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最も一般的な玉ねぎ【黄玉ねぎ】の特徴と選び方のコツを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

2019年8月22日

老若男女で嫌いな人はいない玉ねぎ。煮込み、サラダ、スープなどさまざまな料理に使用され、なくてはならない野菜である。在庫がなくなると買い足しに走る家庭も多いだろう。今回は玉ねぎでも「黄玉ねぎ」について紹介したい。

1. 黄玉ねぎと玉ねぎの歴史について

玉ねぎには黄玉ねぎ、赤玉ねぎ、白玉ねぎと大きく3種類に分けられるが一般的に出回っている種類としては黄玉ねぎが一番多い。

■黄玉ねぎ

黄玉ねぎとは、玉ねぎの中でも皮の色が茶色い玉ねぎである。大きさは直径10㎝程度であり、炒めものや煮物、揚げ物などどんな料理にも向く。生産地は北海道が多く、9~10月に収穫され、9~4月まで出荷される。

■玉ねぎとは

玉ねぎはユリ科の越年草である。食用にするのは、根ではなく葉の部分である。鱗形(りんけい)といい、葉が何枚も重なった部分である。茶色の皮は葉が変化したものである。成長するにしたがい、土の上に出て球を太らせる。3年目の夏に茎が1mほどのびて花がつく。玉ねぎの花は小さな花が集まって、球のような形になる。

■玉ねぎの歴史

原産地は中央アジア、西アジアなど諸説あり、原生野生種はまだ発見されていない。エジプトやヨーロッパでは紀元前から栽培されていたといわれているが、日本へは南蛮船で入り、本格的な栽培が始まったのは明治時代からである。

2. 黄玉ねぎの種類について

黄玉ねぎにはさまざまあり、その種類について一部紹介したい。

■黄玉ねぎの種類

黄玉ねぎの特徴は「極早生」「早生」「中晩生」と生育期間の違いで分けられ、貯蔵性や食味も違いが生まれてくる。極早生はみずみずしく、辛みが少ない。種類に「鷹錦(たかにしき)」がある。早生は極早生と中晩生の間であり、極早生ほどのみずみずしさや甘みはないが、晩生ほどの辛みもなく甘さと辛さのバランスはよい。種類として「七宝早生7合」がある。中晩生になると辛みが多くなり貯蔵性が高くなるといった特徴がある。種類としては「もみじの輝き」、「ネオアース」、「スーパー北もみじ」などがある。

■黄玉ねぎの代表品種、札幌黄。

札幌黄は「幻の玉ねぎ」と呼ばれている。品種の特性上、病気に弱く形が不揃いになりやすいこと、また一般的な玉ねぎと比べ、日持ちがしにくいことから生産量が少なく市場に多く流通していない。しかし味は上等で、煮込むと甘みとコクが出て口当たりも柔らかいことから昔から人気のある品種である。直径は10~1cmで9~11月が旬。生産地は北海道である。平成19年に「食の世界遺産」と呼ばれているスローフード協会国際本部(イタリア)の「味の箱舟」に認定された。「味の箱舟」とは何かというと、地域における食の多様性を守るプロジェクトである。地方の伝統的かつ固有な在来品種のなかから、希少価値の高い食材を世界的な基準の下で認定されたものを守っている。そのことから分かるように札幌黄は世界的にもその美味しさが認められている品種なのである。

3. 美味しい黄玉ねぎの選び方と保存方法

黄玉ねぎを美味しく食べるためには、よい品物選び方と保存方法について知る必要がある。

■美味しい玉ねぎの選び方

手に持って全体が固く、しっかりとした重みのあるもの。皮が乾燥してつやがあり、芽や根が出ていないものを選ぶとよい。また、頭部から傷むため頭部も固くしっかりしたものを選ぶとよい。ちなみに、玉ねぎを半分に切ったときに芽が上までのびているものは、休眠から覚めたものである。芽を取り除けば普通に食べられる。

■黄玉ねぎの保存方法

湿気は玉ねぎの大敵であり、湿気があると芽や根が出て味が落ち、カビや腐食の原因となるため注意が必要だ。ポリ袋は通気性が悪いため、ネットなどに入れて、涼しく乾燥した場所に常温で保存するとよい。そのほかとしては、ひとつひとつ新聞紙に包んでカゴに入れておくと傷みにくい。

■保存上の注意点

冷蔵庫での保存は湿気で傷みやすくなるためなるべく控えるとよい。夏場のように気温が高くまた、冷暗所での保存が難しい場合は、一つ一つ新聞紙等に包んで、冷蔵庫の野菜室で保存することがおすすめだ。

結論

玉ねぎといっても黄玉ねぎ、白玉ねぎ、赤玉ねぎとあり、黄玉ねぎのみでもさまざまな種類がある。黄玉ねぎは一年を通して手に入れることができるが、種類や産地はさまざまである。機会があれば黄玉ねぎを食べ比べてみてはいかがだろうか。ちょっとした味の違いや食感に気付くかもしれない。
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