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果皮が赤く染まる西洋梨【フレミッシュ・ビューティー】とは?

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年8月15日

フレミッシュ・ビューティーは別名で日面紅としても知られている。どちらかの名前を聞いたことはあるだろうか?日本では青森県で一番多く生産されており、もともとの生産数は多くないため知名度は低いが、とろけるような甘さが魅力的な品種である。今回はフレミッシュ・ビューティーについて紹介したい。

1. フレミッシュ・ビューティーの特徴と歴史

フレミッシュ・ビューティーは西洋梨のなかでも珍しく、果皮が赤く染まる特徴がある。また、日本で初めて栽培された西洋梨のひとつとされている。

フレミッシュ・ビューティーの特徴

大きさは450g前後と西洋梨のなかでは大きめである。日に当たると黄緑色の皮が赤みをおびることがある。味は甘味が強く、食感は歯ごたえがあるが柔らかい。旬は9月下旬〜10月上旬にかけてである。

フレミッシュ・ビューティーの歴史

1800年代の初めにベルギーで発見された。発見したワン・モンス氏がフランス語の「Fondante de Bois(フォンダント・デ・ボア)」と名付けた。日本語に直訳すると樹の飴のような意味である。森で見つけたことから、そう名付けられたのかもしれない。その後、英語名でフレミッシュ・ビューティーと名付けられ、アメリカでも栽培されるようになった。ちなみに、日本には明治時代に伝わってきたとされている。日本では日の当たった部分が赤くなることから、日面紅と呼ばれることもある。ちなみに、フレミッシュ・ビューティーは日本で栽培された最初の西洋梨のひとつである。最初に西洋梨が到来したばかりのころは、追熟の知識がなかったためになかなか浸透しなかった。西洋梨の栽培方法や食べ方が広まったのは昭和の後半である。

2. フレミッシュ・ビューティーを美味しく食べるためには

フレミッシュ・ビューティーを美味しく食べるためには、よい品物の見極めと、購入後の保存方法、完熟の正しい見極めが必要である。

美味しいフレミッシュ・ビューティー選び方

手に持ち重量感を感じられるものがおすすめだ。柔らかくなりすぎているものやキズが付いているものは避けた方がよい。また、果皮に茶色いさびがあったり、赤くなっている部分があるのは特性でもあるので気にしなくてよい。

購入後の保存方法

完熟前のフレミッシュ・ビューティーは新聞紙で包むか、ポリ袋に入れて直射日光を避け、室温で保存して追熟させる。室温が高すぎるとうまく追熟しないことがあるので、15〜20℃の場所に置くのがベストだ。数が多い場合は冷蔵庫に入れておき、数個ずつ室温に移動させ、少しずつ完熟させていくとよい。

熟したフレミッシュ・ビューティーのサイン

果皮が薄緑色から黄色へと変化し香りが強くなり、軸の付け根やお尻に柔らかさを感じたら食べごろである。フレミッシュ・ビューティーは熟しても皮が黄色くならないものもあるため、香りや柔らかさも十分に見る必要がある。

3. 完熟したフレミッシュ・ビューティーの保存方法と活用法

フレミッシュ・ビューティーはデリケートな果物で、完熟したら一気に味が落ちる可能性がある。完熟後の保存方法のほか、味と香りの特性を活かした、熟したフレミッシュ・ビューティーの使い方を紹介したい。

熟したフレミッシュ・ビューティーの保存方法

完熟したフレミッシュ・ビューティーは、乾燥を防ぐためポリ袋に入れるかラップに包み、冷蔵庫の野菜室に入れることがおすすめだ。完熟後は味が落ちやすいのでなるべく早く食べることが最良である。

熟したフレミッシュ・ビューティーの使い方

1.冷凍保存

好みの大きさに切りしっかりラップをして凍らせる。食べるときは半解凍で食べるとシャーベットのような舌ざわりで美味しい。完全に溶かしてしまうと水分が出て水っぽくなるので注意が必要だ。また、半分に切ってラップで包みそのまま凍らせて、溶かしながらスプーンですくって食べてもよい。風味や味を損ねないためにも冷凍でも1~2週間で食べきることがおすすめである。

2.料理の隠し味に

すりおろしたりつぶして、カレーやビーフシチュー、肉類の煮込み料理に使うと味にコクがでてまろやかになる。肉のソテーのソースとしてバターやバルサミコ酢と合わせるなどすると、西洋梨特有の甘さと香りを活かした味になり美味しい。

3.お菓子に

熟れたフレミッシュ・ビューティーはケーキやタルトへの加工におすすめだ。ジャムやコンポート、スムージーなどにしても美味しく味わえる。

結論

フレミッシュ・ビューティーは通信販売で購入することが出来る。購入する際には早めの予約が必要だ。機会があれば、赤く染まったかわいらしい果肉と、とろけるような甘さを是非味わってみてはいかがだろうか。
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