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秋こそ食べたい!おこわの基本とアレンジを解説

秋こそ食べたい!おこわの基本とアレンジを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2019年10月23日

おこわはもち米を使った日本料理のひとつ。ハレの日のメニューとしても用いられてきた。おこわのポイントは、もち米を蒸しあげること。ただし、現在では炊飯器で作ることができるレシピも多く登場している。そんなおこわのむっちりとした食感、蒸し器を使うといった風情は、なぜだか秋冬に似合う。とくに食欲の秋はおこわに合う食材が目白押し。今回はおこわの基本をおさらいしながら、秋にぴったりなメニューをお届けしていこう。

  

1. おこわとは

おこわとはもち米を使った炊き込みごはんのひとつ。具材が入ることでいつものごはんよりもぐっと華やかな印象になる。山菜おこわや五目おこわなどが定番だ。おこわ専門店があるほど、日本では親しまれているメニューだ。

おこわと炊き込みごはん

おこわと炊き込みごはんは、非常に似ているメニュー。ところが明確な線引きは存在しない。ただ一般的にはおこわはもち米、炊き込みごはんはうるち米を使うと分別されていることが多い。またおこわは、蒸し器をつかって蒸しあげるのが基本。ただ、現在ではより利便性のよい炊飯器で作るレシピも多く存在する。

おこわの美味しさ

おこわはそのモチっとした食感が真骨頂。具材が入り、さらに味がついているので、これと汁物、香の物だけでも献立が完成するところが嬉しい。おかずいらずというわけだ。蒸すという行為が甘みとモチっとした食感を強化してくれる。

2. おこわの基本

蒸し器で蒸しあげるおこわは、格別の美味しさだ。味わいはもちろんのこと、見た目にも温かみがあってよい。作り方はまず、もち米を十分浸水させ、濡れ布巾を敷いた蒸し器の中で蒸しておく。具材を炒め、調味料で煮含めたあとにもち米と合わせて、さらに蒸しあげる。

世界のおこわ

おこわは和風だけでなく、アジア風の味付けでも美味しくいただくことができる。例えば、干しエビの香りと干し椎茸の旨みをたっぷりと吸収したもち米が非常に旨い中華おこわは、有名な料理のひとつ。中華ちまきと呼ばれることもあり、竹の皮で包まれているものが定番だ。そのほか、ラオスなどはもち米を主食としているし、ベトナムではとうもろこし、あずき、ピーナッツなどを炊き込んだおこわが家庭の味として親しまれている。

3. 秋のおこわレシピ

きのことパンチェッタのおこわ

おこわに合うのは、和食材だけとは限らない。パンチェッタや厚切りのベーコンときのこは相性抜群。双方の旨みを吸ったもち米を蒸しあげると、なんともいえない美味しさになる。ピラフとはまた違った味わいがクセになる。仕上げにハーブをたっぷり混ぜ込むと、見た目にも映える。

さつまいもとバターのおこわ

ほっくり甘いさつまいもはおこわにもぴったり。いつもと少し変化をつけたい場合は、仕上げにバターを加えるとよい。さつまいもの場合は、具材を炒める必要はないのでもち米、ひとつまみの塩、酒と一緒に炊きあげるだけでOK。さつまいもはしっかりとアクを抜いておこう。

秋鮭の混ぜ込みおこわ

ベースはシンプルなおこわを炊いて、最後に具材を混ぜ合わせるのもおすすめ。秋鮭やサンマは混ぜ込みタイプのおこわにぴったり。魚類はこんがり焼きあげ、大ぶりにほぐしておく。おこわは針生姜をたっぷりと入れて、さつもいものおこわと同じように炊いておくとよい。

結論

家庭でおこわを炊く場合は、白米ともち米を半量ずつミックスしてもよい。とくに炊飯器で炊く場合はその方がうまくいくことが多い。上記のレシピ以外にも牛肉とゴボウ、鶏肉とじゃがいも、焼き明太子と高菜、しらすと枝豆など、ごはんに合う組み合わせはなんでもあり。季節の味覚を上手に活用して、おこわをもっと楽しもう。
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  • 公開日:

    2019年9月 9日

  • 更新日:

    2019年10月23日

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