1. 新鮮なさんまの選び方

ハラワタごと食す機会の多いさんまは鮮度が命である。新鮮なさんまの選び方を紹介しよう。
- 目がイキイキしている
目に透明感があり、キラキラと光っているものを選ぶほうがよい。目が濁っているものは鮮度が落ちている可能性があるためだ。 - 腹がパンッと張って、キレイな銀色をしている
魚は内臓から傷みはじめる。そのため腹が柔らかいと、漁獲から時間が経過し内臓が傷んでいる可能性があるのだ。また鮮度が落ちると色みも悪くなるといわれている。腹がパンッと張って、銀色に輝いているさんまを見極めることが大切だ。 - 尻尾がピンッと立っている
手で持った時に、フニャッと尻尾が曲がるものは、鮮度が落ちはじめている可能性がある。さんまを手に取って選べる売り場の場合は、ぜひこの選び方も試してほしい。
2. さんまの美味しい食べ方

新鮮な旬のさんまの定番の食べ方といえば、「塩焼き」ではないだろうか。さんま自体に含まれる脂の効果でパリパリと香ばしく焼けた皮、そしてふっくらと柔らかく肉厚な身...そして、ほろ苦くコクのあるハラワタを一緒に食すことも、旬のさんまの塩焼きの美味しい食べ方といえるだろう。
また塩焼きさんまは、栄養面も優れている。とくに青魚に多く含まれるDHAやEPAはもちろん、貧血予防に効果的なビタミンB12が約15μg(1尾分)も含まれているのだ。またハラワタには、免疫力を高める働きがあるとされるビタミンAがたっぷり含まれているのである。
ハラワタまで一緒に食すことができる塩焼きは、美味しい食べ方であり、かつ栄養効率がよい食べ方ともいえるのである。
また塩焼きさんまは、栄養面も優れている。とくに青魚に多く含まれるDHAやEPAはもちろん、貧血予防に効果的なビタミンB12が約15μg(1尾分)も含まれているのだ。またハラワタには、免疫力を高める働きがあるとされるビタミンAがたっぷり含まれているのである。
ハラワタまで一緒に食すことができる塩焼きは、美味しい食べ方であり、かつ栄養効率がよい食べ方ともいえるのである。
3. さんまの煮付けに必要な下処理とは?

さんまの煮付けは骨まで食べられることから、カルシウムが不足しがちな現代人にもおすすめしたい料理である。作り方もいたってシンプルで、落としぶたをして醤油や酒、砂糖などで煮るだけ。しかし塩焼きでは必要のない「ハラワタを取り除く」という下処理が煮付けには必要となる。
栄養たっぷりのハラワタだが、煮付けの場合はにおい移りを防ぐためにハラワタを取り除くのが一般的だ。
栄養たっぷりのハラワタだが、煮付けの場合はにおい移りを防ぐためにハラワタを取り除くのが一般的だ。
<さんまのハラワタを取る方法>
- 胸ビレのつけ根から頭を切り落とす。
- 切り口に包丁の先端を入れて、ハラワタを掻き出す。
- 水で腹をキレイに洗い、しっかりと水分を拭き取っておく。
慣れればスムーズに行えるようになるので、ぜひチャレンジしてほしい。
4. 焼きさんまを主食にアレンジ!

焼きさんまをさんまごはんにアレンジするアイデアを紹介しよう。作り方は焼いたさんまをごはんの上にのせて炊くだけ。簡単ではあるが、さんまの出汁がごはんにしみ込み、通常の焼きさんまとはまた違った美味しさを味わえる絶品アレンジレシピである。
焼きさんまをさんまごはんにアレンジする際は、ハラワタを取り除く必要はない。ハラワタからもよい出汁が出るため、ハラワタごと焼いたさんまを使うのがおすすめである。
作り方のポイントは、米を炊くときに焼きさんまを混ぜずに上にのせることだ。その際、細切りしょうがを散らして炊くと香り豊かに仕上がるのでおすすめだ。
また土鍋を使ってさんまごはんを炊くと、おこげの香ばしさもプラスされ、美味しさがアップする。ぜひ土鍋さんまごはんも試してみてほしい。
焼きさんまをさんまごはんにアレンジする際は、ハラワタを取り除く必要はない。ハラワタからもよい出汁が出るため、ハラワタごと焼いたさんまを使うのがおすすめである。
作り方のポイントは、米を炊くときに焼きさんまを混ぜずに上にのせることだ。その際、細切りしょうがを散らして炊くと香り豊かに仕上がるのでおすすめだ。
また土鍋を使ってさんまごはんを炊くと、おこげの香ばしさもプラスされ、美味しさがアップする。ぜひ土鍋さんまごはんも試してみてほしい。
結論
旬のさんまは塩焼きをはじめ、煮付けやさんまごはんなど、さまざまな料理で堪能することができる。さんまの調理ではハラワタの除去など魚特有の下処理が必要となるが、ぜひ積極的にチャレンジし、美味しいさんま料理を作ってみてほしい。
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