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【花にら】ってどんなにら?食用と鑑賞用があるって本当?

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年10月23日

にらの中でもちょっと珍しい花にら。あまり見かけない野菜だが、じつは同じ名前の植物で食用と鑑賞用があるのをご存知だろうか。日本には同じ名前でも、違ったものを指す言葉がたくさん存在するのだ。今回はそれぞれの花にらの特徴や違い、産地などを詳しく紹介する。

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1. 2つの花にらの特徴と違い

まず最初に、2種類の花にらについて紹介する。1つ目は今回紹介する食用の花にらで、一般的なにらの先端に花やつぼみが付いている状態のものを指す。2つ目は、同じ名前だが食べられない鑑賞用の花にらだ。観賞用の花にらはネギ科ハナニラ属の植物で、名前だけでなく見た目も似ている。にらやネギに似た香りがすることから、花にらと名付けられたといわれている。とてもかわいらしい花が咲くので、家庭で楽しめる植物としても人気なのだ。

・花の咲き方が異なる

2種類の花にらは名前も見た目も似ているが、分かりやすい見分け方がある。食用の花にらは先端にある丸いつぼみのようなものからたくさんの花が開花するのに対し、鑑賞用の花にらは1つにつき1つの花しか咲かない。花の咲き方に大きな違いがあるので、見分けるのに苦労はしないだろう。

2. 花にらの旬と代表的な品種

花にらの旬は5~9頃。にらは「宿根草(しゅこんそう)」と呼ばれる植物で、一度植えると何度でも花を咲かせて成長する。植えた年は収穫期間が短くなりがちだが、年を重ねていくごとに成長しやすくなり、収穫できる期間も長くなっていくのだ。花にらは花が咲く前に収穫されるので、柔らかい食感と優しい香りが特徴。青にらよりも香りが弱く、甘みもあって食べやすい味わいだ。

■花にらの代表品種

・テンダーポール

花にらは一般的な青にらが開花する前に収穫したものもあるが、じつは花にら用に開発された品種も存在するのだ。テンダーボールはシャキシャキとした食感と、優しい香りが特徴の品種。また、1年に数回収穫できるので安定した出荷が見込めるのも特徴だ。根元の部分は硬いので、先端のつぼみと茎だけを食べる。

・マルイチポール

テンダーボールと同じく、花にら用に開発された品種。種なども販売されていて、家庭でも育てやすい野菜とされている。先端部分の甘みや旨みが強く、とても美味しい品種だ。

3. 花にらは炒めものに多く使用される

花にらは中華料理の炒めものなどによく使われる野菜だ。火を通すことで甘みや香りが引き立ち、美味しく食べられる。肉や魚介との相性もよいので、一緒に炒めれば美味しい野菜炒めができあがる。ただし、炒めすぎると食感が損なわれるので注意が必要だ。もともと青にらよりも柔らかい食感なので、サッと炒める程度でOK。

・スープにしても美味しい

炒めものだけでなく、スープにするのもおすすめ。花にらと好みの野菜を一緒に煮て、卵でとじればにら玉スープができあがる。炒めものと同様、火を通しすぎないようにするのがポイントだ。ほかの野菜を先に煮込んでから、最後に花にらを加えるとよいだろう。

・意外に美味しい花にらのお浸し

にらをお浸しにするイメージはあまりないかもしれないが、独特の香りが弱い花にらはお浸しにしても美味しい。軽く茹でてから、醤油や鰹節などをかけて食べてみよう。素材そのものの味を楽しめるのでおすすめだ。

結論

今回はちょっと珍しい花にらを紹介した。同じ花にらという名前でも、食べられるものと食べられないものがあるというのは驚きだった。スーパーなどで売られている花にらは、もちろん食用のものなので安心して食べてみてほしい。いつも食べているにらとはちょっと違った味わいや食感に驚くかもしれない。旬は夏の間だが、基本的に1年中売られている野菜なので、まだ食べたことがない人はぜひ試してみよう。
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