを、黒みつなどの甘い味付けで食べたいのであれば、そのまま食べるのではなく一晩真水に浸けて酢を抜いて食べるとよいだろう。

2. ところてんは常温保存?それとも冷蔵保存?

市販のところてんの場合、直射日光や高温多湿を避けて保存するようにとしか書かれていないものであれば、常温保存が可能だ。しかし、それ以外のものや手作りのところてんは基本的に冷蔵庫で保存するようにしよう。
とくに、先述の薄めた酢に漬けた状態ではなく、真水に浸けた状態で売られているところてんは非常に足が早く、冷蔵保存であっても1週間ほどが賞味期限の目安となる。真水に浸けたところてんであれば、1日1回水を交換するようにすれば傷みを遅らせることができるので、少しでも長持ちさせたい時や夏場で劣化が心配な時は、こまめに水を変えるようにするとよいだろう。
保存の面から考えると、薄めた酢の保存液に浸かった状態で売られているところてんのほうが使い勝手がよいように思える。しかし、真水に浸けた状態で販売しているところてんは、酢が入っていない分、ところてんそのものの香りや後味をより味わうことができる。ところてんをどのように食べたいかによって、ところてんを選び変えるのも一つの手といえるだろう。

3. ところてんを冷凍保存するのはNG

ところてんを保存する際に気を付けてほしいのは、冷凍保存は一切NGだということだ。というのも、ところてんはそのほとんどが水分で構成されている食品のため、凍らせてしまうと食感が台なしになってしまうのだ。
冷蔵庫で保存する際も、冷気の送風口から離れた場所に置くなどして、万が一にでも凍ってしまわないように細心の注意を払うのがよいだろう。
ちなみに、ところてんを冷凍してから解凍することで余計な水分を抜き、そこからさらに乾燥させていくと寒天ができあがる。万が一間違えて冷凍保存してしまったのであれば、ところてんとして無理に食べようとするのではなく水分を抜いて寒天にすることを考えたほうがよいかもしれない。

結論

ところてんは薄めた酢に漬けておくと保存がきくようになる。ただし、酢の後味や香りがどうしても付いてしまうので、黒みつをかけて食べたいのであれば真水に浸けて酢抜きをしてから食べるのがおすすめだ。ちなみに、真水に浸けるまでしなくとも、軽く水で洗うだけでも酢の風味はかなり抜ける。酢が苦手な人はところてんを水洗いしてから食べるとよいだろう。
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